講師紹介
《生物科》
成清 徹 先生
成清先生からのメッセージ
生物に時間をかけすぎてはいけない。
受験科目の中で、ある程度出来るようになるのに時間がかかる科目は、英数である。
厳しいことを言うと、受験で失敗するのは、“生物ができなかったから”ではなく、大半は“英数ができなかったから”である。しかも化学もあやしい。
生物選択者は、物理選択者と比較すると、性格はダントツにいいが、哀しいかな…明らかに数学が弱い。
生物は短期間で成績を伸ばしやすい科目である。
それゆえに後回し科目の代表となっている。
しかし、あえて自分は生物講師だが言う、「とにかく英数をやれ!」と、それができてからの生物なのである。
英数を主軸に、生物は短時間で済ませる訓練が必要である。
私立医学部受験の生物の学習において、必要な教材は
・学校の教科書 ?資料集(図説) ・一般の参考書 ・基礎から標準レベルの問題集・過去問
ごくごく普通のラインナップでいい。
あれがいい、これはダメとかはあまり気にしなくていい。
そんなことより、それをやるか、やらないかの方が大きい。
まずはとにかく教科書レベルの基礎知識を徹底的に習得し、基礎から標準レベルの問題集をまだ知識を覚えていなくても、すぐに演習し、演習しながら覚える。
はやく問題集を1冊終わらせ、苦手な分野は反復し、さらに課題が見つかれば、グラフ・計算問題の問題集や遺伝の問題集などで補強し、あとはひたすら過去問演習である。
過去問演習でまた課題が見つかれば、問題集での補強を行う。
本当にこれだけのことではあるのだが、やらざるを得ない環境でないとなかなか進まないものである。
そして気になるのは、過去問演習に取りかかる時期が遅い生徒が多い。
過去問は最高の問題集である。
それに気づいていない生徒が多い。
問題集ができるようになっても、過去問が解けなければ意味がないのである。
過去問演習に早く取り組んでいる受験生が勝つ可能性は、当たり前だが大きいよ。
君の中に眠っていた
まだやれる力を揺り起こせ!
君の学力はまだまだそんなものじゃない!