講師紹介
《数学科》
河本 真一 先生
河本先生からのメッセージ
数学科講師の河本と申します。よろしくお願いします。
まず私事で申し訳ありませんが、娘がお世話になっている医師について、
「このお医者さん、すごい」と感じたことの話です。
娘は生まれてからの乳幼児検診で、医師からやや気になる点があるので、それをはっきりさせるために北里大学病院へ行くよう紹介されました。
一般的な赤ちゃんに比べ首のすわりが遅かったり、頭囲が大きいなどいくつかの事柄があり、検査後の医師からとある病名を告げられました。
ショックでした。
聞いたこともない病名で、娘はどうなってしまうのだろうと思い心の中で号泣していました。
しかし、担当の医師はその病気について詳しく説明をしてくれて、私と家内を一生懸命励ましてくれました。
病名を伝えるだけでなく、落ち込んでいる私たちを励ましてくれることに対して非常に感銘を受けました。
皆さんも医師になり患者さんに病名を知らせる際、当たり前のことかもしれませんが、それを言われた患者さんがどう感じるのかわかる医師になってもらいたいと思います。
ちなみにその医師には、現在も娘を看てもらっています。
そして数学についてです。
「数学の呼吸」なるものがあり、「壱ノ型」から「拾ノ型」まで出来ると得意になるなんていうものはありません。
地道にコツコツと勉強するしか方法はありません。
やる!と決めた問題集は何周もやってください。
3~5冊の本を1周ずつやるのではなく、1冊の本を極めましょう。
将来の自分の医師像を胸に、全力で勉強に励んでください。