Mio先生 & ニックニ先生の試験講評・作戦会議
埼玉医科大学の英語(60分・100点満点・全問マーク式)は、大問1の文法・語法問題(12問)でどれだけ時間を浮かせられるかが最大のポイントです!「so nice a place that」の語順や、「But for」「making yourself understood」など、典型的な入試頻出パターンばかり!ここを全問正解・3分以内で駆け抜けることで、後半の医学長文に十分な時間を残せます!
そして大問3の「Gender Bias in Medicine and Medical Research(医療におけるジェンダーバイアス)」は、これからの医師にとって絶対に知っておかなければならない現代医療の超重要テーマだ。心臓発作の症状が男性(胸痛)と女性(息切れ・悪心・背部痛)で異なり診断が遅れる問題や、サリドマイド禍以降のFDAによる女性の治験排除など、医学的知見を背景に読めるかどうかが合否を決定づけるよ!
大問1 文法・語法・多義語空所補充(全12問)1秒瞬殺解説
目標時間: 3分(全問正解必須)
💡 Mio先生の「目標解答時間と狙われる急所」アドバイス
埼玉医大の大問1は、頻出語法・構文の反射スピードが勝負!
「the number of」「by the time」「so/suchの語順」「make oneself understood」など、空所前後をスキャンして迷わず10秒以内にマークしていきましょう!
① seen ② seeing ③ see ④ saw
Mio先生の瞬殺思考:
主語「The sunrise」に続く述語動詞は「was magnificent」。空欄は sunrise を後ろから修飾する受動の分詞句であり、「山頂から見られた日の出」となるため ① seen が正解。
① has been scaled down ② have been scaled down ③ has scaled down ④ have scaled down
Mio先生の瞬殺思考:
「the number of 〜(〜の数)」は単数扱い(a number of 〜 なら複数扱い)。「縮小される」という受動態と3年連続(for three years in a row)を表す現在完了から ① has been scaled down が一撃で決まります。
① will arrive ② will be arriving ③ may arrive ④ arrive
Mio先生の瞬殺思考:
「by the time(〜する時までに)」が導く副詞節内では、未来のことであっても現在形を用いるという文法の超王道原則!④ arrive を1秒マーク!
① so ② such ③ much ④ very
Mio先生の瞬殺思考:
「so + 形容詞 + a + 名詞 + that」の語順!もし such を使うなら「such a nice place that」となります。空欄直後が「nice a place」となっているため ① so が即決です。
① In time ② But for ③ Not even ④ As if
Mio先生の瞬殺思考:
主節が「could not have finished(終えることができなかっただろうに)」と仮定法過去完了。「But for 〜(〜がなかったならば = Without 〜 / If it had not been for 〜)」が正解。
① Not know ② Not knew ③ Not knowing ④ Not have known
Mio先生の瞬殺思考:
理由を表す分詞構文「As I did not know what to do」の短縮形。分詞の直前に not を置くため ③ Not knowing となります。
① understand ② understood ③ to understand ④ at understanding
Mio先生の瞬殺思考:
「make oneself understood(自分の言いたいことを相手に理解してもらう・意思を通じさせる)」という医学部・難関大の最頻出成句!迷わず② understood!
① Unless ② While ③ Whether ④ As
Mio先生の瞬殺思考:
動詞「is」の主語となる名詞節を作らなければなりません。「〜かどうか」を表し or not と呼応できる接続詞は ③ Whether のみです。
① as good a ② a good as ③ as a good ④ good an as
Mio先生の瞬殺思考:
同等比較 as ... as に可算名詞(cook = 料理人)が組み合わさる場合、「as + 形容詞 + a + 名詞 + as」の語順(as good a cook as you)をとります。①が正解!
【B】問10〜12:多義語共通空所補充
「in order to do(〜するために)」と「out of order(故障して)」の共通語。
「会議が開かれる(be held)」と「腕をつかむ(hold someone by the arm の過去形 held)」。
「bear ... in mind(心に留める)」と「cannot bear 〜(〜に耐えられない)」の共通多義動詞 bear。
大問3 長文読解「医療および医学研究におけるジェンダーバイアス」完全分析
医学部最重要テーマ
💡 Mio先生の「目標解答時間と狙われる急所」アドバイス
大問3は、現代医療で最も議論されている「性差医療(Gender-specific Medicine)」の長文よ!
男女で症状が異なることによる診断の遅れや、サリドマイド禍以降のFDAの女性排除勧告など、背景知識があればパラグラフごとの要旨が面白いほどスラスラ掴めるわ!
Title: Gender Bias in Medicine and Medical Research
論点:男女の生物学的相違の無視、心筋梗塞診断の遅れ、治験からの女性排除の歴史
【第1・2段落:女性特有の疾患リスク】
自己免疫疾患(関節リウマチ、多発性硬化症など)の患者の78%が女性であり、アルツハイマー病患者の3分の2(two-thirds)も女性である。しかし、女性の健康は人口の50%を占めるにもかかわらず長年「ニッチな領域」として軽視されてきた。
【第3段落:心臓発作症状の男女差】
従来の「典型症状(胸痛)」は男性被験者中心の研究で定義されたもの。女性は「息切れ・悪心・背部や顎の痛み」を起こしやすく、男性基準の診断法のために「診断の遅れ(delayed diagnosis)」や誤診が多発している。
【第4段落:治験からの女性排除】
1977年に米FDAは、サリドマイド薬害事件を契機に「出産適齢期の女性(women of childbearing age)」を臨床試験から除外するよう勧告。さらに「月経周期(menstrual cycle)によるホルモン変動が結果を複雑にする」という理由で排除が正当化された。
【医学部面接・小論文直結ポイント】
近年、性差医療(Gender-specific Medicine)が急速に進展。薬の代謝や感受性の性差を考慮した治療設計が、現代医療の標準(プレシジョン・メディシン)になりつつあります。
埼玉医大 英語を秒殺する「瞬殺チェックリスト」
「so + 形 + a + 名」「as + 形 + a + 名」「such + a + 形 + 名」。埼玉医大が好む語順トラップは、直前の副詞(so/as)を見ただけで1秒で判別せよ。
out of order(故障)と in order to(〜するために)、bear in mind(銘記する)と cannot bear(耐えられない)。2文に共通する基本動詞・名詞のネットワークを頭に入れておく。
自己免疫疾患・アルツハイマー病・心疾患の性差、臨床試験(clinical trial)における被験者選択基準など、医学部特有の背景知識があれば長文読解速度が2倍になる。
ニックニ先生の
「1秒反射で覚えるべき本問の重要医学語彙・構文総整理表」
過去問に出題された、合否を直撃する重要医学・学術単語
| 英単語 / 熟語 | 品詞 | 意味・医学文脈での解説 | 出題箇所 |
|---|---|---|---|
| autoimmune disease | 名詞句 | 自己免疫疾患(関節リウマチ、多発性硬化症など女性に好発) | 大問3 |
| rheumatoid arthritis | 名詞句 | 関節リウマチ(女性の発症率が男性の約3倍) | 大問3 |
| multiple sclerosis | 名詞句 | 多発性硬化症(中枢神経を攻撃する難病) | 大問3 |
| misdiagnosis | 名詞 | 誤診(↔ diagnosis 診断) | 大問3 |
| childbearing age | 名詞句 | 出産適齢期(15〜49歳前後の女性を指す医学用語) | 大問3 |
| clinical trial | 名詞句 | 臨床試験、治験 | 大問3 |
| make oneself understood | 熟語 | 自分の意思を通じさせる、言葉を理解してもらう | 大問1 問7 |
| scale down | 句動詞 | 〜を縮小する、規模を小さくする | 大問1 問2 |
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