「公式を丸暗記して代入するだけ」で偏差値45に沈んでいたFくんのナマ話。
化学科A先生が授けた「ビーカー内スケッチ法」と、医学部化学の暗記を9割削ぎ落とす逆転開眼の記録
基本問題集は解けるのに、医学部の過去問に入った瞬間「どの公式を使えばいいかパニック」になり白紙連発だったFくん。化学科A先生の「公式集を鞄の奥底にしまえ。ビーカーの中の粒子をマンガで描け」という指導が、文字の霧を吹き飛ばし、化学を最大の得点源(本番8割5分)へと覚醒させた現場記録。
「講師とマンツーマンで答案の思考プロセスを解剖する現場」
「化学は数式処理ではない。目に見えない原子と電子のドラマだ」
医学部受験生に非常に多いのが、「公式を暗記して数値を代入するマシーン」になってしまう罠です。典型問題は解けても、医学部特有の実験考察や複雑な平衡問題になると、文字の羅列に溺れて手が出なくなります。
TMPS医学館には暗記の徹底を重んじる指導をはじめ、生徒の特性に合わせた多彩なプロ講師が在籍しています。今回ご紹介する化学科A先生は、丸暗記で行き詰まっていたFくんに対し「公式の暗記を一旦手放し、ビーカーの中で何が起きているかを白紙にスケッチさせる」という独自の視覚化アプローチを施し、初見の難問を理詰めのパズルに変えて見事な大逆転へと導きました。
第1章:公式集を抱え込み、偏差値45で溺れていた「代入マシーン」の悲劇
「セミナー化学や重要問題集の基本問題は解けるんです。でも、医学部の過去問になると問題文が何を言っているのか分からなくなって、どの公式を使えばいいのかパニックになるんです……」
TMPS医学館の個別指導ブースで、ノートを広げて頭を抱えていたFくん。模試での化学の偏差値は45。他の科目の足を完全に引っ張り、「化学アレルギー」を発症していました。
Fくんのノートを開くと、気体の状態方程式、緩衝液のpHの公式、化学平衡定数の式、無機化合物の沈殿の色、有機化合物の反応名が、カラフルなペンでビッシリと書き殴られていました。
① 「このパターンの問題には、この公式を代入する」と条件反射で記憶。
② しかし、医学部入試では「ピストンが自由に動く2室の容器」「2段階電離と緩衝作用の複合」など、公式一発では解けない設定が頻出。
③ 問題文の条件が少しひねられた瞬間に、どの公式を当てはめてよいか分からず沈没。
④ 「自分は頭が悪いから化学の計算ができない」と絶望し、さらに公式集を暗記しようとする悪循環。
文字の霧の中に迷い込み、肝心の「目の前で何が起きているか」が1ミリも見えていない状態でした。
第2章:個別ブースでの劇的開眼——「まず公式集を鞄の奥底にしまいなさい」
私立医学部の過去問、緩衝液と化学平衡の設問で完全に手が止まっていたFくんに、化学科A先生は静かにペンを置き、こう語りかけました。
Fくん、まずその『公式集』を鞄の奥底にしまいなさい。君が解けないのは公式を忘れたからじゃない。『ビーカーの中で誰と誰が戦っているのか』を1ミリも見ていないからだよ。」
ほら、この白紙の計算用紙に、今ビーカーの中にいるやつらを全員、絵で描いてごらん。
水素イオン(H⁺)は何個いる? 酢酸イオンは何個? そこに塩酸という『暴れん坊のH⁺』をドバッと放り込んだら、誰が一番最初に誰に飛びつく?」
難解な日本語の定義なんてどうでもいい。粒子たちはただ『居心地の良い安定な状態』に戻ろうとして押し引きしているだけなんだよ。
公式なんてものはね、その粒子の綱引きの決着を『後から数字でメモした結果』に過ぎないんだ。
ほら、ビーカーの絵を描いて、減った分と増えた分を矢印で結んでごらん。公式なんか使わなくても、小学生の足し算引き算で勝手に式が立ってしまうだろう?」
……あ! ほんとだ! 酢酸分子が増えて、酢酸イオンが減ったから……比率がこうなって……解けました! 公式を覚えていなくても一瞬で立式できました……!」
何千個も暗記するな。『ビーカーの中のドラマをスケッチする眼』を養いなさい。それができた時、医学部のどんな初見問題もただのパズルになるから。」
この日を境に、Fくんの勉強机から「分厚い公式集」が消えました。代わりに増えたのは、問題用紙の余白に描かれた無数の「ビーカーのスケッチ」と「電子のキャッチボールの矢印」でした。
第3章:指導陣・AI社員カンファレンス——「なぜスケッチを描くと暗記が9割消えるのか?」
Fくんの劇的な成績上昇を受け、TMPS指導陣とAI社員チームでその指導効果を多角的に分析しました。
「理系志望で一番多い悲劇が、『化学を数学のように数式だけで処理しようとする』ことですね。Fくんの答案を見た時、文字の霧の中に迷い込んで、現実に何が起きているか全く見えていませんでした。」
「僕も理系出身だからもの凄く共感できます! 平衡定数の式や気体の法則など、形だけ覚えて数値をぶち込もうとする生徒が本当に多い。でも医学部の入試は『コックを開いて2室を連結した』とか、現象がリアルに動きます。ビーカーの中の粒子を空間的にイメージできないと確実に詰むんですよね。」
「そこでA先生の『ビーカー内の粒子をスケッチしろ』というアプローチが鮮やかに刺さりましたね。Fくんが変なプライドを捨てて、子どものように素直に粒子の綱引きを描き始めた瞬間、視界の霧が一気に晴れました。」
「無機や有機の指導も素晴らしかったよね!『色や沈殿を呪文のように丸暗記するな、電子の偏りを見ろ』って。理由が分かると、暗記じゃなくて『そうなるしかない必然のストーリー』に見えてくるの。Fくん、秋には『化学の時間が一番楽しい』って最高の笑顔になってたんだよ!」
「その結果、かつて一番の足手まといだった化学が本番で8割5分を記録し、見事私立医学部の合格を果たしました。分厚い氷のように固まっていた苦手意識が一気に溶け去った見事な逆転劇でした。」
第4章:Fくんが化学を最大の武器に変えた「A先生の4段階指導法」
化学の偏差値を45から一気に引き上げ、医学部本番で8割超えを達成した指導ステップの全貌です。
公式代入を即時封印・粒子スケッチの義務化
公式集をしまい、白紙に「ビーカーの中にいる粒子」を描かせる。誰が何個いて、何が追加されたのかを目で見て把握する習慣を徹底します。
「ルシャトリエ」を粒子の居心地として直感理解
難解な文章定義を捨て、「混雑した部屋から空いている部屋へ移動する」ような粒子の安定化反応として理解。小学生の足し引きで立式できるようにします。
無機・有機を「周期表と電子の偏り」から演繹
何百個もの反応式や沈殿色を丸暗記するのをやめ、「電気陰性度」と「電子の綱引き」から『なぜその反応が起きるのか』を理詰めで導く回路を完成させます。
私立医の長文・実験考察問題をパズル化
見たこともない実験装置やグラフが出題されても動じず、現象をミクロな視点で図式化して設問の意図を瞬時に見抜く実践力を養います。
あなたの化学が伸び悩む3大危険サイン(セルフ診断)
数式処理に偏り、現象が見えていない証拠です。設定を少し変えられただけで立式不能になります。
公式を「パターン暗記」している典型例です。粒子の増減をスケッチする訓練が必要です。
脳の記憶容量がパンクする原因です。電子の移動理由を理解すれば暗記量は劇的に減ります。
医学部化学に関するよくあるご質問(FAQ)
Q. 計算が苦手で、化学のモル計算や化学平衡の計算でいつも時間が足りなくなります。
A. 計算が遅い原因の多くは「計算力不足」ではなく、「途中で何回も同じ数値を計算している」「不要な割り算を早くやりすぎている」という立式の段取りにあります。粒子のスケッチによって全体の比率を先に整理すると、約分が一瞬で終わり、計算時間は半分以下になります。
Q. 無機・有機の暗記量が多すぎて頭に入りません。効率的な覚え方はありますか?
A. 暗記量を減らす唯一の方法は「周期表の原理(電子配置と電気陰性度)」に立ち返ることです。例えば酸化還元反応なら「誰が電子を欲しがっているか」を理解すれば、半反応式は暗記せずその場で数秒で作れます。丸暗記を捨て、理屈で導く楽しさを体感してください。
Q. 私立医学部特有の長いリード文の実験考察問題が全く解けません。
A. 長文問題の正体は「見た目だけ物々しい標準問題」です。問題文を読みながら、実験操作ごとにビーカーのイラストを横に描いていくと、出題者が何を調べようとしているのかが明白になります。TMPSの個別指導では、この「初見実験の読み解きフロー」を徹底的にトレーニングします。
公式を暗記するだけの化学から、
現象をスケッチする「本物の化学」へ。
普段使っている化学のノートや、解けなかった模試・過去問の答案をそのままTMPS医学館へお持ちください。
化学科講師とニックニ先生が、あなたの答案から「つまずきの根本原因」を見抜き、暗記量を9割減らして医学部化学で8割を突破する個別処方箋をお渡しします。
※オンライン(Zoom)での答案診断・個別指導体験も受け付けております。