講師紹介
《英語科》
月村 成右 先生
月村先生からのメッセージ
TMPS医学館の英語教材の柱は3つある。
第1は文法教材である。
各々の言語には、それぞれに独自な言葉の使用規則がある。
こうした言葉の使用規則を学ぶのが文法学習である。
文法教材は文法分野の入試問題を誤りなく処理する解答力を培う。
たしかに、近年文法に特化した入試問題は減少しつつある。
しかし、豊かな文法知識は解答力の他に言葉の使用規則にそって配列された英語情報を正確かつ敏速につかみ取るいわゆる英語能の発達を促してくれるはずである。
第2は構文教材である。
英語には倒置構文、強調構文、省略構文といった日本語とは異なる情報構造がある。
こうした情報構造をすばやく感知する英語能を磨くのが構文教材の役割である。
近年、千語数を超える超長文の出題が急増する中で速読術に脚光が当てられている。
また、百語数を超える自由英作文を出題する大学も少なくない。
こうした今日的傾向に対応するには、英語の情報構造に対する深い理解が欠かせない。
構文教材は、こうした情報構造の深い理解とその運用を可能にしてくれるはずである。
第3は読解教材である。
読解教材には論理的読解とテーマ読解が含まれている。
前者は設問形式別の解法集にあたる。
医学部入試では、空所補充の出題が多く、しかも選択肢型、選択肢プール型、選択肢語形変化型、欠文補充型、文整序型など設問形式も多様である。
設問形式が変われば解法も変わる。
あるいは英文の読解方法さえも変えなければならない。
なにをどのように変えるのかを学ぶのが論理読解の教材である。
また、医学部入試には医療倫理、安楽死、偽薬といった医学部独自のテーマがある。
テーマが変わればそのテーマに固有の英単語の知識も不可欠となる。
テーマ読解の教材は、医学部独自のテーマにそった単語知識やテーマ知識の獲得を狙いとしている。
TMPS医学館の英語講師は、受験生と共に考え歩むことをモットーにしています。