TMPS理科作戦室 順天堂大 生物2024
2024年度 一般選抜A・B方式 全問 解説つき計算・列挙は全問を再確認そっくり類題セット

順天堂大学
医学部 生物
2024年度 解答・解説

問題文は掲載できませんが、
解説を読むだけでどんな問題かもわかる!

さらに、そっくり類題PDFを見れば、実際の問題イメージもわかるよ!

各小問を「どういう問題か」から説明し、考え方から答えまで省略せずに解説。最後に、本番と同じ構成で作ったそっくり類題セット(全問解答つき)で、2024年度を丸ごと演習できます。

Sora先生
解説:Sora先生(TMPS医学館) / 更新:2026.10.20 / 読了 約40分

📌 このページの使い方

  1. 過去問集をお持ちの方:本番と同じ時間で解き、答え一覧で採点してから解説へ
  2. お持ちでない方:各小問の「どういう問題か」を読めば、問題の中身がそのまま分かります
  3. 最後にそっくり類題セット(PDF版あり)を60分で解き、初見でも同じ解き方ができるか確かめる

※ 著作権に配慮し、入試問題の本文・図は掲載していません。選択肢の番号は本番のマークシートとの対応を示すためのものです。※ 記述の大問は、答案の一例を載せています。

⚠️ 問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。(迅速に確認・更新いたします)

LINEで誤りを連絡
SUMMARY

3分で分かる 2024年度の順天堂大の生物

Yuiちゃん
Yuiちゃん
図や表が多くて、時間が足りなくなりそうです…。
Sora先生
Sora先生
空欄の語句と、数を数える問いは短く終わる。時間を使うのは第2問の問3(遺伝暗号と酵素の切断)と第3問の視野の問い。どちらも「1つずつ場合分けして表にする」と迷わないよ。
STRATEGY MAP

生物 60分の立ち回りマップ

2科目120分を生物60分・もう1科目60分として配分した場合のTMPSの目安です。

生物60分の時間配分。第1問14分、第2問17分、第3問14分、記述11分、見直し4分
図A 生物60分の使い方(TMPS作成)
🧭 おすすめの解く順番
記述 → 第1問 → 第3問 → 第2問 → 見直し4分
記述は用語の空欄と短い記述なので、先に取りきると気持ちが楽になります。第2問は問1〜問2と問4の空欄を先に取り、問3は最後に表を作って解く手もあります。
ANSWERS

本番の答え一覧(採点用)

解説を読む前の採点用です。数字は解答番号、記号は選択肢の番号です。

第1問(解答番号1〜18)

1:⑩2:⑫3:①4:④5:②6:⑤7:⑦8:⑤9:④10:②11:①12:⑦13:②14:⑤15:②16:②17:⑦18:⑤

第2問(解答番号1〜19)

1:②2:①3:③4:③5:⑤6:②7:③8:⑤9:②10:③11:⑤12:⑦13:⑧14:③15:⑥16:⑤17:⑫18:⑦19:⑨

第3問(解答番号1〜18)

1:⑧2:⑤3:⑥(※要確認)4:⑨(※要確認)5:⑦6:④7:②8:③④(※要確認)9:③10:③11:①12:④13:④14:⑥15:④16:①17:③18:②

記述(答えと答案の一例)

問1 ア 分断(断片) イ 局所個体群 ウ 孤立 エ 偶然(性比の偏りは確率的な変動) オ 出生 カ 生存(死亡) キ 個体群密度ク 遺伝的浮動 ケ 遺伝的多様性 コ 絶滅の渦サ 古生代 シ ペルム ス 光合成 セ 酸素(濃度) ソ 中生代 タ 白亜 チ 恐竜問2(1) ギャップ (2) 答案例は解説問3 ツ 有害 テ 潜性(劣性)遺伝子 ト 近親交配 ナ ホモ(同型) ニ 表現問4 答案例は解説
⚠️ 要確認:第3問 問1 の図の細胞 c と d(桿体細胞と錐体細胞)は、図の形から読み取ったものです(解答番号3・4、および8・9に影響)。用語・知識で答える空欄や記述は、スクリプトでは確かめられないため、教科書の記述に基づいています。手元の過去問集で、図と選択肢の対応を確かめてください。

※ 検算:第2問 問3(遺伝暗号と制限酵素の部位)は、領域の塩基配列に1塩基置換を全通り加えて列挙し、XbaIとTaqIの認識配列ができる置換がそれぞれ1通りだけ(どちらも61番のコドン)であることを確かめました。第1問の数(NADH、FADH₂、電子の数)と、第3問 問2(3)の視野の欠け方は、モデルを作って全パターンを再現しました。

採点したら → 30秒の得点診断へ
第1問 / 目標:14分(問1〜問6、解答番号1〜18)

第1問 電子伝達系 ── 「供与体」と「受容体」を表にして整理する

呼吸・光合成・化学合成を、「電子を渡すもの」と「電子を受け取るもの」で横に並べる問題です。表を1つ作ると、ほぼ全問が連動して決まります。

現場戦略試験会場でのリアルな立ち回り(第1問)
⏱ 目標時間 & 死守ライン目標14分。問1(12個)は5分、問2〜問5は6分、問6の図は3分。
⚠️ 損切り・警戒ライン問6の図の選択肢が8つあって迷ったら、「電子が通る膜」「H⁺が動く向き」「ATPができる側」の3点だけを確認して消去し、最後に回す。
💡 初手の思考トリガー「供与体(還元型)= NADH・FADH₂・H₂O・NH₄⁺・NO₂⁻」「受容体 = O₂・NADP⁺」を先に書き出す。

問1 (解答番号1〜12)電子供与体・電子受容体と、光合成の仕組みの空欄

📝 どういう問題か?

電子伝達は、呼吸・光合成・化学合成に共通する仕組み。電子供与体と電子受容体が、それぞれの反応で何かを表す文章があり、A〜Gが何の物質か、ア〜オが何の反応・過程かを答える。

  • A〜G(解答番号1〜7):選択肢①〜⑫(水、亜硝酸イオン、硝酸イオン、アンモニウムイオン、酸素、硫化水素、$\mathrm{NADP^+}$、NADPH、$\mathrm{NAD^+}$、NADH、FAD、$\mathrm{FADH_2}$)から選ぶ
  • ア〜オ(解答番号8〜12):光化学系Ⅰ・Ⅱ、カルビン・ベンソン回路、クエン酸回路、解糖系、酸化、還元から選ぶ
電子供与体と電子受容体(整理表)

3つの反応を横に並べる

電子供与体電子受容体
呼吸解糖系・クエン酸回路でつくられる NADH と $\mathrm{FADH_2}$$\mathrm{O_2}$
光合成$\mathrm{H_2O}$$\mathrm{NADP^+}$
化学合成(亜硝酸菌・硝酸菌)亜硝酸菌:$\mathrm{NH_4^+}$、硝酸菌:$\mathrm{NO_2^-}$$\mathrm{O_2}$

A〜G:呼吸の供与体は、解糖系(ア)とクエン酸回路(イ)でつくられる NADH(A)と $\mathrm{FADH_2}$(B)。光合成の供与体 C は $\mathrm{H_2O}$、亜硝酸菌の D は $\mathrm{NH_4^+}$、硝酸菌の E は $\mathrm{NO_2^-}$。受容体は、呼吸と化学合成では $\mathrm{O_2}$(F)、光合成では $\mathrm{NADP^+}$(G)。
ア〜オ:ア=解糖系、イ=クエン酸回路、ウ=光化学系Ⅱ(水から電子を取り出すところ)、エ=光化学系Ⅰ(電子を再び高い状態にし、$\mathrm{NADP^+}$ を還元する)、オ=還元。

🎯 問1 の答え
A:⑩ NADHB:⑫ $\mathrm{FADH_2}$C:① $\mathrm{H_2O}$D:④ $\mathrm{NH_4^+}$E:② $\mathrm{NO_2^-}$F:⑤ $\mathrm{O_2}$G:⑦ $\mathrm{NADP^+}$ア:⑤ 解糖系イ:④ クエン酸回路ウ:② 光化学系Ⅱエ:① 光化学系Ⅰオ:⑦ 還元
⚠️ 光化学系Ⅰ・Ⅱは「Ⅱが先」。電子の流れは 水 → 光化学系Ⅱ → 光化学系Ⅰ → $\mathrm{NADP^+}$ の順。番号の順ではない。化学合成は無機物($\mathrm{NH_4^+}$、$\mathrm{NO_2^-}$)を酸化して電子を取り出す。

問2〜問5 (解答番号13〜16)還元作用の強弱と、グルコース1分子あたりの数

📝 どういう問題か?

文章の空欄 a〜d は、供与体の還元作用が「強い/弱い」、受容体の還元作用が「強い/弱い」かを答える所。そのあとで、呼吸と光合成の「数」を問う。

  • 問2:a〜dに入る「強」「弱」の組み合わせを4通りから選ぶ(解答番号13)
  • 問3:呼吸でグルコース1分子から生じるA(NADH)の数を選ぶ(解答番号14、選択肢は1〜12)
  • 問4:同じくB($\mathrm{FADH_2}$)の数を選ぶ(解答番号15)
  • 問5:光合成で、2分子の電子供与体Cから供給される電子が、最終的に何分子の電子受容体Gに受け取られるかを選ぶ(解答番号16)

問2:電子は還元作用の強い物質(電子を手放しやすい)から弱い物質へ自然に流れる。呼吸の供与体 A・B は還元作用が強く(a)、受容体は $\mathrm{O_2}$ に近づくほど還元作用が弱い(b)。光合成の供与体 C(水)は還元作用が弱く(c)、受容体 G は還元作用が強い(d)ので、光エネルギーで電子を高い状態にする必要がある。→ 強・弱・弱・強。

$$\text{NADH}=2\ (\text{解糖系})+2\ (\text{ピルビン酸} \to \text{アセチルCoA})+6\ (\text{クエン酸回路})=10$$

問3:10分子。問4:$\mathrm{FADH_2}$ はクエン酸回路の2分子。
問5:$2\mathrm{H_2O}\to\mathrm{O_2}+4\mathrm{H^+}+4e^-$ で電子は4個。$\mathrm{NADP^+}$ は電子2個ずつ受け取る($\mathrm{NADP^++2H^++2e^-\to NADPH+H^+}$)ので、$4\div2=2$ 分子。

🎯 問2〜問5 の答え
解答番号13:②(a強・b弱・c弱・d強)解答番号14:⑤(10)解答番号15:②(2)解答番号16:②(2分子)
⚠️ 数は「何分子」の単位を確認。問3は解糖系の2とクエン酸回路の6だけでなく、ピルビン酸の変換での2を数え落とさない。問5は電子の数(4)と、$\mathrm{NADP^+}$ の分子数(2)を取り違えない。

問6 (解答番号17・18)電子伝達の概略図を選ぶ

📝 どういう問題か?

膜に埋め込まれたタンパク質の列と ATP合成酵素が描かれた8枚の図。図には、膜の上下(X側・Y側)、電子の供与体 a と受容体 b が出入りする側、ATP が合成される側が矢印で示されている。X は「ミトコンドリアのマトリックス、あるいは葉緑体のストロマ」、Y は「ミトコンドリアの膜間腔、あるいは葉緑体のチラコイド内腔」。

  • (1) ミトコンドリアの電子伝達系の概略図を、①〜⑧から選ぶ(解答番号17)
  • (2) 光合成(光化学系を含む)の電子伝達系の概略図を、①〜⑧から選ぶ(解答番号18)
ミトコンドリアとチラコイド膜で、H+を汲み出す向きとATPができる側を比べた概念図
図B H⁺の向きとATPができる側(TMPS作成の概念図。本番の図ではありません)

どちらも、H⁺ は「X側 → Y側」へ汲み出され、ATP合成酵素をY側 → X側に戻るときに、X側でATPが合成される。
(1) ミトコンドリア:供与体 a(NADH など)はマトリックス(X側)で電子を放ち、受容体 b($\mathrm{O_2}$)もマトリックス側で電子を受け取り水になる。ATP はマトリックス側(X)。→ a・b・ATP がすべて X 側の図 ⑦。
(2) 光合成:供与体 a(水)は内腔側(Y)で分解され、受容体 b($\mathrm{NADP^+}$)はストロマ側(X)で還元される。ATP はストロマ側(X)。→ a が Y、b と ATP が X の図 ⑤。

🎯 問6 の答え
解答番号17:⑦(a・b・ATP すべて X 側)解答番号18:⑤(a は Y 側、b と ATP は X 側)
⚠️ 光合成は「水が内腔側で分解される」のがミトコンドリアとの違い。ミトコンドリアでは a も b も同じ側(マトリックス)、光合成では a と b が膜の反対側にある。両方の図でATP はいつも H⁺ の少ない側(X)でできる。
Yuiちゃん
Yuiちゃん
図の選択肢が8つあって、全部見比べるのが大変でした。
Sora先生
Sora先生
全部見なくていい。ATPの側は両方とも X。これで⑦と⑤を含む4つくらいに絞れる。次に「a と b が同じ側か違う側か」だけ見れば、1つに決まるよ。
Sora先生の総整理表

第1問:型と着眼点

問型着眼点
問1供与体・受容体呼吸=NADH・$\mathrm{FADH_2}$ → $\mathrm{O_2}$、光合成=$\mathrm{H_2O}$ → $\mathrm{NADP^+}$
問2強弱電子は還元作用の強い方から弱い方へ
問3〜5数NADH 10、$\mathrm{FADH_2}$ 2、電子4個で $\mathrm{NADP^+}$ 2分子
問6概略図H⁺ は X → Y、ATP は X 側。a と b の側で絞る
TMPSコーチング診断

🩺【自己診断】第1問で手が止まった人への処方箋

  • 問1物質が決まらない → 呼吸・光合成・化学合成の「供与体」「受容体」を表にして書き出す
  • 問2強弱が決まらない → 「電子は強い方から弱い方へ」。光合成だけは光エネルギーで逆向きに持ち上げる
  • 問3・4数がずれる → 解糖系・ピルビン酸の変換・クエン酸回路に分けて足す
  • 問5電子の数が分からない → $2\mathrm{H_2O}$ から電子4個、$\mathrm{NADP^+}$ は2個ずつ
  • 問6図が選べない → ATP の側 → a と b の側、の順に消去
第2問 / 目標:17分(問1〜問4、解答番号1〜19)

第2問 遺伝子工学 ── 遺伝暗号と制限酵素を「表」で突き合わせる

PCR、制限酵素による切断、大腸菌での大量生産の3本立て。問3だけは考える時間が必要なので、先に問1・問2・問4の空欄を取ってから入ります。

現場戦略試験会場でのリアルな立ち回り(第2問)
⏱ 目標時間 & 死守ライン目標17分。問1・問2は3分、問4は4分、問3は10分。
⚠️ 損切り・警戒ライン問3は、まず「変異の場所(61番)」だけ決めて、あとのアミノ酸は暗号表から機械的に引く。表の読み取りに時間がかかるときは、問4を先に取る。
💡 初手の思考トリガー「1塩基が変わって新しい切断部位ができる」と読み、切断部位の文字列に合わせて、どの塩基が何に変わるかを逆算する。

問1・問2 (解答番号1〜6)PCR法の材料と温度条件

📝 どういう問題か?

皮膚がんの原因になる遺伝子の変異を調べるため、PCR法で遺伝子Xを含む領域を増幅する。反応条件のグラフ(温度と時間)が与えられ、ア・イ・ウの3つの段階に入る温度を答える。

  • 問1:PCRで必要な酵素(解答番号1)、プライマー(解答番号2)、材料(解答番号3)を選ぶ
  • 問2:PCRの反応条件を表したグラフの、ア・イ・ウに入る段階の温度を選ぶ(解答番号4〜6)

問1:新しいDNA鎖を合成する酵素はDNAポリメラーゼ(②)、合成の開始点になる短い一本鎖はDNAプライマー(①)、材料は4種のデオキシリボヌクレオシド三リン酸(③)。
問2:ア=二本鎖を解く熱変性(約95℃)、イ=プライマーを結合させる(約60℃)、ウ=DNAポリメラーゼが合成する(約72℃)。グラフの形(高 → 低 → 中)から読める。

🎯 問1・問2 の答え
解答番号1:② DNAポリメラーゼ解答番号2:① DNAプライマー解答番号3:③ ヌクレオチド(dNTP)解答番号4:③(95℃)解答番号5:⑤(60℃)解答番号6:②(72℃)

問3 (解答番号7〜12)制限酵素で切れ方が変わる = どこが、何から何へ変わったか

📝 どういう問題か?

遺伝子Xの一部の塩基配列と、2つの制限酵素(XbaI、TaqI)が認識する配列、アガロースゲル電気泳動の結果、遺伝暗号表が与えられる。皮膚がんA・Bでは1つの塩基が置換しており、PCR産物を2種類の酵素で切ったとき、どの酵素で切れるかが違う。

  • 表の a〜f に入る答えを、選択肢から選ぶ(解答番号7〜12)。a=皮膚がんAでアミノ酸の置換が起きた番号、b=置換前のアミノ酸、c=置換後のアミノ酸、d・e・f=皮膚がんBについて同じ内容
  • 番号の選択肢は59〜68(①〜⑩)、アミノ酸の選択肢は10種類(バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、グルタミン、アスパラギン、アルギニン、プロリン、ヒスチジン、トリプトファン)

ステップ1 ゲルの結果を読む:正常な皮膚の増幅産物は、どちらの酵素でも切れない。皮膚がんAは XbaI で、皮膚がんBは TaqI で切れ、どちらも約90と約120塩基対の2本に分かれる(合わせて約210塩基対 = 切れなかったときの長さ)。
ステップ2 新しい切断部位が「できた」:どちらの酵素も、もとの配列には認識配列がない。1塩基が置換して認識配列ができたと考える。

ステップ3 場所を決める:領域の配列に、1塩基置換を全通り加えて、XbaI(TCTAGA)やTaqI(TCGA)の認識配列が新しくできるものを探すと、61番のコドン CAA(グルタミン)の2つ目の塩基 Aが変わるときだけ、それぞれ1通りで認識配列ができる。
・A → T:CAA → CUA(mRNA)。DNAでは前後の GGT・GAA とつながって TCTAGA(XbaI)ができる。ロイシン。
・A → G:CAA → CGA。TCGA(TaqI)ができる。アルギニン。

問3の答え(表の整理)

皮膚がんAとB

番号(a・d)前(b・e)後(c・f)切れる酵素
皮膚がんA61(③)グルタミン(⑤)ロイシン(②)XbaI
皮膚がんB61(③)グルタミン(⑤)アルギニン(⑦)TaqI
🎯 問3 の答え
a(解答番号7):③ 61b(8):⑤ グルタミンc(9):② ロイシンd(10):③ 61e(11):⑤ グルタミンf(12):⑦ アルギニン
⚠️ 認識配列は二本鎖で考える。TCTAGA は回文配列なので、どちらの鎖から読んでも同じ。番号は A も B も同じ「61」で、置換前のアミノ酸(b・e)も同じ(グルタミン)。違うのは置換後(c・f)だけ。

問4 (解答番号13〜19)大腸菌で酵素Xを大量につくる手順の空欄

📝 どういう問題か?

酵素Xの遺伝子を大腸菌に導入して大量に産生させる手順の説明文。遺伝子の運び屋、環状のDNA、取り除くもの、残すもの、転写させる酵素、遺伝子の上流につなぐ配列、2つのDNA片をつなぐ酵素、を答える。

  • 空欄 エ〜コ(解答番号13〜19)に入る語句を、①〜⑫(ゲノム、オペレーター、プラスミド、アグロバクテリウム、エキソン、イントロン、プロモーター、ベクター、DNAリガーゼ、DNAポリメラーゼ、RNAリガーゼ、RNAポリメラーゼ)から選ぶ

遺伝子はベクター(エ)に組み込んで導入する。ベクターとして使われる、自身のDNAとは別に増える環状のDNAがプラスミド(オ)。
転写後のしくみが大腸菌には無く、真核生物の遺伝子からイントロン(カ)を取り除いて、開始コドンから終止コドンまでがエキソン(キ)だけの DNA を用意する。大腸菌のRNAポリメラーゼ(ク)に転写させるため、大腸菌で働くプロモーター(ケ)の下流に配置する。2つのDNA片はDNAリガーゼ(コ)でつなぐ。

🎯 問4 の答え
エ(13):⑧ ベクターオ(14):③ プラスミドカ(15):⑥ イントロンキ(16):⑤ エキソンク(17):⑫ RNAポリメラーゼケ(18):⑦ プロモーターコ(19):⑨ DNAリガーゼ
⚠️ ポリメラーゼとリガーゼ、DNAとRNAの組み合わせの取り違えに注意。転写は RNAポリメラーゼ、DNAを「つなぐ」のはDNAリガーゼ(合成するのはDNAポリメラーゼ)。エキソン・イントロンは「イントロンを除く」「残るのがエキソン」の順に。
Yuiちゃん
Yuiちゃん
問3は、どこから手をつければいいのか分かりませんでした。
Sora先生
Sora先生
まずゲルの結果。「Aは XbaI で切れる、Bは TaqI で切れる」だけを読む。そのあと、酵素の認識配列(6文字と4文字)が、もとの配列のどこに「あと1文字変えるとできる」か探す。見つかる場所は1か所しかないんだ。
Sora先生の総整理表

第2問:型と着眼点

問型着眼点
問1PCRの材料酵素、プライマー、ヌクレオチド
問2PCRの温度熱変性 → アニーリング → 伸長(約95・60・72℃)
問3変異の特定ゲルで切れる酵素を読み、認識配列が1塩基でできる場所を探す
問4大腸菌での産生ベクター、イントロンの除去、プロモーター、リガーゼ
TMPSコーチング診断

🩺【自己診断】第2問で手が止まった人への処方箋

  • 問1・2用語が出ない → PCRの3段階(熱変性・アニーリング・伸長)と、そこに必要な物を書き出す
  • 問3場所が決まらない → 認識配列を1文字ずつずらして、もとの配列と1文字しか違わない場所を探す
  • 問3アミノ酸が引けない → 暗号表で、そのコドンの「2文字目」だけを変える
  • 問4空欄が埋まらない → 「導入 → 切る → つなぐ → 転写」の順に、使う道具を並べる
第3問 / 目標:14分(問1〜問2、解答番号1〜18)

第3問 ヒトの視覚 ── 網膜の層と、視神経が切れたときの視野

網膜の断面図の読み取りと、視覚が脳に伝わる経路の問題。経路は「図を描いて切断位置を1つずつ確かめる」と必ず解けます。

現場戦略試験会場でのリアルな立ち回り(第3問)
⏱ 目標時間 & 死守ライン目標14分。問1は6分、問2は8分(問2(3)の視野に5分)。
⚠️ 損切り・警戒ライン問1(1)の図の細胞(c・dの桿体と錐体)が決められなければ、他の選択肢を先に取り、見分けを最後に回す。
💡 初手の思考トリガー「鼻側の網膜の線維は交差、耳側は交差しない」を図に描き込み、切断位置ごとに何が途切れるかを数える。

問1 (解答番号1〜11)網膜の断面図と視細胞

📝 どういう問題か?

網膜の縦断面の図に a〜g の層・細胞の記号が付いている。それぞれが何かを答え、視細胞とロドプシンの性質を問う。

  • (1) 図の a〜g(解答番号1〜7):9つの選択肢(結膜、強膜、角膜、脈絡膜、連絡神経細胞、桿体細胞、色素細胞、視神経細胞、錐体細胞)から選ぶ
  • (2) 視細胞として適当なものをすべて選ぶ(解答番号8。複数をマークする)
  • (3) 視物質ロドプシンをもつものを選ぶ(解答番号9)
  • (4) ロドプシンに関する記述を選ぶ(解答番号10)
  • (5) 図の W〜Z のうち、光の進む向きを選ぶ(解答番号11)

網膜は、光が入る側(ガラス体側)から、視神経細胞 → 連絡神経細胞 → 視細胞 → 色素細胞 → 脈絡膜 → 強膜の順に層をなす。光は視神経細胞の側(W)から入り、視細胞に届く。
図の a=視神経細胞(⑧)、b=連絡神経細胞(⑤)、c=桿体細胞(⑥)、d=錐体細胞(⑨)、e=色素細胞(⑦)、f=脈絡膜(④)、g=強膜(②)。視細胞は c と d の両方(③④)。ロドプシンをもつのは桿体細胞の c(③)。
ロドプシンは、ビタミンAからつくられるレチナールと、タンパク質オプシンからなる。光を受けるとレチナールの構造が変わり、オプシンから離れて視細胞が興奮する(③)。

🎯 問1 の答え
解答番号1:⑧ 視神経細胞(a)解答番号2:⑤ 連絡神経細胞(b)解答番号3:⑥ 桿体細胞(c)※要確認解答番号4:⑨ 錐体細胞(d)※要確認解答番号5:⑦ 色素細胞(e)解答番号6:④ 脈絡膜(f)解答番号7:② 強膜(g)解答番号8:③ と ④(両方マーク)解答番号9:③(c)解答番号10:③解答番号11:① W
⚠️ 光は視細胞の「手前の層」を通ってから届く(ヒトの網膜は反転網膜)。そのため、光の入る向きは視神経細胞側(W)で、視細胞より奥に色素細胞がある。(2)は「すべて選べ」なので、桿体と錐体の両方をマークしないと0点。c と d の見分けは、細長い方が桿体、先が円すい形に太い方が錐体。要確認:図の形からの読み取りなので、手元の図で確かめてください。

問2 (解答番号12〜18)視覚中枢、像の向き、視神経が切れたときの視野

📝 どういう問題か?

左右の眼から脳(左右の視覚野)への経路の図(図2)に、切断位置 a〜e が太い線で示される。a は左眼の視神経、c は交差部の中央、2か所の d は交差部の外側、b と e は左右の視索。

  • (1) 視覚中枢のある大脳の部位を選ぶ(解答番号12)
  • (2) 網膜に映る像の上下左右の向きを選ぶ(解答番号13)
  • (3) 図2の a〜e(解答番号14〜18):眼球に異常がないとき、視神経が a〜e の位置で遮断された場合の、左右の眼の視野の欠け方を、6つの図(①〜⑥、黒=欠けた部分)からそれぞれ選ぶ

(1) 視覚中枢は後頭葉(④)。(2) 水晶体で光が屈折し、網膜には上下左右が逆の像が結ばれる(④)。

左右の眼から左右の視覚野までの神経線維。耳側網膜の線維は同じ側へ、鼻側網膜の線維は交差して反対側へ進む。切断位置a〜eの例
図C 視覚の経路と切断位置(TMPS作成の概念図。本番の図ではありません)

(3) まず、線維の通り道を決める。鼻側網膜(外側の視野を見る)の線維は視交叉で交差して反対側へ、耳側網膜(内側の視野を見る)の線維は交差せず同じ側の視索を通る。

切断位置と視野の欠け方

6つの図との対応

位置途切れる線維視野の欠け選択肢
a 左眼の視神経左眼の全線維左眼がすべて見えない⑥
b 左の視索左眼の耳側網膜+右眼の鼻側網膜両眼とも右半分が欠ける(右同名半盲)④
c 視交叉の中央交差する線維(両眼の鼻側網膜)両眼の耳側(外側)が欠ける(両耳側半盲)①
d 視交叉の外側交差しない線維(両眼の耳側網膜)両眼の鼻側(内側)が欠ける(両鼻側半盲)③
e 右の視索右眼の耳側網膜+左眼の鼻側網膜両眼とも左半分が欠ける(左同名半盲)②
🎯 問2 の答え
解答番号12:④ 後頭葉解答番号13:④a(解答番号14):⑥b(解答番号15):④c(解答番号16):①d(解答番号17):③e(解答番号18):②
⚠️ 視野の「半分」は、見ている方向で数える。左の視索(b)が切れると、左脳に届く情報(右側の視野)が両眼とも欠ける。「d」は2か所とも切って、外側の線維=両眼の鼻側の視野が欠ける(③)。c と d はどちらも「両眼の半分ずつ」が欠けるが、c は外側(耳側)、d は内側(鼻側)。要確認:図の黒塗りの読み取りは、手元の図とあわせて確かめてください。
Yuiちゃん
Yuiちゃん
bとeがどっちか、いつも迷います…。
Sora先生
Sora先生
「左の視索が切れると、左の脳が見えなくなる」。左脳は右側の視野を担当するから、右半分が欠ける。これだけ覚えれば、eはその逆だよ。
Sora先生の総整理表

第3問:型と着眼点

問型着眼点
問1(1)図の読み取り光の入る側から、視神経細胞 → 連絡神経細胞 → 視細胞 → 色素細胞 → 脈絡膜 → 強膜
問1(2)〜(5)視細胞・ロドプシン桿体と錐体の両方、ロドプシンは桿体、ビタミンA
問2(1)(2)視覚中枢・像の向き後頭葉、上下左右が逆
問2(3)視野の欠け鼻側網膜の線維は交差、耳側は交差しない
TMPSコーチング診断

🩺【自己診断】第3問で手が止まった人への処方箋

  • 問1(1)層の順番が分からない → 光の入る向きから、神経細胞 → 視細胞 → 色素細胞 の順に並べる
  • 問1(2)1つしかマークしない → 「全て選べ」は桿体と錐体の両方
  • 問2(3)視野が混乱する → 図に線維を描き、切断位置から先が途切れる線維に×をつける
  • 問2(3)左右が逆になる → 脳の左側は視野の右側を担当する
記述 / 目標:11分(問1〜問4)

記述 生態系の撹乱と絶滅 ── 用語の空欄と、短い説明2つ

生息地の分断化 → 小さな個体群 → 絶滅の渦、という流れの空欄補充と、中規模の撹乱・大量絶滅の根拠の短い記述です。

現場戦略試験会場でのリアルな立ち回り(記述)
⏱ 目標時間 & 死守ライン目標11分。問1の空欄に4分、問2〜問4の記述に7分。
⚠️ 損切り・警戒ライン分からない空欄(エ・キ・セなど)は飛ばして、確実な語句(イ、コ、サ〜チなど)から埋める。字数制限のある記述は、必ず指定の用語を入れる。
💡 初手の思考トリガー「分断化 → 孤立 → 小さな個体群 → 近交弱勢・遺伝的多様性の減少 → 絶滅の渦」の流れを頭に描いて空欄を埋める。

問1生息地の分断化から、大量絶滅まで(空欄 ア〜チ)

📝 どういう問題か?

2つの文章。1つめは、生息地の分断化によって小さな個体群が孤立し、出生率・生存率の低下、アリー効果、近交弱勢、遺伝的多様性の減少を経て、絶滅の渦に至る流れ。2つめは、過去の大量絶滅(古生代最大のものと、中生代最後のもの)の説明。

  • 空欄 ア〜チ(15個)に、最も適当な語句を記入する(一部の空欄には、解答欄内に文字が補ってある)

前半:生息地の「ア(分断)」化でできる小さな個体群が「イ(局所個体群)」。これらの交流がなくなる状態が「ウ(孤立)」。個体数が少ない集団では、「エ(偶然)」によって性比が大きく偏ることがあり、次世代の「オ(出生)」率の低下につながる。また、災害や捕食で多くが死ぬと「カ(生存)」率の低下が起こる。「キ(個体群密度)」が低下するとアリー効果が現れ、絶滅の危険性につながる。
小さな個体群では、近交弱勢や「ク(遺伝的浮動)」の影響が強い。「ケ(遺伝的多様性)」が失われると、環境変化や新しい病原菌に対応できない個体が生じる。こうした過程が連動して絶滅に向かう現象が「コ(絶滅の渦)」。
後半:最大規模の大量絶滅は「サ(古生代)」の「シ(ペルム)」紀末。火山活動で気候が急変し、「ス(光合成)」が抑制されて海中の「セ(酸素)」が低下したとされる。最後の大量絶滅は「ソ(中生代)」の「タ(白亜)」紀末で、「チ(恐竜)」類やアンモナイトなどが絶滅した。

🎯 問1 の答え
ア 分断(断片)イ 局所個体群ウ 孤立エ 偶然(確率的な変動)※要確認オ 出生カ 生存(死亡)※要確認キ 個体群密度※要確認ク 遺伝的浮動ケ 遺伝的多様性コ 絶滅の渦サ 古生代シ ペルムス 光合成セ 酸素(濃度)※要確認ソ 中生代タ 白亜チ 恐竜
⚠️ エ・カ・キ・セのように、文脈から語句を決める空欄は、前後の語(「性比が偏る」「率の低下」「アリー効果」「海中の〜」)で絞る。どれも教科書の用語で書く。要確認:これらの空欄は、解答欄の補い文字(ヒント)と照らして確かめてください。

問2中規模の撹乱と多様性

📝 どういう問題か?

「強いかく乱は多様性を損なうが、中規模のかく乱は多種の共存をもたらす」という考えを、極相林に当てはめる問題。

  • (1) 極相林における中規模の撹乱で生じる、林冠が比較的広くとぎれた空間を何というか。カタカナ4文字で答える
  • (2) 極相林での中規模の撹乱によって樹種が多様になる理由を、「林床」「陰樹」の2語を用いて、句読点を含め50字以内で説明する

(1) ギャップ(林冠が途切れてできる空間。ギャップ更新)。

(2) 答案例:林冠が開いて林床に光が届き、陽樹も陰樹も芽ばえて育つので、多様な樹種が共存できる。(41字)

ポイントは、「ギャップ → 林床が明るくなる → 陽樹・陰樹の両方が育つ → 多種が共存」の流れ。「林床」と「陰樹」を必ず入れる。

問3近交弱勢の説明(空欄 ツ〜ニ)

📝 どういう問題か?

近交弱勢を、遺伝子と接合の言葉で説明する文章。

  • 「近交弱勢とは、適応度を低下させる[ツ]性の[テ]が、[ト]によって[ナ]接合になることで[ニ]型に現れやすくなる現象である」の空欄 ツ〜ニを埋める

ツ 有害、テ 潜性(劣性)遺伝子、ト 近親交配、ナ ホモ(同型)、ニ 表現(形質)。

有害な潜性遺伝子は、ふつうはヘテロ接合では隠れている。近親交配で親の遺伝子が重なると、ホモ接合になって表現型に現れやすい。

問4大量絶滅の根拠

📝 どういう問題か?

白亜紀末の大量絶滅の原因を巨大いん石の衝突とする説の、証拠を問う。

  • 下線部(巨大いん石の衝突による火災・粉じん・寒冷化という推測)の根拠として、この地質時代の境界層における地球規模での調査結果を、句読点を含め40字以内で説明する

答案例:世界各地の境界層に、隕石に多く含まれるイリジウムが高濃度で見つかる。(34字)

地殻にはイリジウムが少ないが、隕石には多い。白亜紀末の境界層に、世界各地でイリジウムが異常に多いという調査結果が、いん石の衝突の証拠とされた。

⚠️ 記述は「結論 + 根拠」を1文に。字数を数えて、指定の用語を入れる。問4は「どの地層で」「何が」「どうだったか」の3点を、40字に収める。要確認:用語・知識の記述は教科書に基づく答案例で、採点基準は公表されていません。
Yuiちゃん
Yuiちゃん
記述は、書き出しで迷って時間が足りなくなります。
Sora先生
Sora先生
指定の用語を先に紙の端に書いて、「Aだから、Bになる」の型に当てはめる。たとえば「林床」「陰樹」なら「林床に光が届くので陰樹も育つ」。これで40字には収まるよ。
Sora先生の総整理表

記述:型と着眼点

問型着眼点
問1空欄補充分断化 → 孤立 → 小さな個体群 → 絶滅の渦、大量絶滅の年代と原因
問2ギャップと多様性光が林床に届き、陽樹も陰樹も育つ
問3近交弱勢有害な潜性遺伝子が、近親交配でホモ接合になる
問4大量絶滅の根拠境界層のイリジウム
TMPSコーチング診断

🩺【自己診断】記述で手が止まった人への処方箋

  • 問1空欄が埋まらない → 前半は「分断化 → 孤立 → 小さな個体群」、後半は「古生代・中生代」の順に年代を決める
  • 問2(2)字数に収まらない → 指定語を先に書き、「〜なので、〜できる」の1文にする
  • 問3用語が出ない → 「潜性遺伝子がホモ接合になる」の流れで言葉を並べる
  • 問4根拠が出ない → 白亜紀末の境界層 = イリジウム
TMPS ORIGINAL

順天堂大2024型 そっくり類題セット
(全4大問・解答解説つき)

2024年度の本番と同じ構成(第1問、第2問、第3問、記述)で、題材と数値を変えたTMPSオリジナル問題です。用語を正確に取る力、表で整理して解く力の練習に使ってください。

試験時間の目安 60分エネルギー変換・遺伝子工学・視覚・生態系
📄 本番形式の問題冊子PDFをダウンロード(全5ページ)

印刷して本番と同じように60分で解けます。解答・解説はこのページの下に掲載しています。

※ 順天堂大学の入試問題ではありません。本文・設問・人物・団体(架空)はすべてTMPS医学館が作成したオリジナルで、出典のある引用ではありません。

類題 大問Ⅰ 第1問(エネルギー変換)

次の文章を読み、以下の各問い(問1〜問6)に答えよ。〔解答番号 1 〜 11〕

問1 生物は、物質の酸化還元で生じるエネルギーを使ってATPを合成する。呼吸では、グルコースなどから取り出された電子が、補酵素 1 から電子伝達系を通って最終的に 2 に渡され、3 が生じる。この過程でミトコンドリアの内膜を通って 4 がマトリックスから膜間腔へ汲み出され、膜をはさんで濃度差ができる。4 がATP合成酵素を通ってマトリックスへ戻るときにATPが合成される。一方、光合成では、チラコイド膜の光化学系Ⅱで 5 が分解されて電子が取り出され、このとき 6 が放出される。
上の文の空欄 1〜6 に当てはまる最も適当な語句を、次の①〜⑨のうちからそれぞれ一つ選べ。(同じものを何度選んでもよい)
① NADH ② NADPH ③ $\mathrm{O_2}$
④ $\mathrm{H_2O}$ ⑤ $\mathrm{H^+}$ ⑥ $\mathrm{CO_2}$
⑦ $\mathrm{NAD^+}$ ⑧ $\mathrm{NADP^+}$ ⑨ ATP
問2 次の記述 a〜d のうち、正しいものの組み合わせを、次の①〜⑥のうちから一つ選べ。 7
a 解糖系は細胞質基質で行われ、グルコース1分子あたり正味2分子のATPが生じる。
b クエン酸回路に関わる酵素は、ミトコンドリアの内膜に存在する。
c 光化学系Ⅰで、電子は $\mathrm{NADP^+}$ に渡されて NADPH が生じる。
d 電子伝達系によるATP合成は、酸素がなくても同じ速さで進む。
① a, b ② a, c ③ a, d
④ b, c ⑤ b, d ⑥ c, d
問3 ミトコンドリアで、NADH 1分子の電子が電子伝達系を流れるとき10個、$\mathrm{FADH_2}$ 1分子のときは6個の $\mathrm{H^+}$ が汲み出され、ATP合成酵素は $\mathrm{H^+}$ 4個を通すごとに1分子のATPを合成するとする。グルコース1分子を呼吸で完全に分解するとき、電子伝達系の働きで合成されるATPは何分子か。最も適当なものを、次の①〜⑥のうちから一つ選べ。 8
① 24分子 ② 26分子
③ 28分子 ④ 30分子
⑤ 32分子 ⑥ 34分子
問4 光合成で、$\mathrm{O_2}$ 1分子が発生するとき、水の分解によってチラコイド内腔に生じる $\mathrm{H^+}$ は何個か。最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。 9
① 1個 ② 2個
③ 4個 ④ 6個
⑤ 8個
問5 問4で生じた電子は、最終的に何分子の $\mathrm{NADP^+}$ に受け取られるか。ただし、$\mathrm{NADP^+}$ 1分子は電子2個を受け取り、途中で電子の損失はないとする。最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。 10
① 1分子 ② 2分子
③ 4分子 ④ 8分子
⑤ 10分子
問6 ミトコンドリアの内膜で、$\mathrm{H^+}$ が運ばれる向きと、ATPが合成される側の組み合わせとして最も適当なものを、次の①〜④のうちから一つ選べ。 11
① $\mathrm{H^+}$ はマトリックス側から膜間腔側へ運ばれ、ATPはマトリックス側で合成される
② $\mathrm{H^+}$ はマトリックス側から膜間腔側へ運ばれ、ATPは膜間腔側で合成される
③ $\mathrm{H^+}$ は膜間腔側からマトリックス側へ運ばれ、ATPはマトリックス側で合成される
④ $\mathrm{H^+}$ は膜間腔側からマトリックス側へ運ばれ、ATPは膜間腔側で合成される
▶ 大問Ⅰ 第1問(エネルギー変換) の答えと解説を見る

大問Ⅰ 第1問(エネルギー変換) の答えと解説

問1
1:①2:③3:④4:⑤5:④6:③
  1. 呼吸の電子伝達系に電子を渡す還元型補酵素は NADH($\mathrm{FADH_2}$ も同じ役)。電子の最終的な受容体は酸素で、$\mathrm{O_2}$ が電子と $\mathrm{H^+}$ を受け取って水ができる。
  2. 膜をはさんだ濃度差をつくるのは $\mathrm{H^+}$。光合成では光化学系Ⅱで水が分解され、電子・$\mathrm{H^+}$ とともに酸素が出る。
問2
7:②
  1. a は正しい(解糖系は細胞質基質)。b は誤り(クエン酸回路の酵素はマトリックスにある)。c は正しい。d は誤り(酸素が電子の最終受容体なので、なければ止まる)。
  2. 正しいのは a と c。
問3
8:③
  1. グルコース1分子から生じる NADH は、解糖系2、ピルビン酸の変換2、クエン酸回路6の計10分子、$\mathrm{FADH_2}$ は2分子。
  2. 汲み出される $\mathrm{H^+}$ は $10\times10+2\times6=112$ 個。$112\div4=28$ 分子。(解糖系とクエン酸回路での基質レベルのATP4分子は含まない)
問4
9:③
  1. $2\mathrm{H_2O}\to\mathrm{O_2}+4\mathrm{H^+}+4e^-$。$\mathrm{O_2}$ 1分子あたり $\mathrm{H^+}$ は4個、電子も4個。
問5
10:②
  1. 電子4個 $\div$ 2個 $=2$ 分子。
問6
11:①
  1. 電子伝達系は $\mathrm{H^+}$ をマトリックスから膜間腔へ汲み出す。ATP合成酵素を $\mathrm{H^+}$ が逆向きに(膜間腔 → マトリックス)通るとき、ATPはマトリックス側でつくられる。
類題 大問Ⅱ 第2問(遺伝子工学)

次の文章を読み、以下の各問い(問1〜問4)に答えよ。〔解答番号 1 〜 14〕

ある研究者が、腸のがん細胞で過剰に働いている遺伝子Kに注目した。2人の患者C、Dのがん組織と、正常な組織から取り出した遺伝子Kの一部をPCR法で増幅して調べた。
問1 PCR法に必要な次の3つの物質として最も適当なものを、下の①〜⑦のうちからそれぞれ一つ選べ。
(1) 新しいDNA鎖を合成する酵素 1 (2) 合成の開始点になる短い一本鎖 2 (3) 合成の材料 3
① RNAプライマー ② 4種のリボヌクレオシド三リン酸 ③ 耐熱性DNAポリメラーゼ
④ 制限酵素 ⑤ DNAプライマー ⑥ DNAリガーゼ
⑦ 4種のデオキシリボヌクレオシド三リン酸
問2 PCR法の3つの段階の温度として最も適当なものを、次の①〜⑧(単位は℃)のうちからそれぞれ一つ選べ。
DNAを一本鎖にする段階 4 プライマーを結合させる段階 5 DNAを合成する段階 6
① 4 ② 25 ③ 37 ④ 55
⑤ 65 ⑥ 72 ⑦ 94 ⑧ 100
問3 遺伝子Kのコドン120〜129にあたるmRNAの塩基配列は 5'-AAC GCG AGA GGA UUU CUC AAA CAC AUU CAA-3' である。正常な細胞では124番目のコドンは UUU であるが、患者Cのがん細胞では、1つの塩基が置換した結果、制限酵素EcoRI(認識配列 GAATTC)で切断される領域が生じていた。患者Dのがん細胞では、同じコドンの別の塩基が置換した結果、制限酵素Sau3AI(認識配列 GATC)で切断される領域が生じていた。いずれも、もとの領域にはこれらの認識配列はない。
(1) 置換が起きているのは、何番目のコドンか。 7
① 122 ② 123 ③ 124 ④ 125 ⑤ 126
(2) 正常な細胞の124番目のコドンがコードするアミノ酸 8、患者Cのがん細胞でのアミノ酸 9、患者Dのがん細胞でのアミノ酸 10 を、次の①〜⑥のうちからそれぞれ一つ選べ。
① フェニルアラニン ② ロイシン ③ セリン
④ イソロイシン ⑤ グリシン ⑥ アルギニン
問4 この遺伝子Kの産物を大腸菌で大量につくるため、ヒトの細胞から取り出した mRNA から、11 を用いて 12 を合成した。これを、13 で切断した環状のDNAに 14 を用いてつなぎ、大腸菌に導入した。空欄 11〜14 に最も適当な語句を、次の①〜⑧のうちからそれぞれ一つ選べ。
① DNAポリメラーゼ ② 逆転写酵素 ③ 制限酵素 ④ DNAリガーゼ
⑤ cDNA ⑥ ゲノムDNA ⑦ イントロン ⑧ プロモーター
▶ 大問Ⅱ 第2問(遺伝子工学) の答えと解説を見る

大問Ⅱ 第2問(遺伝子工学) の答えと解説

問1
1:③2:⑤3:⑦
  1. 鎖を合成する酵素は、高温でも壊れない耐熱性DNAポリメラーゼ。合成の開始点は、DNAでできたプライマー。材料はデオキシリボヌクレオシド三リン酸(dNTP)。
問2
4:⑦5:④6:⑥
  1. 二本鎖を一本鎖にする熱変性は約94℃、プライマーを結合させる段階は約55℃、耐熱性DNAポリメラーゼが合成する段階は約72℃。
問3(1)
7:③
  1. EcoRI部位 GAATTC は、GGA と UUU(DNAでは TTT)の間で、TTT → ATT と変わると GGA·ATT·CTC から GAATTC ができる。Sau3AI部位 GATC は、TTT → TCT と変わると GGA·TCT から GATC ができる。どちらも124番目のコドンの1つの塩基の置換。
問3(2)
8:①9:④10:③
  1. UUU はフェニルアラニン。患者Cは UUU → AUU でイソロイシン、患者Dは UUU → UCU でセリン。
問4
11:②12:⑤13:③14:④
  1. mRNA からDNAを合成する酵素は逆転写酵素で、できたDNAがcDNA。環状のDNA(プラスミド)は制限酵素で切り、DNAリガーゼでつなぐ。
  2. ヒトの mRNA はイントロンがすでに除かれているので、イントロンのない cDNA を使えば、大腸菌でもタンパク質をつくれる。
類題 大問Ⅲ 第3問(眼と視覚)

次の文章を読み、以下の各問い(問1〜問3)に答えよ。〔解答番号 1 〜 11〕

問1 ヒトの眼で、近くの物を見るとき、毛様体の筋肉は 1、チン小帯は 2、水晶体は 3。また、明るい場所では、虹彩の働きで瞳孔は 4。空欄 1〜4 に最も適当な語句を、次の①〜⑥のうちからそれぞれ一つ選べ。
① 収縮する ② ゆるむ ③ 厚くなる
④ 薄くなる ⑤ 拡大する ⑥ 縮小する
問2(1) 網膜で、錐体細胞が最も多く集まっている部分を、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。 5
①盲斑 ②黄斑 ③脈絡膜 ④強膜 ⑤毛様体
問2(2) ビタミンAが不足すると起こりやすい症状を、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。 6
①夜盲症 ②色覚異常 ③緑内障 ④白内障 ⑤近視
問3 眼球に異常はないが、視覚の経路の次のp〜tの部分で神経が遮断された場合、左右の眼の視野はどうなるか。それぞれ最も適当なものを、下の①〜⑥のうちから一つずつ選べ。視野の「左半分」「右半分」は、見ている人から見た方向で表し、「耳側」は外側、「鼻側」は内側とする。
p 左眼の視神経(視交叉より眼球側) q 視交叉の中央(左右の眼から交差する線維が通る部分) r 視交叉の外側(左右とも、交差しない線維が通る部分) s 左の視索(視交叉と大脳の間) t 右の視索
〔解答番号 p:7 q:8 r:9 s:10 t:11〕
①左眼の視野がすべて欠ける
②両眼とも右半分の視野が欠ける
③両眼の耳側の視野が欠ける
④両眼の鼻側の視野が欠ける
⑤両眼とも左半分の視野が欠ける
⑥右眼の視野がすべて欠ける
▶ 大問Ⅲ 第3問(眼と視覚) の答えと解説を見る

大問Ⅲ 第3問(眼と視覚) の答えと解説

問1
1:①2:②3:③4:⑥
  1. 近くを見るときは毛様体が収縮 → チン小帯がゆるむ → 水晶体が自身の弾力で厚くなる。明るい場所では瞳孔は縮小する。
問2(1)
5:②
  1. 錐体細胞は、視軸が網膜と交わる黄斑に最も多く集まっている。盲斑には視細胞がない。
問2(2)
6:①
  1. 桿体細胞の視物質ロドプシンは、ビタミンAからつくられるレチナールを含む。不足すると暗い所で見えにくくなる(夜盲症)。
問3
p(解答番号7):①q(解答番号8):③r(解答番号9):④s(解答番号10):②t(解答番号11):⑤
  1. 鼻側の網膜(耳側の視野を見る)の線維は視交叉で交差し、耳側の網膜(鼻側の視野を見る)の線維は同じ側を進む。
  2. p:左眼の線維がすべて遮断され、左眼が見えない。q:交差する線維が切れ、両眼の耳側の視野が欠ける。r:交差しない線維が切れ、両眼の鼻側の視野が欠ける。
  3. s:左の視索には、左眼の耳側網膜と右眼の鼻側網膜の線維が通る。これらは右側の視野を見ているので、両眼とも右半分が欠ける。t:同様に両眼とも左半分が欠ける。
類題 大問Ⅳ 記述(生物多様性の保全)

次の各問いの答えを解答用紙に記しなさい。

問1 人間の活動は、生物多様性に大きな影響を与えている。人間によって本来の生息地から別の地域に持ち込まれて定着した生物を ア といい、在来の生物を捕食したり競争に勝ったりして、生態系をかく乱することがある。生活排水などで窒素やリンが水域に過剰に流入すると イ が進み、植物プランクトンが大量に発生する。これが湖沼で起こる現象を ウ(水の華)、海で起こる現象を エ という。また、分解されにくい有害な物質が、食物連鎖を通じて高次の消費者の体内に高い濃度で蓄積する現象を オ という。絶滅のおそれのある野生生物をまとめた一覧を カ といい、人の手が定期的に入って維持されてきた、農地や雑木林などからなる地域を キ という。かく乱の規模や頻度が中程度のとき、種の多様性が最も高くなるという考えを ク 仮説という。
上の文の空欄ア〜クに最も適当な語句を記入せよ。
問2 分断された生息地について、次の(1)、(2)の各問いに答えよ。
(1) 分断された生息地どうしをつなぎ、生物が移動できるようにする、細長い緑地などの空間を何というか。最も適当な語句をカタカナ4文字で答えよ。
(2) (1)の空間が、小さな個体群の絶滅を防ぐ理由を「移動」「近親交配」という2つの用語を用いて、句読点を含めて50字以内で説明せよ。
問3 生物濃縮について説明した下の文の空欄ケ〜サに最も適当な語句を記入せよ。
生物濃縮とは、体内で ケ されにくい物質が、コ を通じて、栄養段階の サ 生物ほど高い濃度になる現象である。
問4 アオコ(水の華)が大発生した湖で、魚が大量に死ぬことがある。その理由を、水中の酸素に着目して、句読点を含めて40字以内で説明せよ。
▶ 大問Ⅳ 記述(生物多様性の保全) の答えと解説を見る

大問Ⅳ 記述(生物多様性の保全) の答えと解説

問1
ア 外来生物イ 富栄養化ウ アオコエ 赤潮オ 生物濃縮カ レッドリストキ 里山ク 中規模かく乱
  1. ア:外来生物(外来種)。イ:富栄養化。ウ:湖沼ではアオコ(水の華)、エ:海では赤潮。オ:生物濃縮。カ:レッドリスト。キ:里山。ク:中規模かく乱(仮説)。
問2(1)
コリドー
  1. 生態的回廊(コリドー)。
問2(2)
答案例:コリドーで個体群間の移動が可能になり、近親交配が減って、近交弱勢が避けられるから。
  1. ポイントは、移動 → 個体群間の遺伝的交流 → 近親交配が減る → 近交弱勢を避けられる、という流れ。(約40字)
問3
ケ 分解(排出)コ 食物連鎖サ 高い
  1. 分解や排出されにくい物質は、食べられるたびに体内にたまり、食物連鎖の上位の(栄養段階の高い)生物ほど濃度が高くなる。
問4
答案例:藻類の死がいを分解者が分解する際に呼吸で酸素を消費し、水中が酸欠になるから。
  1. 大発生した藻類が死ぬと、分解者(細菌など)が死がいを分解し、その呼吸で水中の酸素が大量に使われる。

※ 類題は、本番の解き方の骨格は残しつつ、題材・数値・問われ方を変えて作っています(ATPの合成数と水の分解、別の遺伝子と制限酵素EcoRI・Sau3AI、眼の遠近調節と視神経の切断、外来生物・富栄養化・コリドーなど)。図は載せていないので、状況は文章から自分で図に描いて考えてください。数や遺伝暗号・視野の問いはスクリプトで再確認してあります。用語の問いは教科書の記述に基づいています。

CHECK

30秒 得点診断

本番の過去問、またはそっくり類題セットを60分で解いた結果を選んでください。次にやるべきことを表示します。

第1問(電子伝達系)
第2問(遺伝子工学)
第3問(視覚)
記述(生態系)
FOR PARENTS

保護者の方へ:順天堂大の生物で知っておきたい3つのこと

① 範囲が広い、だから「用語の取りこぼし」をなくす
電子伝達、遺伝子工学、視覚、生態系と、分野をまたいで出題されます。空欄の用語は、教科書の太字を正確に書けるかが点数に直結します。
② 図・表を読む力と、記述の書き方
遺伝暗号と酵素の切断、視野の欠け方など、図表から答えを導く問いがあります。字数制限のある記述は、指定の用語を入れる練習が必要です。
③ 秋からは「答案を見てもらう」
60分の配分や、記述の書き方は独学では直しにくい部分です。第三者の目で見てもらうと最短で伸びます。
FAQ

よくある質問

Q. 順天堂大学 医学部の生物2024年度は、どの順番で解くのがよいですか?

TMPSのおすすめは、第1問(電子伝達系)14分、第2問(遺伝子工学)17分、第3問(視覚)14分、記述(生態系)11分、見直し4分です(生物だけで60分の計算。2科目120分の配分は科目ごとに調整してください)。用語の空欄と選択肢で取れる所を先に取り、図や表を読む問いは後に回すと安定します。

Q. 問題文が載っていなくても、どんな問題か分かりますか?

分かります。著作権に配慮して問題本文・図は掲載していませんが、各小問の最初に「どういう問題か」として、設定・何を答えるか・選択肢の形をTMPSの言葉で説明しています。

Q. 記述の大問は、どこまで書けば点になりますか?

空欄は用語を正確に書けば取れます。字数制限のある記述は、指定された用語(例:「林床」「陰樹」)を必ず入れ、「原因 → 結果」の順で1文にまとめます。答案の一例を載せています。

Q. そっくり類題セットとは何ですか?

2024年度と同じ構成(第1問、第2問、第3問、記述)で、題材・数値・設定を変えたTMPSオリジナル問題です。本文・選択肢はすべて新しく作り、全問の答えと解説をこのページに載せ、本番形式のPDFも無料で配布しています。

Q. 解説に誤りを見つけたらどうすればいいですか?

公式LINEからお知らせください。確認のうえ修正し、更新日を記載します。

安心安全・継続更新システム

問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。

受験生・指導者の皆様からのご指摘を真摯に受け止め、最も信頼できる過去問解説・類題ライブラリーとして随時アップデートいたします。

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