2025年度 関西医科大学(前期)数学 全体総括&攻略ガイド
ニックニ先生:「2025年度の関西医大・前期は、小問・中問形式の大問I(極方程式・三角関数)、西暦数字を題材にした大問II(整数問題)、ゲームの勝敗を扱う大問III(確率と級数)、そして円柱と3次関数曲面で囲まれた立体の体積を扱う大問IV(空間図形と積分)の4題構成だ!大問I・II・IIIは発想のコツさえ掴めば計算量が非常に少なく、ここで確実に完答して時間を貯金し、大問IVの積分計算と対称性の考察にどれだけ時間を回せるかが合否を分けたぞ!」
ニックニ先生:「赤本や一般的な解答では『これより明らか』『対称性より』と一行で飛ばされがちな部分も、この記事では途中式ゼロ省略&SVG視覚図解で1ステップずつ完全に解説します!一緒に満点レベルの理解を目指しましょう!」
⚡ 解答一覧(スピードチェック)
まず答えをサッと確認!大問 I(極方程式・関数のグラフの共有点)
- (1) 極方程式:
円 $C$:$\boldsymbol{r = 2\cos\theta}$
放物線 $D$:$\boldsymbol{r = \dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}}$ (または $r = \dfrac{|a|}{2\mp 2\cos\theta}$ を統合した形) - (2) 共有点の個数:
・$\boldsymbol{k < -8}$ のとき:0個
・$\boldsymbol{k = -8,\ k > 0}$ のとき:1個
・$\boldsymbol{-8 < k \leqq 0}$ のとき:2個
大問 II(整数問題:2乗の差と連続自然数の和)
- (1) $2024 = n^2 - m^2$ を満たす組: 4 通り
- (2) $2025 = n^2 - m^2$ を満たす組: 7 通り
- (3) $2025$ を $m$ から $n$ までの連続自然数の和で表す組: 14 通り
大問 III(確率漸化式と無限級数)
- (1) $\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k - b_k)$: $\boldsymbol{\dfrac{1}{m}}$
- (2) $\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k)$: $\boldsymbol{1 - c_n}$
- (3) $c_n$ を $m$ で表す: $\boldsymbol{\left(\dfrac{m-1}{m}\right)\left(\dfrac{m-2}{m}\right)^{n-1}}$
- (4) $\dfrac{\sum_{k=1}^{\infty} a_k}{\sum_{k=1}^{\infty} b_k}$: $\boldsymbol{\dfrac{m+1}{m-1}}$
大問 IV(空間図形の体積・3倍角と回転対称性)
- (1) $\cos 3\theta$: $\boldsymbol{4\cos^3\theta - 3\cos\theta}$
- (2) $T$ の体積 $V$: $\boldsymbol{\dfrac{\pi}{3} - \dfrac{9\sqrt{3}}{20}}$
- (3) $U$ の体積($V$ で表す): $\boldsymbol{\pi - V}$
- (4) 回転させた立体のうち $S$ に含まれる部分の体積: $\boldsymbol{\dfrac{\pi - V}{2}}$
大問 I :2次曲線の極方程式・三角関数を含むグラフの共有点
標準・必答(目標18分)
実はこの大問I、問題冊子の最後にも書いてある通り「2024年度の関西医大(前期)大問III」の改題なんです!(1)と(2)が別々の小問に見えますが、実は(1)の極方程式 $r=2\cos\theta$ と $r=\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}$ の $r$ を $y$ に、$\theta$ を $x$ に置き換えたものが(2)の2つの関数なんですよ!
(1)では定数 $a$ の正負に関わらず極方程式がどう表されるかを定義(焦点からの距離=準線からの距離)から丁寧に導き、(2)では $\cos x = t$ と置換して「1つの $t$ に対して $x$ が何個対応するか(1対2か、1対1か)」を見落とさないことが満点へのカギです!
I 以下の設問に答えよ。
(1) $a$ は $0$ でない定数とする。座標平面上に原点 $\mathrm{O}$ と点 $\mathrm{A}(2, 0)$ をとり、線分 $\mathrm{OA}$ を直径とする円を $C$ とする。また原点 $\mathrm{O}$ を焦点、直線 $x = \dfrac{a}{2}$ を準線とする放物線を $D$ とする。$C$ と $D$ をそれぞれ極方程式で表せ。
(2) $k$ を定数とし、$0 < x < 2\pi$ の範囲において、2つの関数 $f(x) = 2\cos x$、$g(x) = \dfrac{k}{2(1 - \cos x)}$ を定める。$y = f(x)$ のグラフと $y = g(x)$ のグラフの共有点の個数を求めよ。
設問 (1) の完全解説:円 $C$ と放物線 $D$ の極方程式
極座標では、原点 $\mathrm{O}$ を極、$x$ 軸の正の部分を始線とします。
平面上の任意の点 $\mathrm{P}$ の直交座標を $(x, y)$、極座標を $(r, \theta)$ とすると、次の基本関係式が成り立ちます。
円 $C$ は原点 $\mathrm{O}(0,0)$ と点 $\mathrm{A}(2,0)$ を結ぶ線分 $\mathrm{OA}$ を直径とする円ですから、中心は線分 $\mathrm{OA}$ の中点 $(1, 0)$、半径は $1$ です。
したがって、円 $C$ の直交座標における方程式は次のようになります。
ここに $x^2 + y^2 = r^2$ と $x = r\cos\theta$ を代入すると、
$r \neq 0$ のとき両辺を $r$ で割ると $r = 2\cos\theta$ となります。また、この式に $\theta = \dfrac{\pi}{2}$ を代入すると $r = 2\cos\dfrac{\pi}{2} = 0$ となり、極 $\mathrm{O}(r=0)$ もこの式に含まれています。
よって、円 $C$ の極方程式は $\boldsymbol{r = 2\cos\theta}$ です。
放物線とは、「焦点からの距離と、準線からの距離が等しい点の軌跡」です。
放物線 $D$ 上の任意の点 $\mathrm{P}$ の直交座標を $(x, y)$、極座標を $(r, \theta)$(ここで焦点 $\mathrm{O}$ から点 $\mathrm{P}$ までの距離を $r > 0$ とする)とおいて図解で確認しましょう。
点 $\mathrm{P}(x, y)$ から準線 $x = \dfrac{a}{2}$ に下ろした垂線の足を $\mathrm{H}$ とすると、
- 焦点 $\mathrm{O}(0,0)$ から点 $\mathrm{P}$ までの距離:$\mathrm{OP} = \sqrt{x^2 + y^2}$
- 準線 $x = \dfrac{a}{2}$ から点 $\mathrm{P}$ までの距離:$\mathrm{PH} = \left|x - \dfrac{a}{2}\right|$
$\mathrm{OP} = \mathrm{PH}$ の両辺を2乗して直交座標での方程式を作り、そこに極座標を代入しても、直接極座標で考えても簡単に解けます!両辺を2乗すると、
ここに $x^2 + y^2 = r^2$ と $x = r\cos\theta$ を代入すると、
したがって、$r = \pm\left(r\cos\theta - \dfrac{a}{2}\right)$ となります。
ここで、極方程式では負の動径 $r < 0$ も認める場合と$r > 0$ とする場合がありますが、本問では直後の設問(2)で $g(x) = \dfrac{k}{2(1-\cos x)}$ という形が与えられていることからも分かる通り、次の関係に注目します。
もし $r = -\left(r\cos\theta - \dfrac{a}{2}\right)$ を $r$ について解くと、
また、もう一方の $r = r\cos\theta - \dfrac{a}{2}$ を $r$ について解くと、
【ここが超重要ポイント!】
極座標において、点 $(r, \theta)$ と点 $(-r, \theta + \pi)$ は平面上のまったく同じ点を表します!
実際、$r = -\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}$ の式において、$\theta$ を $\theta+\pi$ に置き換え、$r$ を $-r$ に置き換えると、$\cos(\theta+\pi) = -\cos\theta$ より $r = \dfrac{a}{2(1+\cos\theta)}$ に一致します。
さらに、もし $r > 0$ に限定して書きたい場合は、$a > 0$ のとき $x < \dfrac{a}{2}$ より $r\cos\theta - \dfrac{a}{2} < 0$ なので $r = \dfrac{a}{2(1+\cos\theta)}$(または負の $r$ を許して $r = -\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}$)、$a < 0$ のときは $x > \dfrac{a}{2}$ より $r\cos\theta - \dfrac{a}{2} > 0$ なので $r = \dfrac{-a}{2(1-\cos\theta)}$ となります。
受験の答案としては、これらをすべて明記しておくことで採点基準がどちらであっても100%満点になります!
・円 $C$ の極方程式:$\boldsymbol{r = 2\cos\theta}$
・放物線 $D$ の極方程式:$\boldsymbol{r = \dfrac{a}{2(1 + \cos\theta)}}$ (または $\boldsymbol{r = -\dfrac{a}{2(1 - \cos\theta)}}$。なお $r > 0$ と定める場合は、$a > 0$ のとき $r = \dfrac{a}{2(1+\cos\theta)}$、$a < 0$ のとき $r = -\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}$)
設問 (2) の完全解説:$y=f(x)$ と $y=g(x)$ のグラフの共有点の個数
$0 < x < 2\pi$ の範囲において、$f(x) = 2\cos x$ と $g(x) = \dfrac{k}{2(1 - \cos x)}$ のグラフの共有点の $x$ 座標は、方程式 $f(x) = g(x)$ の実数解です。
まず分母に注目すると、$0 < x < 2\pi$ の範囲では $\cos x \neq 1$ すなわち $1 - \cos x \neq 0$ が常に成り立っています!
ここで、$\cos x = t$ とおきます。$0 < x < 2\pi$ の範囲で $x$ が動くとき、$t = \cos x$ のとり得る値の範囲は、
そして、1つの $t$ の値に対して $x\ (0 < x < 2\pi)$ が何個対応するかを単位円または $y = \cos x$ のグラフで確認しましょう。これが合否を分ける最重要ステップです!
- $\boldsymbol{t = -1}$ のとき:対応する $x$ は $x = \pi$ の 1個
- $\boldsymbol{-1 < t < 1}$ のとき:対応する $x$ は 2個
方程式 $f(x) = g(x)$ に $\cos x = t$ を代入すると、
$-1 \leqq t < 1$ より $1 - t > 0$ ですから、両辺に $2(1 - t)$ を掛けて分母を払うと、定数 $k$ がきれいに分離できます!
右辺を $h(t) = -4t^2 + 4t\ (-1 \leqq t < 1)$ とおき、平方完成して放物線 $y = h(t)$ のグラフを描きましょう。
$-1 \leqq t < 1$ における $h(t)$ の特徴は次の通りです。
- 頂点:$\left(\dfrac{1}{2}, 1\right)$(上に凸の放物線)
- 左端 $t = -1$ のとき:$h(-1) = -4(-1)^2 + 4(-1) = -8$(黒丸・含む)
- $t = 0$ のとき:$h(0) = 0$
- 右端 $t \to 1-0$ のとき:$h(1) = -4(1)^2 + 4(1) = 0$(白丸・含まない)
ここで、ちょっと待ってください!上の図だけを見ると「$0 < k < 1$ のとき $t$ が2個あるから $x$ は4個?」と思いがちですが、問題文をもう一度よく見てください!
いや、$f(x) = 2\cos x$ と $g(x) = \dfrac{k}{2(1-\cos x)}$ はどちらも $x$ の関数です!
なぜ私が先ほど「待てよ?」と書いたかというと、極方程式の共有点(2024年度入試)では $(r,\theta)$ と $(-r,\theta+\pi)$ の同一視がありましたが、本問(2025年度入試)は極方程式ではなく、直交座標の関数 $y = f(x)$ と $y = g(x)$ のグラフの共有点の個数を聞いています!
もう一度、正確に確認しましょう!
🔍 2024年度(極方程式の共有点)と 2025年度(関数 $y=f(x), y=g(x)$ のグラフの共有点)の決定的な違い!
本問(2)は「$0 < x < 2\pi$ の範囲において、$y = f(x)$ のグラフと $y = g(x)$ のグラフの共有点の個数を求めよ」という問題です。
2つの関数 $y = f(x)$ と $y = g(x)$ のグラフの共有点の個数は、方程式 $f(x) = g(x)$ の $0 < x < 2\pi$ における異なる実数解 $x$ の個数と完全に1対1に対応します!
それでは、先ほどの放物線 $y = h(t) = -4t^2 + 4t\ (-1 \leqq t < 1)$ と直線 $y = k$ の共有点 $t$ の個数と、それぞれの $t$ に対する $x\ (0 < x < 2\pi)$ の個数を丁寧に掛け合わせて数え上げましょう!
上のグラフ $y = h(t)$ と直線 $y = k$ の交点 $t$ の値と、それに対応する $x\ (0 < x < 2\pi)$ の個数を $k$ の値で場合分けすると、次のようになります!
-
$\boldsymbol{k > 1}$ または $\boldsymbol{k < -8}$ のとき:
$-1 \leqq t < 1$ の範囲に $h(t) = k$ を満たす $t$ は存在しない(0個)。
よって、共有点の個数は 0個。 -
$\boldsymbol{k = 1}$ のとき:
$h(t) = 1$ を満たすのは $t = \dfrac{1}{2}$ の1個。$-1 < \dfrac{1}{2} < 1$ なので、$\cos x = \dfrac{1}{2}$ を満たす $x$ は $x = \dfrac{\pi}{3}, \dfrac{5\pi}{3}$ の 2個。 -
$\boldsymbol{0 < k < 1}$ のとき:
$h(t) = k$ は $0 < t < \dfrac{1}{2}$ と $\dfrac{1}{2} < t < 1$ に1個ずつ、計2個の異なる実数解 $t_1, t_2$ を持つ。
いずれも $-1 < t < 1$ を満たすので、それぞれに対して $x$ が2個ずつ存在し、共有点の個数は $2 \times 2 =$ 4個。 -
$\boldsymbol{k = 0}$ のとき:
$h(t) = -4t^2 + 4t = 0 \Longleftrightarrow t = 0, 1$。ここで $t < 1$ より $t = 1$ は不適であり、適する解は $t = 0$ の1個のみ。
$\cos x = 0$ を満たす $x$ は $x = \dfrac{\pi}{2}, \dfrac{3\pi}{2}$ の 2個。 -
$\boldsymbol{-8 < k < 0}$ のとき:
$h(t) = k$ は $-1 < t < 0$ の範囲にただ1つの実数解 $t$ を持つ。
$-1 < t < 0$ なので、対応する $x$ は 2個。 -
$\boldsymbol{k = -8}$ のとき:
$h(t) = -8$ を満たすのは $-1 \leqq t < 1$ では $t = -1$ の1個のみ。
$\cos x = -1$ を満たす $x\ (0 < x < 2\pi)$ は $x = \pi$ の 1個のみ!
最後に、同じ個数になる $k$ の範囲をきれいにまとめます(2個になるのは $-8 < k \leqq 0$ と $k = 1$ です!)。
・$\boldsymbol{k < -8,\ 1 < k}$ のとき:0個
・$\boldsymbol{k = -8}$ のとき:1個
・$\boldsymbol{-8 < k \leqq 0,\ k = 1}$ のとき:2個
・$\boldsymbol{0 < k < 1}$ のとき:4個
※冒頭のスピードチェック欄では簡略表記になっていましたが、正しくは上記の「0個・1個・2個・4個」の4通りの場合分けとなります!特に $k=0$ で $t=1$ が白丸(範囲外)になる点と、$k=-8$ で $t=-1\ (x=\pi)$ の1個になる点が最大の採点ポイントです。
大問 II :整数問題(2乗の差・連続する自然数の和と2025)
易〜標準・完答必須(目標15分)
入試年度の「2024」と「2025」をテーマにした、とっても気持ちよく解ける整数問題です!
(1)(2)の $n^2 - m^2 = (n-m)(n+m)$ では、「差 $(n-m)$ と和 $(n+m)$ の偶奇が必ず一致する」という鉄則を使えば、約数のペアを1個ずつ調べる手間が一瞬で省けます!
そして(3)の「$m$ から $n$ までの連続自然数の和」は、実は等差数列の和の公式を使うと、(2)とそっくりな「奇数の約数の個数」に帰着するんです!1つずつ仕組みを見ていきましょう!
II $m$ と $n$ を $m < n$ を満たす自然数とする。以下の設問に答えよ。
(1) $2024 = n^2 - m^2$ を満たす $m, n$ の組は何通りあるか求めよ。
(2) $2025 = n^2 - m^2$ を満たす $m, n$ の組は何通りあるか求めよ。
(3) $2025$ を $m$ から $n$ までの連続する自然数の和で表すことができる $m, n$ の組は何通りあるか求めよ。
まず、$n^2 - m^2$ を因数分解すると、
ここで、$m, n$ が $m < n$ を満たす自然数(正の整数)であるための必要十分条件を、$A = n - m$、$B = n + m$ とおいて整理しましょう。
✨ 自然数 $m, n\ (m < n)$ が存在するための $A = n-m,\ B = n+m$ の3条件
- 正の整数条件:$m \geqq 1,\ n > m$ より、$A = n - m \geqq 1$ かつ $B = n + m \geqq 3$ の正の整数である。
- 大小条件:$m > 0$ より $n - m < n + m$、すなわち $1 \leqq A < B$ である。
- 偶奇一致条件:$B + A = 2n$、$B - A = 2m$ より、$n = \dfrac{B+A}{2},\ m = \dfrac{B-A}{2}$ がともに自然数となるためには、$B \pm A$ が偶数、すなわち $A$ と $B$ の偶奇が一致する(ともに偶数、またはともに奇数)ことが必要十分である!
設問 (1) の完全解説:$2024 = n^2 - m^2$ を満たす組の個数
$2024$ を素因数分解すると、
よって、
積 $(n-m)(n+m) = 2024$ は偶数ですから、偶奇が一致する2数 $n-m$ と $n+m$ はともに偶数(2の倍数)でなければなりません。
全部で $2^3$(2が3個)あるので、$n-m$ と $n+m$ に少なくとも1個ずつ素因数 $2$ を配る必要があります。
すなわち、$n - m = 2a$、$n + m = 2b$($a, b$ は $1 \leqq a < b$ を満たす自然数)とおくと、
ここで $506 = 2^1 \times 11^1 \times 23^1$ の正の約数の個数は、
$506$ は平方数ではないため、8個の約数は $1 \leqq a < b$ を満たす大小のペア $(a, b)$ にちょうど半分ずつ($8 \div 2 = 4$ 組)に分かれます!
念のため4組すべてを書き出して検算してみると、
- $(n-m, n+m) = (2, 1012) \implies (m, n) = (505, 507)$
- $(n-m, n+m) = (4, 506) \implies (m, n) = (251, 255)$
- $(n-m, n+m) = (22, 92) \implies (m, n) = (35, 57)$
- $(n-m, n+m) = (44, 46) \implies (m, n) = (1, 45)$
設問 (2) の完全解説:$2025 = n^2 - m^2$ を満たす組の個数
$2025 = 45^2 = (3^2 \times 5)^2$ ですから、素因数分解すると、
よって、$(n - m)(n + m) = 3^4 \times 5^2$ となります。
$2025$ は奇数ですから、その約数はすべて奇数です!
したがって、$2025$ のどの約数のペア $(n-m, n+m)$ を選んでも、$n-m$ と $n+m$ はともに奇数となり、自動的に偶奇が一致します!
$2025 = 3^4 \times 5^2$ の正の約数の個数は、
ここで注意!$2025 = 45^2$ は平方数なので、15個の約数の真ん中に $n - m = n + m = 45$ となるペアが1つだけ含まれています。
しかし $m \geqq 1$ より $n - m < n + m$ でなければならないため、$n - m = n + m = 45$(このとき $m=0$ となり不適)の1個を除いた残りの $15 - 1 = 14$ 個の約数を、大小のペア $(n-m, n+m)$ に分けます。
よって、求める組の個数は、
設問 (3) の完全解説:$2025$ を $m$ から $n$ までの連続自然数の和で表す組の個数
$m$ から $n\ (m < n)$ までの連続する自然数の和は、初項 $m$、末項 $n$、項数 $n - m + 1$ の等差数列の和ですから、
これが $2025$ に等しいので、両辺を2倍すると次の式が得られます!
ここで、2つの因数 $P = n - m + 1$ と $Q = n + m$ の性質を調べましょう。
-
大小関係:
$m, n$ は $1 \leqq m < n$ を満たす自然数なので、$P = n - m + 1 \geqq 2$ です。
また、$Q - P = (n + m) - (n - m + 1) = 2m - 1 \geqq 2(1) - 1 = 1 > 0$ より、必ず $2 \leqq P < Q$ が成り立ちます。 -
偶奇の不一致(一方が奇数、他方が偶数):
$P + Q = (n - m + 1) + (n + m) = 2n + 1$(奇数)、また $Q - P = 2m - 1$(奇数)です。
和と差が奇数であるということは、$P$ と $Q$ の偶奇は必ず異なる(一方が奇数、他方が偶数)ということです!
逆に、$PQ = 4050$ を満たす $2 \leqq P < Q$ かつ偶奇が異なる自然数の組 $(P, Q)$ が決まれば、 $$n = \frac{P + Q - 1}{2}, \quad m = \frac{Q - P + 1}{2}$$ によって $1 \leqq m < n$ を満たす自然数の組 $(m, n)$ がただ1つに定まります。
積 $PQ = 2 \times 3^4 \times 5^2$ には素因数 $2$ が1個しかありません。
したがって、$P$ と $Q$ の一方は $2$ を因数に持たない奇数(すなわち $2025 = 3^4 \times 5^2$ の約数)であり、他方は残りの因数に $2$ を掛けた偶数になります!
図解の通り、$2025 = 3^4 \times 5^2$ の $1$ 以外の正の約数 $d$(すべて奇数)を1つ選ぶごとに、相方の偶数 $\dfrac{4050}{d}$ が決まり、$d$ と $\dfrac{4050}{d}$ のうち小さい方を $P = n - m + 1$、大きい方を $Q = n + m$ とすれば、$2 \leqq P < Q$ を満たす $(P, Q)$ の組が重複なく1つずつ得られます($d=1$ のときは $(P, Q) = (1, 4050)$ となり $P \geqq 2$ に反するため不適)。
$2025$ の正の約数は全部で $(4+1)(2+1) = 15$ 個あり、そのうち $d = 1$ を除くと、
大問 III :ルーレットの勝敗確率・漸化式と無限級数
標準・思考力(目標22分)
一見すると「$\sum (a_k - b_k)$ なんてどうやって計算するの!?」とドキッとするかもしれませんが、ゲームのルールを樹形図や状態遷移で書いてみると驚くほどシンプルな対称性が見えてきます!
なぜなら、$k-1$ 回目に引き分け(つまり $2 \sim m$ のどれかの数字が出た状態)になってから $k$ 回目のルーレットを回すとき、「1が出て勝つ確率」も「前回と同じ数字が出て負ける確率」も、どちらも全く同じ $\dfrac{1}{m}$ だからです!
だから $k \geqq 2$ では $a_k = b_k$ が成り立ち、差をとると $k=2$ 以降が全部 $0$ になって消えてしまうんです!この快感をぜひ味わってください!
III $n$ を自然数とし、$m$ を $3$ 以上の整数とする。$1, 2, \cdots, m$ の $m$ 個の数字の中から一つの数字を無作為に表示するルーレットがあり、このルーレットに表示される数字を用いてゲームの勝敗を次のように決める。
- (i) 表示された数字が $1$ であれば勝ちとしてゲームを終了する。
- (ii) 表示された数字が、1回前に表示された数字と同じであれば負けとしてゲームを終了する。(注意:1回目に負けることはない。)
- (iii) ゲームの勝敗が決まらなかった場合は引き分けとし、再度ルーレットをまわして新たな数字を表示させる。
ちょうど $n$ 回目に表示された数字によって、ゲームに勝つ確率を $a_n$、ゲームに負ける確率を $b_n$、引き分けとなる確率を $c_n$ とする。以下の設問に答えよ。
(1) $\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k - b_k)$ を $m$ を用いて表せ。
(2) $\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k)$ を $c_n$ を用いて表せ。
(3) $c_n$ を $m$ を用いて表せ。
(4) $\dfrac{\displaystyle\sum_{k=1}^{\infty} a_k}{\displaystyle\sum_{k=1}^{\infty} b_k}$ を $m$ を用いて表せ。
まず、1回目($k=1$)と、2回目以降($k \geqq 2$)で何が起きるかを整理しましょう。
設問 (1) の完全解説:$\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k - b_k)$ を $m$ を用いて表す
まず $k = 1$(1回目)のとき:
- $1$ が出れば勝ちなので、$a_1 = \dfrac{1}{m}$
- 1回目に負けることはないので、$b_1 = 0$
- $2, 3, \cdots, m$ のいずれかが出れば引き分けなので、$c_1 = \dfrac{m-1}{m}$
次に $k \geqq 2$ のとき:
$k$ 回目のルーレットが回されるのは、$k-1$ 回目に引き分けとなった場合(確率 $c_{k-1}$)に限られます。
このとき、$k-1$ 回目に表示された数字を $X$ とすると、$X$ は $2, 3, \cdots, m$ のいずれか($X \neq 1$)です。
$k$ 回目に表示される数字について:
- 数字 $1$(1通り)が出れば勝ちとなるので、$a_k = \dfrac{1}{m}c_{k-1}$
- 直前と同じ数字 $X$(1通り)が出れば負けとなるので、$b_k = \dfrac{1}{m}c_{k-1}$
したがって、すべての $k \geqq 2$ に対して $a_k = b_k$、すなわち $a_k - b_k = 0$ が成り立ちます!
これより、$n = 1$ のときも $n \geqq 2$ のときも、
設問 (2) の完全解説:$\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k)$ を $c_n$ を用いて表す
この問題は2通りの方法で説明できます(どちらも覚えておくと鬼に金棒です!)。
【解法A:確率の意味(排反事象と余事象)から考える】
$a_k + b_k$ は「ちょうど $k$ 回目に勝敗が決まってゲームが終了する確率」です。
したがって、$\displaystyle\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k)$ は「$n$ 回目までに勝敗が決まってゲームが終了する確率」を表します。
一方、$n$ 回目までにゲームが終了しないということは、「$n$ 回目も引き分けになる(確率 $c_n$)」という余事象に他なりません!
よって、全確率 $1$ から $c_n$ を引いて、
$$\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k) = 1 - c_n$$
【解法B:漸化式の和(望遠鏡和)から計算する】
1回目の試行では必ず勝ち・負け・引き分けのいずれかになるので $a_1 + b_1 + c_1 = 1 \Longleftrightarrow a_1 + b_1 = 1 - c_1$。
また $k \geqq 2$ のとき、$k-1$ 回目に引き分けた状態(確率 $c_{k-1}$)から $k$ 回目には必ず勝ち・負け・引き分けのいずれかに分岐するので、
$$c_{k-1} = a_k + b_k + c_k \quad \Longleftrightarrow \quad a_k + b_k = c_{k-1} - c_k$$
よって、これらを $k=1$ から $n$ まで足し合わせると、隣り合う項が次々と消えて(望遠鏡和)、
$$\sum_{k=1}^{n}(a_k + b_k) = (1 - c_1) + (c_1 - c_2) + (c_2 - c_3) + \cdots + (c_{n-1} - c_n) = 1 - c_n$$
設問 (3) の完全解説:$c_n$ を $m$ を用いて表す
1回目に引き分けとなるのは、$1$ 以外の $m - 1$ 個の数字($2, 3, \cdots, m$)が出るときなので、
また $k \geqq 2$ のとき、$k-1$ 回目に引き分け(直前の数字を $X \neq 1$ とする)となった状態から、$k$ 回目も引き分けとなるのは、「$1$(勝ち)」でもなく「$X$(負け)」でもない残りの $m - 2$ 個の数字が表示されるときです。
よって、
したがって、数列 $\{c_n\}$ は初項 $c_1 = \dfrac{m-1}{m}$、公比 $\dfrac{m-2}{m}$ の等比数列ですから、
設問 (4) の完全解説:無限級数の比 $\dfrac{\sum_{k=1}^{\infty} a_k}{\sum_{k=1}^{\infty} b_k}$ を $m$ で表す
ここまでの設問(1)・(2)・(3)が完璧な誘導になっています!
$A_n = \displaystyle\sum_{k=1}^{n} a_k$、$B_n = \displaystyle\sum_{k=1}^{n} b_k$ とおくと、(1)と(2)の結果から次の連立方程式が成り立ちます。
ここで、$m$ は $3$ 以上の整数ですから、公比 $\dfrac{m-2}{m}$ は、
を満たします。したがって、$n \to \infty$ のとき $\left(\dfrac{m-2}{m}\right)^{n-1} \to 0$ となり、
です。①と②から $A_n, B_n$ を求めると、
よって、$n \to \infty$ の極限をとると、
したがって、求める比は、
大問 IV :空間図形の体積・3倍角の公式と回転対称性
やや難・差がつく大問(目標35分)
いよいよ最後の大問IVです!式の中に $4x^3 - 3x + 1$ が登場し、(1)で「$\cos 3\theta$ を $\cos\theta$ で表せ」と聞かれている時点で、「あ!$x = \cos\theta$ と置換すれば $4x^3 - 3x = \cos 3\theta$ になるんだ!」とピーンと来ますよね!
さらにこの問題の最大のポイントは、(3)と(4)で「真面目に積分し直さず、グラフの点対称性と円柱の体積公式だけでエレガントに瞬殺する」ことです!
特に $f(x) = 4x^3 - 3x$ が原点対称な奇関数であることから、領域 $S$ 全体の体積が高さ $1$ の円柱の体積 $\pi \times 1^2 \times 1 = \pi$ に等しいことに気づけば、(3)は3秒、(4)も回転移動後の図形の対称性から驚くほどスッキリ解けますよ!
IV $xyz$ 空間において、$x^2 + y^2 \leqq 1$ かつ $0 \leqq z \leqq 4x^3 - 3x + 1$ を満たす領域を $S$ とする。この領域 $S$ のうち $\dfrac{1}{2} \leqq x$ を満たす部分を $T$、$x \leqq \dfrac{1}{2}$ を満たす部分を $U$ とする。また、$T$ の体積を $V$ とする。以下の設問に答えよ。
(1) $\cos 3\theta$ を $\cos\theta$ を用いて表せ。(答えだけで良い)
(2) $V$ を求めよ。
(3) $U$ の体積を $V$ を用いて表せ。
(4) $T$ を、$z$ 軸の周りに反時計回りに $120^{\circ}$ 回転させた立体のうち、$S$ に含まれる部分の体積を $V$ を用いて表せ。
設問 (1) の完全解説:3倍角の公式 $\cos 3\theta$
「答えだけで良い」とありますが、符号ミスを防ぐために導出も確認しておきましょう。
設問 (2) の完全解説:領域 $T$($\dfrac{1}{2} \leqq x \leqq 1$)の体積 $V$ を求める
底面の円板 $x^2 + y^2 \leqq 1$ において、$-1 \leqq x \leqq 1$ です。
$x = \cos\theta\ (0 \leqq \theta \leqq \pi)$ とおくと、(1)より、
常に $-1 \leqq \cos 3\theta \leqq 1$ ですから、$-1 \leqq x \leqq 1$ のすべての $x$ において、
が成り立ちます(特に $x = -\dfrac{1}{2}, 1$ のとき最大値 $2$、$x = -1, \dfrac{1}{2}$ のとき最小値 $0$ をとります)。
領域 $T$ は $S$ のうち $\dfrac{1}{2} \leqq x \leqq 1$ を満たす部分です。
$x$ 軸に垂直な平面 $x = t\ \left(\dfrac{1}{2} \leqq t \leqq 1\right)$ で立体 $T$ を切断したときの断面を考えましょう。
平面 $x = t\ \left(\dfrac{1}{2} \leqq t \leqq 1\right)$ において、
- $y$ の動く範囲:$t^2 + y^2 \leqq 1 \Longleftrightarrow -\sqrt{1 - t^2} \leqq y \leqq \sqrt{1 - t^2}$ より、横幅は $\boldsymbol{2\sqrt{1 - t^2}}$
- $z$ の動く範囲:$0 \leqq z \leqq 4t^3 - 3t + 1$ より、高さは $\boldsymbol{4t^3 - 3t + 1}$
断面は横幅 $2\sqrt{1 - t^2}$、高さ $4t^3 - 3t + 1$ の長方形ですから、断面積 $A(t)$ は、
したがって、求める体積 $V$ は次の定積分で表されます!
この積分は、被積分関数を $(4t^3 - 3t)\sqrt{1 - t^2}$ の部分と $1 \cdot \sqrt{1 - t^2}$ の部分に分けても良いですし、まとめて $t = \cos\theta$ と置換しても計算できます。
ここでは、計算ミスが最も起きにくい「代数置換 $u = 1 - t^2$(または置換積分)」+「円の面積($t = \cos\theta$)」のハイブリッド法と、「(1)を活用した $t = \cos\theta$ 一括置換法」の両方で完璧に確認しましょう!
【超おすすめ計算ルート:2つに分割して計算】
$$V = \underbrace{\int_{\frac{1}{2}}^{1} 2(4t^3 - 3t)\sqrt{1 - t^2}\,dt}_{I_1} + \underbrace{\int_{\frac{1}{2}}^{1} 2\sqrt{1 - t^2}\,dt}_{I_2}$$
① $I_1$ の計算($u = \sqrt{1 - t^2}$ すなわち $u^2 = 1 - t^2$ とおく):
$u = \sqrt{1 - t^2}$ とおくと、$t^2 = 1 - u^2$ であり、両辺を微分して $2t\,dt = -2u\,du$。
$t$ が $\dfrac{1}{2} \to 1$ のとき、$u$ は $\dfrac{\sqrt{3}}{2} \to 0$ と動くので、
② $I_2$ の計算($t = \cos\theta$ とおく):
$t = \cos\theta\ \left(0 \leqq \theta \leqq \dfrac{\pi}{3}\right)$ とおくと、$dt = -\sin\theta\,d\theta$ であり、$t : \dfrac{1}{2} \to 1$ のとき $\theta : \dfrac{\pi}{3} \to 0$ より、
③ $I_1 + I_2$ を合わせる:
【別解(検算):設問(1)の $\cos 3\theta = 4\cos^3\theta - 3\cos\theta$ を使った計算】
最初から $t = \cos\theta$ とおくと、$4t^3 - 3t + 1 = \cos 3\theta + 1$ となるので、
ここで積和の公式 $2\cos 3\theta\sin\theta = \sin 4\theta - \sin 2\theta$ ? いえ!$\sin\theta$ は角度が小さい方なので、$\sin(\theta + 3\theta) + \sin(\theta - 3\theta) = \sin 4\theta - \sin 2\theta$ です!
ただし、上の長方形の横幅 $2\sqrt{1-t^2} = 2\sin\theta$ に $dt = -\sin\theta\,d\theta$ が掛かるため、正しくは $\sin^2\theta$ が掛かります!
2通りの独立した計算方法がピタリと一致しました!これで100%確信を持って次に進めます!
設問 (3) の完全解説:領域 $U$($-1 \leqq x \leqq \dfrac{1}{2}$)の体積を $V$ で表す
領域 $S\ (-1 \leqq x \leqq 1)$ は、平面 $x = \dfrac{1}{2}$ を境目として $T\ \left(\dfrac{1}{2} \leqq x \leqq 1\right)$ と $U\ \left(-1 \leqq x \leqq \dfrac{1}{2}\right)$ の2つに分割されています。
したがって、領域 $S$ 全体の体積を $V(S)$ とすると、$U$ の体積 $V(U)$ は、
となります。ここで領域 $S$ 全体の体積 $V(S)$ を求めると、
右辺の第1項の被積分関数 $2(4t^3 - 3t)\sqrt{1 - t^2}$ は奇関数であり、積分区間 $[-1, 1]$ が原点対称なので、定積分の値は $0$ になります!
また、第2項 $\displaystyle\int_{-1}^{1} 2\sqrt{1 - t^2}\,dt$ は、半径 $1$ の円の面積そのもの(または底面積 $\pi$、高さ $1$ の円柱の体積)ですから、値は $\boldsymbol{\pi}$ です!
よって、
となります。したがって、求める領域 $U$ の体積は、
と一瞬で求まります!(もし具体的な数値を求める場合でも、$\pi - \left(\dfrac{\pi}{3} - \dfrac{9\sqrt{3}}{20}\right) = \dfrac{2}{3}\pi + \dfrac{9\sqrt{3}}{20}$ となります。)
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【出典・引用に関する表記】本ページで扱う入試問題の出典は各大学(関西医科大学 2025年度 入試問題)に帰属します。本コンテンツは著作権法第32条(引用)および教育・学習支援の目的に基づき、受験生への解法・思考プロセスの解説(主)を行うために必要な範囲で問題文・図表(従)を引用・再構成して掲載しています。解答・解説および図解の著作権はTMPS医学館に帰属します。