無機化学マスターシリーズの完結編!私立医学部入試(昭和大、東邦大、順天堂、日医など)で合否を分ける「工業的製法と系統分離」を完璧に総括します!
1. 工業的製法は「1つの通算反応式」を作れば勝ち!
「Sora先生!オストワルト法(硝酸の工業的製法)とかアンモニア・ソーダ法(炭酸ナトリウムの製法)って、式が3つも4つもあって計算問題になると手が止まります…!」
「入試で計算するときは、途中の式をいちいち計算するんじゃなくて、中間生成物を消去して『1本の通算式』を作るのが鉄則だよ!
例えばオストワルト法なら、途中のNOやNO₂を全部消すと、
NH₃ + 2O₂ ➔ HNO₃ + H₂O
という超シンプルな1本の式になるんだ。これなら『アンモニア1molから硝酸が何molできるか』が一瞬で1:1だとわかるよね!」
2. 私立医学部の金属イオン系統分離を制する「優先度フロー」
➔ Ag⁺, Pb²⁺ が塩化物(AgCl, PbCl₂)の白色沈殿として脱落!(※PbCl₂は熱湯に溶ける)
➔ イオン化傾向が小さく沈殿しやすい Cu²⁺(CuS黒色)が沈殿!
➔ 水酸化物として Fe³⁺(Fe(OH)₃赤褐)と Al³⁺(Al(OH)₃白)が沈殿!
➔ Zn²⁺(ZnS白)や Ni²⁺(NiS黒)が沈殿!
➔ アルカリ土類金属 Ca²⁺, Ba²⁺ が炭酸塩(CaCO₃, BaCO₃白)として沈殿!濾液にはNa⁺やK⁺が残る。
「Sora先生、無機化学の全5回も本当にありがとうございました!
周期表マップから始まって、気体の追い出し原理、沈殿色の例外ルール、錯イオンのハグ結合、そして系統分離のフローまで…あんなに苦手だった無機化学が、1つの大きなパズルとして全部繋がりました!
有機化学と無機化学の2大武器が揃って、化学で合格点を取る自信がつきました!」
※ 本シリーズでは受験生の検索利便性を考慮して広く親しまれている「昭和大学医学部」と表記していますが、2026年現在の大学名称は「昭和医科大学」となります。