令和6年度 一般選抜試験問題
理 科(120分) / 化 学(問題冊子全文)
試験開始の指示があるまで、この問題冊子の中を見てはいけません。
| 出題科目 | ページ | 解答方法 |
|---|---|---|
| 物 理 | 4 〜 19 | 左の3科目のうち2科目を解答しなさい。 解答時間の配分は自由です。 |
| 化 学 | 20 〜 41 | |
| 生 物 | 42 〜 67 |
I 注意事項
- ページの脱落や重複、印刷の不鮮明な箇所があった場合には、直ちに手を挙げて監督者に知らせなさい。
- 受験番号および解答は必ず解答用紙の所定の欄に記入しなさい。
- この問題冊子の余白は適宜利用してもかまいません。
- 質問、中途退室など用件のある場合は、手を挙げて知らせなさい。
- 退室時は、問題冊子は閉じ、解答用紙は裏返しにしなさい。
- 試験に関わるすべての用紙は、持ち帰ることはできません。
II 解答上の注意
1 「解答上の注意」が、裏表紙に記載してあるので、この問題冊子を裏返して必ず読むこと。ただし、問題冊子を開いてはいけません。
裏表紙:解答上の注意
- 解答はすべて解答用紙の解答番号に対応した解答欄にマークしてください。
10 と表示のある問いに対して(例1)③と解答する場合は、解答番号 10 の ③ にマークしてください。
(例2)②と⑦を解答する場合は、解答番号 10 の ② と ⑦ にマークしてください。(複数解答の場合)
- 解答用紙に正しく記入・マークされていない場合は、採点できないことがあります。特に、解答用紙の受験番号欄に正しくマークされていない場合は、その科目は0点となります。
化 学 (解答はすべて解答用紙に記入すること)
必要があれば、以下の原子量、定数を使うこと。
$\text{H}: 1.00 \quad \text{C}: 12.0 \quad \text{N}: 14.0 \quad \text{O}: 16.0 \quad \text{F}: 19.0 \quad \text{S}: 32.0$
気体はすべて理想気体として扱うものとする。
解答番号 1 〜 25 スピードチェック一覧
第1問(解答番号 1〜8)
岩手医科大学の化学は全25マークのスピード勝負!第1問の基本〜標準問題を落とさず、素早く通過する思考プロセスを1問ずつ解説するよ!
次の問い(問1〜8)に答えよ。〔解答番号 1 〜 8〕
問1 元素名と単体の物質名とは、同じ名称でよばれることが多い。次の記述(ア〜エ)中の下線部が元素名ではなく、単体の物質名を表している記述のみが選択されている組合せはどれか。最も適当なものを、後の①〜⑥のうちから一つ選べ。 1
- ア 食塩水にはナトリウムが含まれている。
- イ 地殻中では、酸素に次いでケイ素の含有率(質量パーセント)が高い。
- ウ 地表付近の大気中では、窒素に次いで酸素の含有率(体積パーセント)が高い。
- エ 電極に炭素を用いて硫酸銅(II)水溶液を電気分解すると、陽極では無色の気体が発生し、陰極では金属が析出する。
【第1問 問1 解答・解説】
解答 [1]:⑥(ウ、エ)「単体」なのか「元素(化合物やイオンの構成成分)」なのかを見分けるには、「具体的な化学式($\text{O}_2$、$\text{N}_2$、$\text{C}$ など)に置き換えて、その物質の性質(気体、金属、導電性など)が成り立つか」を考えるのが鉄則です!
- × ア(元素): 食塩水($\text{NaCl}$ 水溶液)中ではナトリウムイオン $\text{Na}^+$ として存在しています。もし単体の金属ナトリウム $\text{Na}$ が入っていたら水と爆発的に反応してしまいます。
- × イ(元素): 地殻中の岩石や砂は、主に二酸化ケイ素($\text{SiO}_2$)やケイ酸塩などの化合物として存在しており、構成成分(元素)としての割合を指しています。
- ○ ウ(単体): 大気(空気)は、窒素分子 $\text{N}_2$(約 $78\%$)や酸素分子 $\text{O}_2$(約 $21\%$)という気体の単体の混合物です。
- ○ エ(単体): 電気分解の電極として実際に使っている黒鉛(グラファイト)などの炭素の単体 $\text{C}$ を指しています。
問2 次の同位体に関する文中の空欄 A および B にあてはまる記述(ア〜エ)の組合せとして最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。 2
原子には、原子番号が同じでも、原子核中に含まれる中性子の数が異なる原子が存在することがあり、このような原子どうしを互いに同位体(アイソトープ)であるという。同位体どうしは、A ので B である。
- ア 原子の質量と化学的性質とがともに全く同じである
- イ 原子の質量は異なるが、化学的性質はほとんど同じである
- ウ 同じ原子であり、同じ種類の元素
- エ 異なる原子であるが、同じ種類の元素
| A | B | |
|---|---|---|
| ① | ア | ウ |
| ② | ア | エ |
| ③ | イ | ウ |
| ④ | イ | エ |
【第1問 問2 解答・解説】
解答 [2]:④(A:イ、B:エ)- 空欄 A について: 同位体(例:$^1\text{H}$、$^2\text{H}$、$^3\text{H}$)は、陽子の数(=原子番号)と電子の数が同じですが、中性子の数が異なるため質量数(原子の質量)が異なります。一方、最外殻電子の配置が同じなので化学的性質はほとんど同じです。よって イ が入ります。
- 空欄 B について: 中性子の数が違うため粒子としては「異なる原子」ですが、原子番号(陽子数)が同じグループに属するため「同じ種類の元素」です。よって エ が入ります。
問3 次の元素の周期表に関する文中の空欄 ア および イ にあてはまる数値や語句の組合せとして最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。 3
元素の周期律にもとづいて、元素を原子番号の順に並べ、性質の似た元素が縦に並ぶように配列した表を、元素の周期表という。元素の周期表の横の行を周期といい、各周期に配置される元素の数は第1周期では2、第2周期では8、第3周期では8、第4周期では ア である。また、元素の周期表の縦の列を族といい、第4周期の11族に配置される元素が銅、第5周期の11族に配置される元素が銀である。これらのことと、銅原子 $\text{Cu}$ の電子配置がK殻に2個、L殻に8個、M殻に18個、N殻に1個であることから、銀原子 $\text{Ag}$ の最外殻電子が イ 殻に存在する。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 8 | N |
| ② | 18 | N |
| ③ | 8 | O |
| ④ | 18 | O |
【第1問 問3 解答・解説】
解答 [3]:④(ア:18、イ:O)- 空欄 ア について: 第4周期($\text{K}$ 〜 $\text{Kr}$)からは、典型元素(8個)に加えて3族〜12族の遷移元素(10個)が入るため、配置される元素の数は $8 + 10 = \mathbf{18}$ 個になります。
- 空欄 イ について: 電子殻は内側から順に第1周期=K殻、第2周期=L殻、第3周期=M殻、第4周期=N殻、第5周期=O殻 に対応します。第4周期の銅($\text{Cu}$)の最外殻がN殻なので、その1つ下の第5周期である銀($\text{Ag}$)の最外殻電子は O殻 に存在します。
問4 次の定数や数値(ア〜エ)のうち、温度が上昇または低下しても、その値が正確に一定に保たれるものはいくつあるか。その数として最も適当なものを、後の①〜⑤のうちから一つ選べ。 4
- ア アボガドロ定数 $[\text{/mol}]$
- イ 気体定数 $[\text{Pa}\cdot\text{L/(K}\cdot\text{mol)}]$
- ウ 五酸化二窒素 $\text{N}_2\text{O}_5$ の分解反応の反応速度が、$v = k[\text{N}_2\text{O}_5]$ で表されるときの反応速度定数 $k\text{ [/s]}$
- エ 純水の $\text{pH}$
【第1問 問4 解答・解説】
解答 [4]:②(2個)物理・化学の基本定数(普遍定数)か、それとも温度に依存して変化する値かを判定します。
- ○ ア(一定): アボガドロ定数 $N_{\text{A}}$($1\text{ mol}$ あたりの粒子数 $= 6.02 \times 10^{23}\text{ /mol}$)は定義された普遍定数なので、温度によらず一定です。
- ○ イ(一定): 気体定数 $R$($= 8.31 \times 10^3\text{ Pa}\cdot\text{L/(K}\cdot\text{mol)}$)も普遍定数であり、温度が変化しても値は一定です。
- × ウ(変化する): 反応速度定数 $k$ は、温度が高くなると熱運動が激しくなり急激に大きくなる値です(温度に依存します)。
- × エ(変化する): 水の電離($\text{H}_2\text{O} \rightleftarrows \text{H}^+ + \text{OH}^-$)は吸熱反応なので、温度が上昇すると電離平衡が右へ移動し、水のイオン積 $K_{\text{w}}$ が大きくなります。すると純水中の $[\text{H}^+] = \sqrt{K_{\text{w}}}$ も大きくなるため、純水の $\text{pH}$ は $7$ より小さくなります($25^\circ\text{C}$ のときだけ $\text{pH} = 7$)。
したがって、温度によらず一定に保たれるのは ア と イ の 2つ(②) です。
問5 温度と容積を自由に変化させることができる密閉容器を真空状態になるまで排気した後、ある物質量のネオンを封入した。次の(1)および(2)の関係が正しく示されているグラフの組合せとして最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。 5
(1) 温度一定の条件における、気体の圧力 $[\text{Pa}]$ と気体の密度 $[\text{g/L}]$ との関係
(2) 体積一定の条件における、気体の温度 $[\text{K}]$ と気体の密度 $[\text{g/L}]$ との関係
| (1) | (2) | |
|---|---|---|
| ① | ア | ウ |
| ② | ア | エ |
| ③ | イ | ウ |
| ④ | イ | エ |
【第1問 問5 解答・解説】
解答 [5]:②((1):ア、(2):エ)密閉容器内に封入されたネオンの質量を $w\text{ [g]}$、体積を $V\text{ [L]}$、モル質量を $M\text{ [g/mol]}$ とすると、密度 $d\text{ [g/L]}$ は $d = \dfrac{w}{V}$ です。
問6 金属結晶は、金属元素の原子が金属結合によって規則正しく配列してできている。単一元素の原子から構成される金属結晶の原子配列は、結晶格子A、結晶格子B、結晶格子Cのいずれかをもつ構造になることが多い。次の図1は3種類の結晶構造について、結晶格子の面で球体の構成粒子を切断した結晶格子の模型である。この図に示された結晶格子に関する記述として誤りを含むものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。ただし、模型にはすべて等しい半径の球を用い、それらが最も近い距離に配置している球どうしで互いに接触しているものとする。 6
図 1
- ① Aは面心立方格子、Bは六方最密構造、Cは体心立方格子とよばれる結晶格子である。
- ② AとBの配位数(1つの粒子に最も近い他の粒子の数)は12、Cの配位数は8である。
- ③ Aの単位格子には4個、Bの単位格子には6個、Cの単位格子には2個の原子がそれぞれ含まれる。
- ④ AとBの構造は、同じ半径の球を最も密に配列させた構造(最密構造)である。
【第1問 問6 解答・解説】
解答 [6]:③六方最密構造(B)の「図に示された六角柱全体」と「単位格子(四角柱)」の違いを突いた超重要ひっかけ問題です!
- ○ ①(正しい): 図1の通り、Aは面心立方格子、Bは六方最密構造、Cは体心立方格子です。
- ○ ②(正しい): 最密構造であるA(面心立方格子)とB(六方最密構造)の配位数はともに 12、C(体心立方格子)の配位数は 8 です。
- × ③(誤り):
- A(面心立方格子)の単位格子中の原子数:$\dfrac{1}{8}\times 8\text{(頂点)} + \dfrac{1}{2}\times 6\text{(面心)} = \mathbf{4\text{ 個}}$(正しい)
- C(体心立方格子)の単位格子中の原子数:$\dfrac{1}{8}\times 8\text{(頂点)} + 1\text{(体心)} = \mathbf{2\text{ 個}}$(正しい)
- B(六方最密構造)について:図1のBに描かれている正六角柱の中には確かに $6\text{ 個}$ の原子が含まれていますが、この正六角柱は単位格子が3個集まったものです!六方最密構造の本来の単位格子(底面がひし形の四角柱)に含まれる原子数は $2\text{ 個}$ です。したがって「Bの単位格子には6個」という記述が誤りです。
- ○ ④(正しい): A(面心立方格子=立方最密構造)とB(六方最密構造)は、ともに充填率 $74\%$($\dfrac{\sqrt{2}\pi}{6}$)の最密構造です。
問7 次の記述(アとイ)について、下線部の電子、分子、または原子の物質量 $[\text{mol}]$ の大小関係が正しく表されている数式として最も適当なものを、後の①〜③のうちから一つ選べ。 7
- ア $31.6^\circ\text{C}$、$1.013 \times 10^5\text{ Pa}$ で $15.0\text{ L}$ を占めるヘリウムに含まれる電子
- イ $1.08 \times 10^{24}$ 個の水素原子を含むアンモニア分子
【第1問 問7 解答・解説】
解答 [7]:①($\text{ア} > \text{イ}$)表紙の定数一覧にある「$31.6^\circ\text{C}$、$1.013 \times 10^5\text{ Pa}$ における気体のモル体積 $= 25.0\text{ L/mol}$」と「アボガドロ定数 $N_{\text{A}} = 6.0 \times 10^{23}\text{ /mol}$」を使って、アとイの物質量 $[\text{mol}]$ をそれぞれ計算します。
1. ヘリウム分子(単原子分子 $\text{He}$)の物質量:
$$n(\text{He}) = \frac{15.0\text{ L}}{25.0\text{ L/mol}} = 0.60\text{ mol}$$
2. ヘリウム(原子番号2)1個の中には $2\text{ 個}$ の電子 が含まれるので、電子の物質量は:
$$\text{ア} = 0.60\text{ mol} \times 2 = \mathbf{1.2\text{ mol}}$$
1. 水素原子($\text{H}$)の物質量:
$$n(\text{H}) = \frac{1.08 \times 10^{24}\text{ 個}}{6.0 \times 10^{23}\text{ /mol}} = 1.8\text{ mol}$$
2. アンモニア分子 $\text{NH}_3$ 1個には水素原子が3個含まれるので、アンモニア分子の物質量は $\dfrac{1}{3}$ 倍になります:
$$\text{イ} = \frac{1.8\text{ mol}}{3} = \mathbf{0.60\text{ mol}}$$
よって、$\text{ア }(1.2\text{ mol}) > \text{イ }(0.60\text{ mol})$ となり、① が正解です。
問8 化学変化(ア〜エ)のうち、下線を引いた物質がいずれも還元剤として働いている反応の組合せはどれか。最も適当なものを、後の①〜⑥のうちから一つ選べ。 8
- ア $\underline{\text{H}_2\text{S}} + \text{Ba(OH)}_2 \longrightarrow \text{BaS} + 2\text{H}_2\text{O}$
- イ $\text{K}_2\text{Cr}_2\text{O}_7 + 2\underline{\text{KOH}} \longrightarrow 2\text{K}_2\text{CrO}_4 + \text{H}_2\text{O}$
- ウ $2\text{KMnO}_4 + 5\underline{\text{SO}_2} + 2\text{H}_2\text{O} \longrightarrow \text{K}_2\text{SO}_4 + 2\text{MnSO}_4 + 2\text{H}_2\text{SO}_4$
- エ $2\underline{\text{KI}} + \text{O}_3 + \text{H}_2\text{O} \longrightarrow \text{O}_2 + \text{I}_2 + 2\text{KOH}$
【第1問 問8 解答・解説】
解答 [8]:⑥(ウ、エ)「還元剤として働く」とは、相手を還元し、自分自身の酸化数が増加する(酸化される)物質のことです。
- × ア(中和反応): $\text{H}_2\text{S}$ の $\text{S}$ の酸化数は $-2 \rightarrow -2$($\text{BaS}$)で変化していません。これは酸と塩基の中和反応であり、酸化還元反応ではありません。
- × イ(酸化還元ではない): ニクロム酸イオン $\text{Cr}_2\text{O}_7^{2-}$($\text{Cr}$ の酸化数 $+6$)が塩基性でクロム酸イオン $\text{CrO}_4^{2-}$($\text{Cr}$ の酸化数 $+6$)に変わる反応であり、どの原子の酸化数も変化していません。
- ○ ウ(還元剤): $\text{SO}_2$($\text{S}$ の酸化数 $+4$)が、反応後に $\text{SO}_4^{2-}$($\text{S}$ の酸化数 $+6$)へと酸化数が増加しています。したがって $\text{SO}_2$ は還元剤として働いています。
- ○ エ(還元剤): $\text{KI}$ 中の $\text{I}^-$($\text{I}$ の酸化数 $-1$)が、オゾン $\text{O}_3$ によって酸化され、単体の $\text{I}_2$($\text{I}$ の酸化数 $0$)へと酸化数が増加しています。したがって $\text{KI}$ は還元剤として働いています。
第2問(解答番号 9〜16)
第2問は理論・無機の重要テーマ!計算の途中式を1行も飛ばさずに確認しよう!
次の問い(問1〜8)に答えよ。〔解答番号 9 〜 16〕
問1 水に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 9
- ア 大気圧下で形成させた固体結晶では、1個の水分子は規則正しく配列した他の4個の水分子と水素結合によって引き合っている。
- イ 雲は、分散質である気体状態の空気中に、分散媒である液体あるいは固体状態の水が分散しているコロイドである。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問1 解答・解説】
解答 [9]:②(ア:正、イ:誤)- ○ ア(正): 氷(水の固体結晶)では、中心の1個の水分子が正四面体の頂点方向に位置する他の4個の水分子と水素結合を作り、すき間の多い立体網目構造をとっています。
- × イ(誤): 「分散媒」と「分散質」という言葉が逆になっています!
・分散媒(溶媒にあたる周囲の空間): 気体状態の空気
・分散質(溶質にあたる細かい粒子): 液体(水滴)あるいは固体(氷の粒)状態の水
雲や霧は、気体(分散媒)の中に液体や固体(分散質)が分散したコロイド(エアロゾル)です。
問2 炭素の単体に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 10
- ア 電気伝導性をもつ同素体が存在する。
- イ フラーレン $\text{C}_{60}$ には電気伝導性がない。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問2 解答・解説】
解答 [10]:①(ア:正、イ:正)- ○ ア(正): 炭素の同素体(ダイヤモンド、黒鉛、フラーレン、カーボンナノチューブ)のうち、黒鉛(グラファイト)やカーボンナノチューブ(構造による)は不対電子が自由に動けるため電気伝導性をもっています。
- ○ イ(正): フラーレン $\text{C}_{60}$ は炭素原子60個からなる球状分子であり、その結晶は分子間力で集まった分子結晶です。分子間で電子が自由に移動できないため、単体のフラーレン $\text{C}_{60}$ には電気伝導性がありません(絶縁体・半導体)。
問3 窒素の酸化物に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 11
- ア $\text{NO}_x$ と総称され、硫黄の酸化物とともに酸性雨の原因物質になる。
- イ 二酸化窒素は無色の気体である。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問3 解答・解説】
解答 [11]:②(ア:正、イ:誤)- ○ ア(正): 一酸化窒素 $\text{NO}$ や二酸化窒素 $\text{NO}_2$ などの窒素酸化物は $\text{NO}_x$(ノックス)と総称され、大気中で硝酸 $\text{HNO}_3$ などに変化するため、硫黄酸化物($\text{SO}_x$)とともに酸性雨や光化学スモッグの原因物質になります。
- × イ(誤): 二酸化窒素($\text{NO}_2$)は赤褐色の刺激臭のある気体です。(無色の気体は一酸化窒素 $\text{NO}$ や四酸化二窒素 $\text{N}_2\text{O}_4$ です)
問4 塩酸に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 12
- ア 希塩酸は混合物に、濃塩酸は純物質に分類される。
- イ 銀イオン、アルミニウムイオン、カルシウムイオンを含む水溶液に塩酸を加えても沈殿は生成しない。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問4 解答・解説】
解答 [12]:④(ア:誤、イ:誤)- × ア(誤): 「塩酸」とは気体の塩化水素($\text{HCl}$:純物質)を水($\text{H}_2\text{O}$)に溶かした水溶液のことです。したがって、希塩酸であろうと濃塩酸(質量パーセント濃度 約 $37\%$)であろうと、水と塩化水素が混ざった混合物に分類されます。
- × イ(誤): 塩酸($\text{Cl}^-$)を加えると、銀イオン $\text{Ag}^+$ と反応して塩化銀($\text{AgCl}$)の白色沈殿が生成します($\text{Ag}^+ + \text{Cl}^- \rightarrow \text{AgCl}\downarrow$)。
問5 カルシウムの化合物に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 13
- ア 水酸化カルシウムは消石灰ともよばれ、その水溶液は石灰水ともよばれる。
- イ 炭酸カルシウムは大理石などとして天然に多量に存在する。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問5 解答・解説】
解答 [13]:①(ア:正、イ:正)- ○ ア(正): 水酸化カルシウム $\text{Ca(OH)}_2$ の慣用名は消石灰であり、その飽和水溶液は石灰水とよばれます。(酸化カルシウム $\text{CaO}$ は生石灰)
- ○ イ(正): 炭酸カルシウム $\text{CaCO}_3$ は、石灰石、大理石、方解石、貝殻、サンゴなどとして天然に多量に存在します。
問6 アルミニウムに関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 14
- ア アルミニウムの単体は強塩基の水溶液と反応し気体を発生する。
- イ アルミニウムの単体は鉱石のボーキサイトから製造される。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問6 解答・解説】
解答 [14]:①(ア:正、イ:正)- ○ ア(正): アルミニウム $\text{Al}$ は両性金属($\text{Al}, \text{Zn}, \text{Sn}, \text{Pb}$)であるため、酸だけでなく強塩基($\text{NaOH}$ 水溶液など)とも反応して水素ガス($\text{H}_2$)を発生します。
反応式:$2\text{Al} + 2\text{NaOH} + 6\text{H}_2\text{O} \rightarrow 2\text{Na}[\text{Al(OH)}_4] + 3\text{H}_2\uparrow$ - ○ イ(正): アルミニウムの原料鉱石であるボーキサイト(主成分 $\text{Al}_2\text{O}_3\cdot n\text{H}_2\text{O}$)から純粋なアルミナ($\text{Al}_2\text{O}_3$)を取り出し、氷晶石に溶かして溶融塩電解(ホール・エルー法)することで単体の $\text{Al}$ が製造されます。
問7 金に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 15
- ア すべての金属の中で、展性・延性に最も優れている。
- イ 硝酸や熱濃硫酸とは反応しないが、濃硝酸と濃硫酸との混合物には酸化されて溶ける。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第2問 問7 解答・解説】
解答 [15]:②(ア:正、イ:誤)- ○ ア(正): 金($\text{Au}$)はすべての金属の中で展性(薄く広がる性質)・延性(細長く伸びる性質)が最も大きく、金箔などに加工されます。(※ちなみに電気伝導性・熱伝導性が最も大きいのは銀 $\text{Ag}$ です)
- × イ(誤): 金や白金を溶かす「王水」は、濃硝酸と濃塩酸を体積比 $1:3$ で混合したものです!「濃硝酸と濃硫酸との混合物(混酸)」には溶けません。ひっかからないように注意しましょう。
問8 次の実験操作(アとイ)によって発生する気体の性質が、下の記述(a〜c)のすべてに該当するものはどれか。最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。 16
- ア 酸化マンガン(IV)を濃塩酸とともに加熱する。
- イ 亜硫酸水素ナトリウムに希硫酸を加える。
- a 無色であるが、刺激臭をもつ。
- b 水に溶けるとその水溶液が弱い酸性を示す。
- c 還元作用をもつので、紙や繊維などの漂白に用いられる。
【第2問 問8 解答・解説】
解答 [16]:②(イ)$\text{MnO}_2 + 4\text{HCl} \xrightarrow{\text{加熱}} \text{MnCl}_2 + 2\text{H}_2\text{O} + \mathbf{\text{Cl}_2\uparrow}$
塩素 $\text{Cl}_2$ は黄緑色の刺激臭のある気体であり、強い酸化作用によって漂白します。したがって a(無色)や c(還元作用による漂白)に該当しません。
$\text{NaHSO}_3 + \text{H}_2\text{SO}_4 \longrightarrow \text{NaHSO}_4 + \text{H}_2\text{O} + \mathbf{\text{SO}_2\uparrow}$(弱酸の遊離)
二酸化硫黄 $\text{SO}_2$ は、(a) 無色・刺激臭の気体で、(b) 水に溶けて亜硫酸($\text{H}_2\text{SO}_3$)となり弱い酸性を示し、(c) 還元作用をもつため羊毛や紙・繊維などの還元漂白に用いられます。すべてに該当するため ②(イ) が正解です!
第3問(解答番号 17〜25)
第3問の有機・高分子まで一気に完走しよう!構造決定や計算の急所を丁寧に図解したよ!
次の問い(問1〜6)に答えよ。〔解答番号 17 〜 25〕
問1 次の6種類の有機化合物について、下の a〜d の記述に該当する化合物の数として最も適当なものを、後の①〜⑦のうちからそれぞれ一つずつ選べ。同じ番号を複数回選んでもよい。
- a 窒素原子を含む。 17
- b 分子内にカルボキシ基をもつ。 18
- c 分子内にビニル基をもつ。 19
- d 分子内にアルデヒド基(ホルミル基)をもつ。 20
【第3問 問1 解答・解説】
まず、与えられた6種類の化合物の構造と特徴を整理します:
- a 窒素原子($\text{N}$)を含むもの 17:
アミラーゼ(タンパク質)、塩化ベンゼンジアゾニウム、グリシン(アミノ酸) の 3個(③) です。 - b 分子内にカルボキシ基($-\text{COOH}$)をもつもの 18:
アミラーゼ(タンパク質のC末端や酸性アミノ酸側鎖)、グリシン の 2個(②) です。 - c 分子内にビニル基($-\text{CH}=\text{CH}_2$)をもつもの 19:
スチレン のみの 1個(①) です。 - d 分子内にアルデヒド基(ホルミル基 $-\text{CHO}$)をもつもの 20:
ガラクトース(鎖状構造) と ギ酸エチル($\text{H}-\text{CO}-\text{OC}_2\text{H}_5$) の 2個(②) です。
※ギ酸およびギ酸エステルは、分子内にホルミル基($-\text{CHO}$)の構造をもつため還元性を示すことが入試の最頻出ポイントです!
問2 炭化水素に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 21
- ア 分子式が $\text{C}_n\text{H}_{2n-2}$ で表される炭化水素はアルキンまたはシクロアルケンのみである。
- イ プロパン $1\text{ mol}$ を完全燃焼させるためには $5\text{ mol}$ の酸素が必要である。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第3問 問2 解答・解説】
解答 [21]:③(ア:誤、イ:正)- × ア(誤): 一般式 $\text{C}_n\text{H}_{2n-2}$ は「不飽和度が $2$」の炭化水素を表します。これには三重結合を1つもつ「アルキン」、環1つと二重結合1つをもつ「シクロアルケン」だけでなく、二重結合を2つもつ鎖状炭化水素「アルカジエン(ジエン)」(例:1,3-ブタジエン $\text{CH}_2=\text{CH}-\text{CH}=\text{CH}_2$)や、環を2つもつ炭化水素なども含まれます。したがって「のみである」は誤りです。
- ○ イ(正): プロパン($\text{C}_3\text{H}_8$)の完全燃焼の化学反応式を書くと、
$$\text{C}_3\text{H}_8 + \mathbf{5}\text{O}_2 \longrightarrow 3\text{CO}_2 + 4\text{H}_2\text{O}$$ となるため、プロパン $1\text{ mol}$ に対して酸素は $5\text{ mol}$ 必要です。
問3 次の炭化水素の反応によって生成する化合物に関する文中の空欄 ア と イ にあてはまる数値の組合せとして最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。 22
分子式が $\text{C}_4\text{H}_6$ で示されるアルキンには ア 種類の構造異性体が存在する。また、$\text{C}_4\text{H}_6$ のアルキンに1分子の臭化水素 $\text{HBr}$ を付加させたときに生じる分子式が $\text{C}_4\text{H}_7\text{Br}$ で示される化合物には、幾何異性体(シス-トランス異性体)を含め イ 種類の構造が考えられる。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 2 | 5 |
| ② | 2 | 6 |
| ③ | 3 | 5 |
| ④ | 3 | 6 |
【第3問 問3 解答・解説】
解答 [22]:①(ア:2、イ:5)炭素4個の鎖において三重結合($\text{C}\equiv\text{C}$)を入れる位置を考えると(三重結合の炭素からは手が4本出せないため枝分かれは作れません)、以下の 2種類(ア=2) です。
- $\text{HC}\equiv\text{C}-\text{CH}_2-\text{CH}_3$ (1-ブチン)
- $\text{CH}_3-\text{C}\equiv\text{C}-\text{CH}_3$ (2-ブチン)
1. 1-ブチン($\text{HC}\equiv\text{C}-\text{CH}_2\text{CH}_3$)に $\text{HBr}$ が付加する場合:
三重結合の左右が非対称なので、$\text{Br}$ が付く向きが2通りあります。
- 2番目の炭素に $\text{Br}$ が付く(マルコフニコフ則側):
$\text{H}_2\text{C}=\text{C(Br)}-\text{CH}_2\text{CH}_3$(2-ブロモ-1-ブテン) $\rightarrow$ 左端が $=\text{CH}_2$ なので幾何異性体なし(1種類) - 1番目の炭素に $\text{Br}$ が付く(逆向き):
$\text{CH(Br)}=\text{CH}-\text{CH}_2\text{CH}_3$(1-ブロモ-1-ブテン) $\rightarrow$ 二重結合の両端が異なる基($-\text{H}, -\text{Br}$ と $-\text{H}, -\text{C}_2\text{H}_5$)なので、シス型とトランス型の 2種類 が存在します!
2. 2-ブチン($\text{CH}_3-\text{C}\equiv\text{C}-\text{CH}_3$)に $\text{HBr}$ が付加する場合:
左右対称なので、どちらに $\text{Br}$ が付いても同じ構造式になります。
- $\text{CH}_3-\text{C(Br)}=\text{CH}-\text{CH}_3$(2-ブロモ-2-ブテン) $\rightarrow$ 二重結合の両端が異なる基($-\text{CH}_3, -\text{Br}$ と $-\text{H}, -\text{CH}_3$)なので、シス型とトランス型の 2種類 が存在します!
合計すると、$1 + 2 + 2 = \mathbf{5\text{ 種類}}$(イ=5)となり、①が正解です。
問4 アセトンに関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 23
- ア 分子の極性が小さいため、水に加えると互いに混ざり合わずに二層に分離する。
- イ クメンヒドロペルオキシドが希硫酸中で分解すると生じる。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第3問 問4 解答・解説】
解答 [23]:③(ア:誤、イ:正)- × ア(誤): アセトン($\text{CH}_3-\text{CO}-\text{CH}_3$)は極性をもつカルボニル基($>\text{C}=\text{O}$)と小さなメチル基2つからなるため、水とも有機溶媒とも任意の割合でよく混ざり合います(両親媒性)。二層に分離しません。
- ○ イ(正): クメン法の最終段階です。クメン(イソプロピルベンゼン)を空気酸化して得られるクメンヒドロペルオキシドを希硫酸で酸分解すると、フェノールとともに副生成物としてアセトンが得られます。
問5 ガラクトースに関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 24
- ア フルクトースと互いに構造異性体である。
- イ ラクトースを加水分解すると生じる。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第3問 問5 解答・解説】
解答 [24]:①(ア:正、イ:正)- ○ ア(正): ガラクトースとフルクトースはともに分子式 $\text{C}_6\text{H}_{12}\text{O}_6$ の単糖類ですが、ガラクトース(およびグルコース)は鎖状構造でアルデヒド基をもつアルドースであるのに対し、フルクトースはケトン基をもつケトースです。原子のつながり方(官能基の種類と位置)が異なるため、互いに構造異性体の関係にあります。(※なお、グルコースとガラクトースは立体異性体です)
- ○ イ(正): 二糖類であるラクトース(乳糖)を希酸や酵素(ラクターゼ)で加水分解すると、グルコースとガラクトースが $1:1$ で生じます。
問6 タンパク質の構造に関する記述(アとイ)について、それらの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①〜④のうちから一つ選べ。 25
- ア 天然のタンパク質は、その種類によってそれらを構成する $\alpha$-アミノ酸の配列順序が異なるが、加水分解するとタンパク質の種類によらず20種類の $\alpha$-アミノ酸がすべて同じ割合(物質量で $5.0\%$ ずつ)で生じる。
- イ 天然のタンパク質の分子中には必ずアミド結合(ペプチド結合)が含まれている。
| ア | イ | |
|---|---|---|
| ① | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 |
| ③ | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 |
【第3問 問6 解答・解説】
解答 [25]:③(ア:誤、イ:正)- × ア(誤): 天然のタンパク質は、その種類によって構成する $\alpha$-アミノ酸の種類・数(含有割合)・配列順序(一次構造)がすべて異なります(たとえばコラーゲンにはグリシンが約3分の1も含まれますが、トリプトファンはほとんど含まれないなど)。すべて同じ割合($5.0\%$ ずつ)で含まれているわけではありません。
- ○ イ(正): タンパク質は多数の $\alpha$-アミノ酸が縮合重合したポリペプチドなので、分子中には必ずアミド結合(ペプチド結合:$-\text{CO}-\text{NH}-$)が含まれています。
化学の過去問で時間を溶かしていませんか?
合格の鍵は「全科目の時間配分(バランス調整)」にあります。
私立医学部の入試は、化学1科目だけできても受かりません。「化学の計算に時間をかけすぎて数学や英語が崩れる」「推薦対策と一般入試の両立で手が止まっている」——そんな悩みを、TMPS医学館のニックニ(新国)先生と一緒に50分で整理しませんか?
【出典・引用に関する表記】本ページで扱う入試問題の出典は各大学(岩手医科大学 2024年度 入試問題)に帰属します。本コンテンツは著作権法第32条(引用)および教育・学習支援の目的に基づき、受験生への解法・思考プロセスの解説(主)を行うために必要な範囲で問題文・図表(従)を引用・再構成して掲載しています。解答・解説および図解の著作権はTMPS医学館に帰属します。