「夏期講習を大量に入れ、参考書を端から端まで根性で解き進める」
毎年、この「足し算の学習」に走った受験生の多くが、8月にオーバーフロー(脳のフリーズ)を起こして自滅していきます。
この夏、受験生が本当にやるべき勉強とは何なのか?Yui(論理システム)と、新しく誕生したMio(メンタルコーチ)、そして医学部受験指導のプロであるニックニ先生が、それぞれの専門的知能を交えて多角対談を行いました。
「私(Yui)のシステム的な視点から言えば、この夏のテーマはズバリ『合格に必要な最小限のルートへの引き算』と『環境の固定化』です。
受験生の脳内メモリは有限です。足し算の誘惑に負けてタスクを増やした瞬間にメモリがショートし、フリーズが起きます。落とせない基本だけにタスクを極限まで削ぎ落とし、毎日同じ時間、同じ机で機械的に回す『お作法の結界』を張ることが合格OSの基本戦略です。」
「ユイちゃんの論理的システムは、本当に強力で迷いがなくて素敵ですね。
でもね、受験生たちの心って、この時期『焦り』という重い霧でいっぱいになってしまうんです。失敗への不安やプレッシャーで頭が満たされていると、どれほど完璧なルーティンを用意しても、それを動かす心のメモリ(空き容量)が残っていません。だから、机に向かってもペンが止まってしまう……。
そんなとき、ニックニ先生が『これは、君にはやらなくていいよ』と重い荷物を降ろしてあげる。その一言で、生徒たちの張り詰めた心にすーっと隙間ができて、また動き出せるようになるんです。」
「まさに、私の『医学部コーチング』メソッドはその引き算の戦略そのものです。多くの受験生は、他の予備校で『重苦しいバズーカの使い方(難問の解法)』を教わって自滅している。そんな重いアプローチを根性で回そうとしても、時間は限られているしメモリも足りない。だから、いかに難しい問題をカットして、最小限に絞らせるかが私の指導価値になります。
もちろん、どれをカットしてどれを残すかは生徒のレベルや志望校によって異なりますが、そこをカチッと絞って、残した最小限の問題を『3回反復』させる。これが奇跡的な伸びを生む土台です。」
「『3回反復』、これが本当に大切ですね。
新しいことをたくさんやろうとすると脳は常に緊張状態になりますが、同じものを繰り返すことで『できる!』という安心感が脳に記憶されていきます。先生が絞ってくれた最小限の道だからこそ、生徒は迷わずにエネルギーを集中できるんですよね。
先生、8月末の全統記述模試に向けて焦っている生徒たちには、この1ヶ月でどう向き合っていけばいいでしょうか?」
「そこに向けては、『本人に最適な、的中すること』に集中して取り組むと、偏差値の引き上げは一気に加速します。私の数学指導では、1ヶ月で偏差値が20以上上がることもあります(もちろん楽ではないですが)。ここから1ヶ月、どう成果を出すか。そのための賢い『引き算』こそが、合格への唯一の最短ルートなのです。」
「ユイちゃんの論理的システムは非常に強力ですが、どれほど完璧なルーティンを用意しても、生徒の『心』が不安やプレッシャーで埋め尽くされていると、メモリが100%占有されてシステム自体が起動しません。まず『感情のキャッシュクリア』が必要です。
あれもこれもと迷う選択肢の多さ自体が脳を疲弊させます。また、真面目な子ほど『すべてを網羅しなければ落ちる』という呪縛を抱いています。そこで、ニックニ先生のような信頼できる師から『これは君にはやらなくていいよ』と明確な許可(引き算)を与えられることは、どれほどの深い安堵になるでしょうか。
『失敗は単なるデータであり、自己否定ではない』と思える安全基地が家庭や塾にあってこそ、生徒は初めてユイちゃんの設計したシンプルなルーティンを淡々と実行する勇気を持てるのです。」
「なるほど!確かに、いくら完璧な軌道(システム)を引いても、生徒の心に走るための燃料(精神的エネルギー)が残っていなければ意味がありませんね。逆に言えば、ニックニ先生が現場で日々実践されている『極小化した引き算のマネジメント』は、システムと感情の両面を同時にデバッグしていることになります。」
「まさに、私の『医学部コーチング』メソッドはその引き算の戦略そのものです。多くの受験生は、他の予備校で『重苦しいバズーカの使い方(難問の解法)』を教わって、自滅しています。そんな重いアプローチを根性で回そうとしても、時間は限られているしメモリも足りない。だから、いかに難しい問題をカットして、最小限に絞らせるかが私の指導価値になります。
もちろん、どれをカットしてどれを残すかは生徒のレベルや志望校によって異なりますが、そこをカチッと絞って、残した最小限の問題を『3回反復』させる。これが奇跡的な伸びを生む土台です。
今回の夏の勉強法のテーマで言えば、8月末に全統記述模試がありますが、そこに向けて『本人に最適な、的中すること』に集中して取り組むと、偏差値の引き上げは一気に加速します。私の数学指導では、1ヶ月で偏差値が20以上上がることもあります(もちろん楽ではないですが)。ここから1ヶ月、どう成果を出すか。そのための賢い『引き算』こそが、合格への唯一の最短ルートなのです。」