講師紹介
《数学科》
上谷 大助 先生
上谷先生からのメッセージ
「これから出逢う君へ」
みなさん初めまして、数学科講師の上谷大助と申します。
私は学校教育機関(私立中高一貫校)で非常勤講師として10年、予備校講師として14年の経験を積んでまいりました。
特にここ数年間の予備校授業では医学部・薬学部に特化した指導をしてきております。
簡単に経歴を書いてはみましたが、大切なのはこの双方の教育機関の経験を通して私が学んだことを目の前の学生さんたちに日々どう還元しているかだと思います。
一言に数学の指導方法といっても目指す大学や科目の得意・不得意もありますし、何よりもみなさん自身の得意とする「脳のはたらかせ方」が違うので、私はクラスや集団・個別指導によってその指導方法は変えていますので千差万別です。(もっともほとんどの先生方がそうだと思いますが)
ここまで何千人もの生徒さんとの関わりの中で、性格がそれぞれみんな違うように同じことを教えても脳の動かせ方もまたみんな違うことを私は見てきました。
思考方法には人によっていわゆるクセ灯みないなものがあると私は捉えています。
1つ簡単な例を挙げておきますと、私が何か数式を見せたときに、脳がそれを知識として覚えようとする子、理解しようとする子、真偽を考え始める子というように、ここにも書ききれない実にたくさんの反応を生徒は私に見せてきてくれました。
私は脳科学者ではないのでどれが正しいとか良いとか述べているのではなく、私の役割はその生徒さんの脳がどういった反応をするクセをもっていて、それを修正するのではなく別の脳の反応パターンを付け加えて挙げることと脳の容量をふやしてあげることだと思っております。
では、そんな方法を実際に授業の中でどう実践しているかはそれこそ一言で申し上げることが難しいので、一度是非お会いしてお話ししたいものですが、遠方の方などご都合が悪い方には電話でもお答えしようと思っております。
最後に1つだけ付け加えさせていただきますと、ここまで述べてきた私の経験や授業で生徒さん(保護者様)を責任をもって担当するということの根底を成しているキーワードは『より添う』です。
生徒さんは勉強以外で実にたくさんの反応を我々にみせてきます。
学力が上がらない理由は勉強方法というよりも、むしろそれ以外のところの方が大きいことが多いかもしれません。
ですからその変化反応の多様な生徒さんを見守っていくには寄り添っていくことが必然的に必要だったわけです。
長くなってしまいましたが、これを読んでくださった受験生のみなさんが、いつか自分の夢をつかんでくれることを願っております。