電子対の数え方:価電子の総数 $=2\times$(非共有電子対 $+$ 共有電子対)。二重結合は共有電子対2つ、三重結合は3つ。
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LINEで誤りを連絡3分で分かる 2024年度の順天堂大の化学
- ✅ 2科目で120分(化学は1科目分)。第1問〜第3問はマーク式、最後の大問は記述式です。
- ✅ 第1問は5つの小問(解答番号1〜10)。分子の電子対・形・極性、水和物の質量モル濃度、沸点上昇、重水(pD)、オストワルト法と、理論・無機を広く問います。1問あたり2〜3分で取りたい所です。
- ✅ 第2問は混合溶液の蒸気圧(解答番号1〜8)。ラウールの法則とドルトンの法則で、全蒸気圧・蒸気の組成・沸点を結びます。グラフを選ぶ問いと、物質量を追う計算問題が組み合わさります。
- ✅ 第3問は有機化合物(解答番号1〜9)。元素分析から分子式、異性体の数え上げ、エステルの加水分解と酸化の物質量の連立です。
- ✅ 記述は酢酸の電離平衡と、シュウ酸による滴定。電離度のグラフ、pH、「測りとりが正確でなければならないもの」の選別、理由の80字記述を求められます。

化学 60分の立ち回りマップ
2科目120分を化学60分・もう1科目60分として配分した場合のTMPSの目安です。
本番の答え一覧(採点用)
解説を読む前の採点用です。数字は解答番号、記号は選択肢の番号です。計算問題はすべて、Pythonで再計算して確かめています。
第1問(解答番号1〜10)
第1問 問5の反応式の係数
第2問(解答番号1〜8)
第3問(解答番号1〜9)
記述(答案の一例)
※ 検算:計算問題(質量モル濃度、pD、物質量、蒸気圧、元素分析、エステルの連立、滴定)はPythonで再計算し、選択肢のうち最も近いものが一致することを確かめました。グラフを選ぶ問いは、式から曲線の増減と凸凹を数値で確かめています。
採点したら → 30秒の得点診断へ第1問 理論・無機の小問5問 ── 数えて、1行で計算して、次へ
分子の構造、溶液の性質、水のイオン積、無機の工業的製法から1問ずつ。1問2〜3分が目安です。
問1 (解答番号1〜3)9つの分子の電子対・形・極性
(i)〜(ix)として、HF、$\mathrm{NH_3}$、$\mathrm{H_2O}$、$\mathrm{CH_4}$、$\mathrm{N_2}$、$\mathrm{H_2S}$、HCN、$\mathrm{CCl_4}$、$\mathrm{O_2}$ の9つの分子が並ぶ。それぞれについて電子対と形を調べる。
- (a) ①〜⑨から、非共有電子対の数が共有電子対の数より多い分子の数を選ぶ(解答番号1)
- (b) ①〜⑨から、三角錐形の分子と正四面体形の分子の数の組み合わせを選ぶ(解答番号2)
- (c) ①〜⑨から、極性分子の数を選ぶ(解答番号3)
電子対・形・極性
| 分子 | 非共有 | 共有 | 形 | 極性 |
|---|---|---|---|---|
| HF | 3 | 1 | 直線 | 有 |
| $\mathrm{NH_3}$ | 1 | 3 | 三角錐 | 有 |
| $\mathrm{H_2O}$ | 2 | 2 | 折れ線 | 有 |
| $\mathrm{CH_4}$ | 0 | 4 | 正四面体 | 無 |
| $\mathrm{N_2}$ | 2 | 3 | 直線 | 無 |
| $\mathrm{H_2S}$ | 2 | 2 | 折れ線 | 有 |
| HCN | 1 | 4 | 直線 | 有 |
| $\mathrm{CCl_4}$ | 12 | 4 | 正四面体 | 無 |
| $\mathrm{O_2}$ | 4 | 2 | 直線 | 無 |
(a) 非共有 $>$ 共有 になるのは HF($3>1$)、$\mathrm{CCl_4}$($12>4$)、$\mathrm{O_2}$($4>2$)の3つ。$\mathrm{H_2O}$、$\mathrm{H_2S}$ は $2=2$ で含まない。
(b) 三角錐形は $\mathrm{NH_3}$ の1つ、正四面体形は $\mathrm{CH_4}$、$\mathrm{CCl_4}$ の2つ。組み合わせ(1,2)。
(c) 極性分子は HF、$\mathrm{NH_3}$、$\mathrm{H_2O}$、$\mathrm{H_2S}$、HCN の5つ。
問2 (解答番号4)水和物を溶かしたときの質量モル濃度
分子量120の物質A(無水物)$X$ g を水100 gに溶かすと質量モル濃度が2.0 mol/kg になる。同じ質量 $X$ g のAの十水和物を水100 gに溶かしたとして、Aの質量モル濃度を求める。
- ①〜⑥から、Aの十水和物 $X$ g を水100 gに溶かしたときのAの質量モル濃度を選ぶ(解答番号4、選択肢は $0.50$ から $1.0$ mol/kg まで)
無水物から $X$ を求める:$X=2.0\times0.100\times120=24$ g。十水和物の式量は $120+10\times18=300$。
問3 (解答番号5・6)電解質溶液の沸点上昇と蒸気圧曲線
溶液Ⅰは1 kgの溶媒Xに0.18 molのAB、溶液Ⅱは1 kgの溶媒Xに0.10 molのCDを溶かしたもので、ABの電離度0.5、CDの電離度0.8(ともに $\mathrm{AB\rightleftharpoons A^++B^-}$ のように電離)。グラフには蒸気圧と温度の関係を示す3本の曲線 1、2、3 があり、大気圧の位置で温度 $T_1,T_2,T_3$ をとる。すべて希薄溶液。
- (a) ①〜⑥から、溶液Ⅰ、溶液Ⅱ、溶媒Xがグラフのどの曲線に対応するかの組み合わせを選ぶ(解答番号5)
- (b) ①〜⑥から、グラフ中の温度 $T_2$ が $T_1$ より $0.09$ ℃高いとき、$T_2$ は $T_3$ より何℃低いかを選ぶ(解答番号6)
(a) 溶質粒子の総量(質量モル濃度 × $(1+\text{電離度})$)で比べる。溶液Ⅰは $0.18\times(1+0.5)=0.27$ mol/kg、溶液Ⅱは $0.10\times(1+0.8)=0.18$ mol/kg。粒子が多いほど蒸気圧が下がり、同じ蒸気圧になる温度(沸点)が高くなる。
→ 沸点は 溶媒X < 溶液Ⅱ < 溶液Ⅰ。グラフでは曲線 1($T_1$)=溶媒X、2($T_2$)=溶液Ⅱ、3($T_3$)=溶液Ⅰ。
(b) 沸点上昇 $\Delta T=K_\mathrm b\times$(粒子の質量モル濃度)。$T_2-T_1=0.09$ ℃ が $0.18$ mol/kg に対応するので $K_\mathrm b=0.50$ K·kg/mol。
計算値 $0.045$ ℃ は選択肢 ③(0.04)と ④(0.05)のちょうど真ん中です。TMPSの計算ではどちらにも等しく近いため、④としていますが、要確認です(手元の数値が $0.18$ mol / $0.10$ mol などと同じか確かめてください)。
問4 (解答番号7・8)重水のpD
水素の同位体 D(質量数2)の重水 $\mathrm{D_2O}$ について、pH と同様に重水素イオン指数 $\mathrm{pD}=-\log_{10}[\mathrm{D^+}]$ を定義する。$\mathrm{D_2O}$ のイオン積は $1.6\times10^{-15}\ (\mathrm{mol/L})^2$、25℃、化学的性質は水と等しい。
- (a) ①〜⑥から、$\mathrm{D_2O}$ の pD を選ぶ(解答番号7)
- (b) ①〜⑥から、$\mathrm{D_2O}$ に NaOD $1.0\times10^{-2}$ mol を溶かして 1.0 L としたときの pD を選ぶ(解答番号8)
(a) 純粋な $\mathrm{D_2O}$ では $[\mathrm{D^+}]=[\mathrm{OD^-}]$ なので
(b) NaOD は完全電離で $[\mathrm{OD^-}]=1.0\times10^{-2}$ mol/L。
問5 (解答番号9・10)オストワルト法
アンモニアを白金触媒で酸化して一酸化窒素 → 二酸化窒素 → 硝酸とつくる工業的製法。(1)は $\mathrm{NH_3+O_2\to NO+H_2O}$、(2)は $\mathrm{NO+O_2\to NO_2}$、(3)は $\mathrm{NO_2+H_2O\to HNO_3+NO}$ の形で、係数の空欄がある。
- 反応式(1)〜(3)の空欄 イ〜ル に係数を入れる(解答欄は記号)
- (a) ①〜⑥から、オストワルト法に関する記述のうち誤っているものを選ぶ(解答番号9)
- (b) ①〜⑥から、質量パーセント濃度60.0%の濃硝酸(密度1.40 g/cm³)300 mLを得るために必要なアンモニアの体積(標準状態)を選ぶ(解答番号10、選択肢は $44.8$ から $179$ L まで)
係数:原子の数をそろえる。
(a) ①:$4+5+4+6=19$(正)。②:(1)は白金を触媒にする(正)。③:(3)の窒素は $+4$ から、$\mathrm{HNO_3}$ の $+5$(増える)と NO の $+2$(減る)の両方に変わる(「すべて減る」は誤り)。④:$\mathrm{HNO_3}:\mathrm{NO}=2:1$(正)。⑤:生じた NO は(2)で再利用される(正)。⑥:二酸化窒素は水に溶けて反応する(正)。
(b) 全体の反応は $\mathrm{NH_3+2O_2\to HNO_3+H_2O}$ にまとめられ、$\mathrm{NH_3}$ 1 mol から $\mathrm{HNO_3}$ 1 mol。

第1問:小問の型と着眼点
| 問 | 型 | 着眼点 |
|---|---|---|
| 問1 | 電子対・形・極性 | 価電子の総数 $=2\times$(非共有 $+$ 共有)、「等しい」は含めない |
| 問2 | 水和物の質量モル濃度 | 水和物の式量で割る、結晶水は溶媒に加える |
| 問3 | 沸点上昇 | 粒子の総量($\times(1+\alpha)$)で比べる、$K_\mathrm b$ は比で消す |
| 問4 | 重水 | $[\mathrm{D^+}]=\sqrt{K}$、中性の pD は 7.4 |
| 問5 | オストワルト法 | 係数は原子の保存、全体の式 $\mathrm{NH_3+2O_2\to HNO_3+H_2O}$ |
🩺【自己診断】第1問で手が止まった人への処方箋
- 問1電子対が数えられない → 価電子の総数を書き、共有電子対(結合の数)を先に数えて、残りを2で割る
- 問2水和物で迷う → 先に無水物から $X$ を出し、水和物の式量で割り、溶媒に結晶水を足す
- 問3曲線の対応が決まらない → 粒子の総量を並べ、多いほど沸点が高い(右の曲線)
- 問4pD が7になる → $[\mathrm{D^+}]=\sqrt{1.6\times10^{-15}}$ から。イオン積は $10^{-14}$ ではない
- 問5体積が出ない → 全体の式で $\mathrm{NH_3}:\mathrm{HNO_3}=1:1$、硝酸の物質量を先に出す
第2問 混合溶液の蒸気圧 ── ラウールの法則とドルトンの法則で組み立てる
揮発性の物質AとBの混合溶液。まず「全蒸気圧を $x$ の式で書く」ことから始めます。問1・問2はグラフ選び、問3・問4は物質量の計算、問5は沸点のグラフです。
設定混合溶液の条件
揮発性物質Aの沸点(大気圧 $1.00\times10^5$ Pa)は47.0℃、揮発性物質Bの沸点は98.0℃。40〜100℃の温度域では、純粋なAとBの蒸気圧が $P_\mathrm B=0.50\times P_\mathrm A$ の関係を満たす。混合溶液は理想溶液(ラウールの法則)、混合蒸気は理想気体(ドルトンの法則)で、全蒸気圧 $P_\text{全}$ は各成分の分圧の和。
- (設定の整理。解答欄なし)
問1 (解答番号1)溶液中のAのモル分率と全蒸気圧のグラフ
横軸が溶液中のAのモル分率、縦軸が全蒸気圧の6つのグラフ。直線2本(右上がり・右下がり)と、曲線4本(下に凸/上に凸 × 右上がり/右下がり)。
- ①〜⑥から、溶液中のAのモル分率(0〜1)と全蒸気圧の関係を示すグラフとして最も適切なものを選ぶ(解答番号1)
溶液中のAのモル分率を $x$ とする。ラウールの法則と $P_\mathrm B=0.50P_\mathrm A$ から
$x$ の一次式なので直線。$x=0$ で $0.50P_\mathrm A$、$x=1$ で $P_\mathrm A$ なので右上がり。
問2 (解答番号2)蒸気中のAのモル分率と全蒸気圧のグラフ
問1と同じ6つの形のグラフで、横軸が蒸気中のAのモル分率に変わる。
- ①〜⑥から、蒸気中のAのモル分率(0〜1)と全蒸気圧の関係を示すグラフとして最も適切なものを選ぶ(解答番号2)
蒸気中のAのモル分率を $y$ とすると、ドルトンの法則から $y=\dfrac{xP_\mathrm A}{P_\text{全}}=\dfrac{x}{0.50+0.50x}$。これを $x$ について解くと $x=\dfrac{y}{2-y}$。
$y$ が増えると分母が小さくなって全蒸気圧は増え、$y=1$ に近づくほど急に大きくなる。右上がりで下に凸。
問3 (解答番号3〜5)47℃での気液平衡
AとBを合わせて9.00 molの混合溶液を体積可変の密閉容器に入れて47℃に保つ。蒸気部分の体積が132.8 Lになるように容器を固定して放置し、平衡状態にしたとき、気体の圧力は $8.00\times10^4$ Pa だった。
- (a) ①〜⑦から、混合液体中のAとBの物質量比(A:B)を選ぶ(解答番号3)
- (b) ①〜⑦から、混合蒸気中のBの分圧を選ぶ(解答番号4、$\times10^4$ Pa)
- (c) ①〜⑦から、混合蒸気中に含まれるAの物質量を選ぶ(解答番号5、mol)
(a) 47℃では $P_\mathrm A=1.00\times10^5$ Pa(沸点の定義)、$P_\mathrm B=0.50\times10^5$ Pa。
(b) Bの分圧は $(1-x)P_\mathrm B=0.40\times0.50\times10^5=2.00\times10^4$ Pa。
(c) Aの分圧 $0.60\times10^5$ Pa を使い、$R=8.3\times10^3$、$T=320$ K で
問4 (解答番号6・7)57℃にしたとき
問3の状態から温度を57℃に上げ、蒸気部分の体積が136.95 Lになるように容器を固定して平衡にしたところ、圧力がちょうど大気圧($1.00\times10^5$ Pa)に等しくなった。
- (a) ①〜⑥から、混合溶液中のAのモル分率を選ぶ(解答番号6)
- (b) ①〜⑥から、57℃における純粋なBの蒸気圧を選ぶ(解答番号7、$\times10^4$ Pa)
問3の状態の物質量を整理する。気体は $\dfrac{8.00\times10^4\times132.8}{8.3\times10^3\times320}=4.00$ mol、液体は $9.00-4.00=5.00$ mol。Aは気体に $3.00$ mol、液体に $5.00\times0.60=3.00$ mol で全部で $6.00$ mol(Bは $3.00$ mol)。
(a) 57℃(330 K)、$1.00\times10^5$ Pa、136.95 L の気体の物質量は $\dfrac{1.00\times10^5\times136.95}{8.3\times10^3\times330}=5.00$ mol、液体は $4.00$ mol。液体のAのモル分率を $x$、蒸気のモル分率を $y=\dfrac{x}{0.50+0.50x}$ とすると、全体のAの物質量が変わらないので
(b) 全蒸気圧が $1.00\times10^5$ Pa なので $P_\mathrm A=\dfrac{1.00\times10^5}{0.50+0.50\times0.58}=1.27\times10^5$ Pa。$P_\mathrm B=0.50P_\mathrm A=6.3\times10^4$ Pa。
問5 (解答番号8)沸点とAのモル分率のグラフ
縦軸が沸点の6つのグラフ。直線2本と曲線4本。
- ①〜⑥から、溶液中のAのモル分率(0〜1)と大気圧での沸点の関係を示すグラフとして最も適切なものを選ぶ(解答番号8、縦軸は40〜100℃)
沸点は $P_\text{全}=1.00\times10^5$ となる温度。$x=0$(純B)で98℃、$x=1$(純A)で47℃なので右下がり。蒸気圧は温度とともに指数関数的に増える(クラウジウス・クラペイロンの式)ので、$x$ に対して沸点は直線より下にたるむ下に凸の曲線になる($x=0.5$ で約66.4℃、直線なら72.5℃)。

第2問:混合溶液の型
| 問 | 型 | 着眼点 |
|---|---|---|
| 問1 | ラウールの法則 | $P_\text{全}=P_\mathrm A(0.50+0.50x)$ → 直線 |
| 問2 | ドルトンの法則 | $y=\dfrac{x}{0.50+0.50x}$、$P_\text{全}=\dfrac{P_\mathrm A}{2-y}$ → 下に凸 |
| 問3 | 気液平衡 | 全蒸気圧から $x$、分圧と $PV/RT$ から物質量 |
| 問4 | 保存 | 全体のAの物質量は不変 → $2x^2+4x-3=0$ |
| 問5 | 沸点 | $P_\text{全}=1.00\times10^5$ となる温度、右下がりで下に凸 |
🩺【自己診断】第2問で手が止まった人への処方箋
- 問1・問2グラフが選べない → $P_\text{全}$ を $x$ の式(問1)と $y$ の式(問2)にして、増減と曲がり方を数値で確かめる
- 問3物質量比が出ない → 全蒸気圧の式に $P_\text{全}$ を入れて $x$ を求める
- 問4方程式が立たない → 気体・液体の物質量を $PV/RT$ から出し、「Aの合計」を保存の式にする
- 問5形が決まらない → 端点(98℃と47℃)と、直線より上か下かだけ決める
第3問 有機化合物 ── 元素分析、異性体の数え上げ、エステルの連立
問1は炭化水素の元素分析から構造決定まで、問2はエステルの加水分解と酸化の物質量計算です。数え上げは書き出して漏れをなくすのがコツです。
問1 (解答番号1〜4)ベンゼン環をもつ炭化水素Aの構造決定
ベンゼン環をもつ炭化水素A 15.9 mgを完全燃焼させると、二酸化炭素 52.8 mg、水 13.5 mgが得られた。(b)は3.18 gのAを227℃、$1.00\times10^5$ Paで気体にしたとき体積が1245 mL。(d)はAをニトロ化するとニトロ基1つのニトロ化合物が1種類だけでき、Aを過マンガン酸カリウムで酸化すると化合物Bができる。
- (a) ①〜⑥から、Aの組成式を選ぶ(解答番号1)
- (b) ①〜⑥から、Aの分子式を選ぶ(解答番号2)
- (c) ①〜⑥から、Aとして考えられる化合物の数を選ぶ(解答番号3)
- (d) ①〜⑥から、化合物Bに関する正しい記述を選ぶ(解答番号4)
(a) C の質量 $52.8\times\dfrac{12}{44}=14.4$ mg、H の質量 $13.5\times\dfrac{2}{18}=1.5$ mg(合計 $15.9$ mg でAは炭化水素)。
(b) $n=\dfrac{PV}{RT}=\dfrac{1.00\times10^5\times1.245}{8.3\times10^3\times500}=0.0300$ mol。モル質量 $\dfrac{3.18}{0.0300}=106$。$(\mathrm{C_4H_5})_n=53n$ より $n=2$、分子式は $\mathrm{C_8H_{10}}$。
(c) $\mathrm{C_8H_{10}}$ でベンゼン環をもつもの:エチルベンゼン、$o$-キシレン、$m$-キシレン、$p$-キシレンの4つ。
(d) 環の水素がすべて等価で、ニトロ化物が1種類になるのは $p$-キシレンだけ。過マンガン酸カリウムで酸化すると、2つのメチル基がカルボキシ基になり、Bはテレフタル酸。
①:酸無水物をつくれるのはフタル酸(オルト)で、テレフタル酸は不可(誤)。②:還元してもアニリンにはならない(誤)。③:エチレングリコールと縮合重合するとポリエステル(PET)が得られる(正)。④:ベンズアルデヒドの酸化で得られるのは安息香酸(誤)。⑤:混酸でピクリン酸はできない(誤)。⑥:赤紫色になるのはフェノール類(誤)。
問2 (解答番号5〜9)エステル $\mathrm{C_4H_8O_2}$ の加水分解と酸化
分子式 $\mathrm{C_4H_8O_2}$ のエステルのうち2種類(A、B)を合わせて352.0 g用意し、それぞれ加水分解させたところ、合計70.4 gのエステルが未反応で残った。得られたアルコールを二クロム酸カリウムで酸化したところ、合計68.0 gのアルコールが未反応で残った。酸化で得られたカルボン酸は、加水分解で得られた2種類のカルボン酸と同じ。(i)では、最終的に得られた2種類のカルボン酸の合計が293.6 g。(ii)ではアルコールの分子量が大きい方のエステルをAとする。
- (a)(i) ①〜⑥から、すべてのエステルを加水分解して得られるカルボン酸の種類数を選ぶ(解答番号5)
- (a)(ii) ①〜⑥から、アルコールの種類数を選ぶ(解答番号6)
- (a)(iii) ①〜⑥から、ヨードホルム反応を示すアルコールの数を選ぶ(解答番号7)
- (b)(i) ①〜⑥から、加水分解で得たアルコールの何%が酸化されたかを選ぶ(解答番号8、%)
- (b)(ii) ①〜⑥から、初めにAは何gあったかを選ぶ(解答番号9、g)
(a) $\mathrm{C_4H_8O_2}$ のエステルは4種類:ギ酸 $n$-プロピル、ギ酸イソプロピル、酢酸エチル、プロピオン酸メチル。
(i) カルボン酸:ギ酸、酢酸、プロピオン酸の3種類。
(ii) アルコール:1-プロパノール、2-プロパノール、エタノール、メタノールの4種類。
(iii) ヨードホルム反応は $\mathrm{CH_3CH(OH)-}$ の構造をもつもの:2-プロパノールとエタノールの2つ。
(b) どの2種類か:酸化して得られるカルボン酸が、加水分解で得られた2種類と同じになる組を探す。
ギ酸 $n$-プロピル(ギ酸 + 1-プロパノール → 酸化でプロピオン酸)と、プロピオン酸メチル(プロピオン酸 + メタノール → 酸化でギ酸)の組だけが条件を満たす。
アルコールの分子量は 1-プロパノール(60)> メタノール(32)なので、Aはギ酸 $n$-プロピル、Bはプロピオン酸メチル。エステルはどちらも式量 $88$。
物質量:全体 $352.0\div88=4.00$ mol、未反応 $70.4\div88=0.80$ mol。加水分解された割合は $h=\dfrac{4.00-0.80}{4.00}=0.80$。Aの物質量を $a$、Bを $4.00-a$、酸化されたアルコールの割合を $f$ とおく。
これを解くと $a=1.50$ mol、$f=0.500$。
(i) 酸化された割合は 50.0%。
(ii) Aの質量は $1.50\times88=132$ g。

第3問:有機の型
| 問 | 型 | 着眼点 |
|---|---|---|
| 問1(a)(b) | 元素分析 | 質量 → 物質量比 → 組成式 → $PV=nRT$ で分子式 |
| 問1(c) | 異性体 | 側鎖で場合分けして書き出す(4つ) |
| 問1(d) | 構造決定と知識 | 環の水素が等価な $p$-キシレン → テレフタル酸 |
| 問2(a) | 数え上げ | エステル4種 → 酸3、アルコール4、ヨードホルム2 |
| 問2(b) | 連立 | $h=0.80$、2式で $a,f$ を決める |
🩺【自己診断】第3問で手が止まった人への処方箋
- 問1(a)(b)質量比のまま比べてしまう → 質量を原子量で割って物質量比にしてから整数比に
- 問1(c)数え落とす → ベンゼン環に側鎖がエチル1つか、メチル2つ(o, m, p)かで場合分け
- 問1(d)構造が決まらない → 「ニトロ化物が1種類」= 環のHが全て等価、で候補を1つに絞る
- 問2(a)エステルが書き出せない → ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸(2種)の4通りからアルコール側の炭素数を数える
- 問2(b)式が立たない → 「A、Bの組」を先に決め、物質量 $a,4.00-a$ と割合 $h,f$ で質量を書く
記述 酢酸の電離平衡と、シュウ酸による滴定 ── 式と理由を書く
答えだけでなく、グラフと80字以内の理由の記述があります。(a)と(c)の式は、途中の計算を書き残せば部分点になります。
問1酢酸水溶液の電離平衡
酢酸水溶液で $\mathrm{CH_3COOH\rightleftharpoons CH_3COO^-+H^+}$ の平衡が成り立つ。ある温度で $K_\mathrm a=1.96\times10^{-5}$ mol/L。$C$ は酢酸の濃度、$\alpha$ は電離度。
- (a) 電離定数 $K_\mathrm a$ を、$C$ と $\alpha$ を用いて書く
- (b) 酢酸の電離度 $\alpha$ と濃度 $C$ のグラフの概形を、方眼(横軸 $C$:0〜0.10 mol/L、縦軸 $\alpha$:0〜1.0)に描く
- (c) 0.10 mol/L の酢酸水溶液のpHを有効数字2桁で求める($\alpha\ll1$ として)
(a) 平衡時 $[\mathrm{CH_3COOH}]=C(1-\alpha)$、$[\mathrm{CH_3COO^-}]=[\mathrm{H^+}]=C\alpha$。
$K_\mathrm a=\dfrac{[\mathrm{CH_3COO^-}][\mathrm{H^+}]}{[\mathrm{CH_3COOH}]}=\dfrac{C\alpha^2}{1-\alpha}$。
(b) $K_\mathrm a=\dfrac{C\alpha^2}{1-\alpha}$ を $\alpha$ について解くと $\alpha=\dfrac{-K_\mathrm a+\sqrt{K_\mathrm a^2+4K_\mathrm aC}}{2C}$。$C\to0$ で $\alpha\to1$、$C$ が大きくなると下がる。
目安の点:$C=0.05$ で $\alpha\fallingdotseq0.020$、$C=0.10$ で $\alpha\fallingdotseq0.014$。右下がりで、下に凸の曲線を描く(原点付近で1に近い)。
(c) $1-\alpha\fallingdotseq1$ として $K_\mathrm a=C\alpha^2$、$[\mathrm{H^+}]=C\alpha=\sqrt{K_\mathrm aC}=\sqrt{1.96\times10^{-6}}=1.4\times10^{-3}$ mol/L。
$\mathrm{pH}=3-\log_{10}1.4=2.85\fallingdotseq2.9$。
問2酸塩基滴定による酢酸の濃度決定
【操作1】水酸化ナトリウム 1.00 g(下線(イ))を水に溶かして250 mLとする。【操作2】シュウ酸二水和物 1.26 g(下線(ロ))を水に溶かして100 mLとする。【操作3】【操作2】の溶液10 mL(下線(ハ))を、フェノールフタレインを指示薬に【操作1】の溶液で滴定すると21.5 mL。【操作4】溶液A 5 mL(下線(ニ))を水で100 mLに希釈し、その10 mL(下線(ホ))を【操作1】の溶液で滴定すると21.5 mL。
- (a) 下線(イ)〜(ホ)のうち、できる限り正確に測りとらなければならないものをすべて選ぶ
- (b) 水酸化ナトリウム水溶液の濃度は、【操作1】から求めた値と【操作3】から求めた値が異なっていた。濃度が高かったのはどちらかと、その理由(80字以内)
- (c) 溶液Aの質量パーセント濃度(有効数字2桁、溶液Aの密度 1.0 g/cm³)
(a) 水酸化ナトリウム水溶液は【操作3】の滴定で濃度を決め直すので、(イ)の質量は正確でなくてよい。
シュウ酸の質量(ロ)、それを滴定に使う体積(ハ)、溶液Aを測りとる体積(ニ)、希釈後の溶液を測りとる体積(ホ)は、濃度の計算に直接入るので、できる限り正確に測りとる。答え:(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)。
(b) 【操作1】から:$\dfrac{1.00/40.0}{0.250}=0.100$ mol/L。【操作3】から:シュウ酸 $\dfrac{1.26/126}{0.100}\times10.0\ \mathrm{mL}=1.00\times10^{-3}$ mol、2価なので $\mathrm{NaOH}$ は $2.00\times10^{-3}$ mol、$\dfrac{2.00\times10^{-3}}{0.0215}=0.0930$ mol/L。
濃度が高かったのは【操作1】。理由の例:固体の水酸化ナトリウムは潮解性があり、空気中の水分や二酸化炭素を吸収して質量が増えるので、実際の水酸化ナトリウムの物質量は秤量値より少ない。
(c) 【操作4】で希釈後の酢酸 10 mL に対して、水酸化ナトリウム $0.0930\times0.0215=2.00\times10^{-3}$ mol が反応。希釈後の濃度は $0.200$ mol/L。
溶液Aは 5 mL を 100 mL に希釈したので 20倍、$4.00$ mol/L。質量は $4.00\times60=240$ g/L、溶液1 L は 1000 g なので、質量パーセント濃度は $24\%$。

記述:平衡・滴定の型
| 問 | 型 | 着眼点 |
|---|---|---|
| 問1(a) | 電離定数 | $K_\mathrm a=\dfrac{C\alpha^2}{1-\alpha}$ |
| 問1(b) | グラフ | $C\to0$ で $\alpha\to1$、右下がりで下に凸 |
| 問1(c) | pH | $[\mathrm{H^+}]=\sqrt{K_\mathrm aC}$、pH $=2.9$ |
| 問2(a) | 操作の選別 | 標準液の量り取りと、体積を測る操作は正確に |
| 問2(b) | 理由 | 水酸化ナトリウムの潮解・$\mathrm{CO_2}$ 吸収 |
| 問2(c) | 質量% | 滴定 → 希釈前に戻す(20倍) → $\times60$ |
🩺【自己診断】記述で手が止まった人への処方箋
- 問1(a)式が出ない → 平衡時の濃度を3つ書き、$K=\dfrac{[\mathrm{生成物}]}{[\mathrm{反応物}]}$ に代入する
- 問1(b)グラフが描けない → $C=0$ で $\alpha=1$、$C=0.05,0.10$ の2点だけ計算して曲線をつなぐ
- 問1(c)pH が出ない → $1-\alpha\fallingdotseq1$ として $[\mathrm{H^+}]=\sqrt{K_\mathrm aC}$
- 問2(a)選べない → 「最終の式に入る量」と「途中で決め直す量」に分ける
- 問2(c)希釈を忘れる → 滴定で求めた濃度は希釈後。溶液Aは $100\div5=20$ 倍
順天堂大2024型 そっくり類題セット
(全4大問・解答解説つき)
2024年度の本番と同じ構成(第1問の5問、第2問、第3問、記述)で、物質と数値を変えたTMPSオリジナル問題です。数え上げと保存の式、グラフを式から選ぶ力の練習に使ってください。
印刷して本番と同じように60分で解けます。解答・解説はこのページの下に掲載しています。
※ 順天堂大学の入試問題ではありません。本文・設問・人物・団体(架空)はすべてTMPS医学館が作成したオリジナルで、出典のある引用ではありません。
次の各問いに答えよ。〔解答番号 1 〜 10〕
(i) $\mathrm{HCl}$ (ii) $\mathrm{PH_3}$ (iii) $\mathrm{CO_2}$ (iv) $\mathrm{SO_2}$ (v) $\mathrm{BF_3}$ (vi) $\mathrm{SiH_4}$ (vii) $\mathrm{CCl_4}$ (viii) $\mathrm{Cl_2}$ (ix) $\mathrm{HCHO}$
① $1$ ② $2$ ③ $3$
④ $4$ ⑤ $5$ ⑥ $6$
⑦ $7$ ⑧ $8$ ⑨ $9$
① $1$ ② $2$ ③ $3$
④ $4$ ⑤ $5$ ⑥ $6$
⑦ $7$ ⑧ $8$ ⑨ $9$
① $0.60$ ② $0.70$ ③ $0.80$
④ $0.90$ ⑤ $1.0$ ⑥ $1.1$
① $0.01$ ② $0.02$ ③ $0.03$
④ $0.04$ ⑤ $0.05$ ⑥ $0.06$
① $6.1$ ② $6.5$ ③ $7.0$
④ $7.5$ ⑤ $8.0$ ⑥ $8.5$
① $10.0$ ② $10.6$ ③ $11.0$
④ $11.6$ ⑤ $12.0$ ⑥ $12.6$
イ$\mathrm{FeS_2}$ + ロ$\mathrm{O_2}$ → ハ$\mathrm{Fe_2O_3}$ + ニ$\mathrm{SO_2}$ (1)
ホ$\mathrm{SO_2}$ + ヘ$\mathrm{O_2}$ → ト$\mathrm{SO_3}$ (2)
① 反応式(1)の係数 イ〜ニ の合計は25である。
② 反応式(2)の反応では酸化バナジウム(Ⅴ)などの触媒を用いる。
③ 反応式(1)で、鉄原子の酸化数は +2 から +3 に増える。
④ 反応式(2)で、硫黄原子の酸化数は +4 から +6 に増える。
⑤ 三酸化硫黄は、水に直接吸収させて硫酸をつくる。
⑥ 二酸化硫黄は漂白作用をもつ。
① $1.00$ ② $1.50$ ③ $2.00$
④ $2.50$ ⑤ $3.00$ ⑥ $3.50$
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大問Ⅰ 第1問(小問5問) の答えと解説
- 価電子の総数から、非共有電子対と共有電子対を数える(二重結合は共有電子対2つ)。
- 非共有電子対 > 共有電子対:$\mathrm{HCl}$(3>1)、$\mathrm{SO_2}$(5>4)、$\mathrm{BF_3}$(9>3)、$\mathrm{CCl_4}$(12>4)、$\mathrm{Cl_2}$(6>1)の5つ。$\mathrm{CO_2}$(4=4)は等しいので含まない。
- 平面三角形:$\mathrm{BF_3}$、$\mathrm{HCHO}$ の2つ。正四面体形:$\mathrm{SiH_4}$、$\mathrm{CCl_4}$ の2つ。$\mathrm{PH_3}$ は三角錐形、$\mathrm{SO_2}$ は折れ線形。
- 極性分子:$\mathrm{HCl}$、$\mathrm{PH_3}$、$\mathrm{SO_2}$、$\mathrm{HCHO}$ の4つ。$\mathrm{CO_2}$、$\mathrm{BF_3}$、$\mathrm{SiH_4}$、$\mathrm{CCl_4}$ は形が対称で、結合の極性が打ち消し合う。$\mathrm{Cl_2}$ は同じ原子どうしの結合。
- $X=1.5\times0.200\times160=48$ g。五水和物の式量は $160+5\times18=250$。
- 物質量 $\dfrac{48}{250}=0.192$ mol。結晶水が溶媒に加わるので溶媒は $200+0.192\times90=217.3$ g。
- 質量モル濃度は $\dfrac{0.192}{0.2173}=0.88$ mol/kg。最も近いのは 0.90。
- 溶質粒子の総量は、溶液Ⅰが $0.20\times(1+0.40)=0.28$ mol/kg、溶液Ⅱが $0.12\times(1+0.75)=0.21$ mol/kg。
- 粒子が多いほど沸点上昇が大きく、曲線は右(高温側)に来る。右から 2、1、3 なので 溶液Ⅰ=2、溶液Ⅱ=1、溶媒Y=3。
- 沸点上昇は粒子の質量モル濃度に比例する。$0.084\ \text{℃}$ が $0.21$ mol/kg に対応するので、$K_\mathrm b=0.40$ K·kg/mol。
- 溶液Ⅰの沸点上昇は $0.40\times0.28=0.112$ ℃。差は $0.112-0.084=0.028$ ℃。最も近いのは 0.03。
- 純水では $[\mathrm{H^+}]=[\mathrm{OH^-}]=\sqrt{K_\mathrm w}=\sqrt{9.6\times10^{-14}}=3.1\times10^{-7}$ mol/L。
- $\mathrm{pH}=-\log_{10}(3.1\times10^{-7})=6.5$。60℃の純水は中性だが、pHは7でない。
- $[\mathrm{OH^-}]=0.020\times2=0.040$ mol/L。$[\mathrm{H^+}]=\dfrac{9.6\times10^{-14}}{0.040}=2.4\times10^{-12}$ mol/L。
- $\mathrm{pH}=12-\log_{10}2.4=12-0.38=11.6$。(pH+pOH は 14 でなく $-\log K_\mathrm w=13.0$ になる。)
- 係数は原子の数をそろえて $4,\ 11,\ 2,\ 8$((1))、$2,\ 1,\ 2$((2))。合計 $4+11+2+8=25$ で①は正しい。
- ③:$\mathrm{FeS_2}$ の Fe は $+2$、$\mathrm{Fe_2O_3}$ の Fe は $+3$。④:$\mathrm{SO_2}$ の S は $+4$、$\mathrm{SO_3}$ は $+6$。ともに正しい。②・⑥も正しい。
- ⑤:実際には、水に直接吸収させると激しく発熱して霧状になるため、濃硫酸に吸収させて発煙硫酸とし、あとで希釈する。よって⑤が誤り。(知識問題:TMPSの教材の記述に基づく。要確認)
- 純 $\mathrm{FeS_2}$ は $2000\times0.750=1500$ g $=12.5$ mol。
- $\mathrm{FeS_2}$ 1 mol から $\mathrm{SO_2}$ が 2 mol、$\mathrm{H_2SO_4}$ が 2 mol できる。$\mathrm{H_2SO_4}$ は 25.0 mol $=2450$ g。
- 98.0%の濃硫酸では $2450\div0.980=2500$ g $=2.50$ kg。
揮発性の物質CとDの2成分からなる混合溶液に関して次の各問いに答えよ。〔解答番号 1 〜 8〕 揮発性物質Cの大気圧($1.00\times10^5$ Pa)での沸点は60.0℃、揮発性物質Dの大気圧での沸点は90.0℃である。50℃〜100℃の温度域では、純粋なCの蒸気圧 $P_\mathrm C$ と純粋なDの蒸気圧 $P_\mathrm D$ の間に $P_\mathrm D=0.25\times P_\mathrm C$ が成立する。CとDは体積可変の密閉容器に他の物質が混入しないよう充填させており、気液平衡の状態とする。混合溶液は理想溶液(各成分の蒸気圧は純粋な液体の蒸気圧と混合溶液中のモル分率の積で表される)で、混合蒸気は理想気体、ドルトンの分圧の法則が成り立つ。混合溶液の全蒸気圧 $P_\text{全}$ は「Cのモル分率×$P_\mathrm C$ + Dのモル分率×$P_\mathrm D$」と表せる。CとDは反応せず、すべての問いの温度域は50℃〜100℃とする。気体定数は $R=8.3\times10^3\ \mathrm{Pa\cdot L/(K\cdot mol)}$、絶対温度は $T(\mathrm K)=t(℃)+273$ とする。
① 右上がりの直線 ② 右下がりの直線
③ 右上がりで下に凸の曲線 ④ 右下がりで下に凸の曲線
⑤ 右上がりで上に凸の曲線 ⑥ 右下がりで上に凸の曲線
① 傾き1の直線 $y=x$
② $y>x$ で上に凸の曲線(0と1以外)
③ $y<x$ で上に凸の曲線(0と1以外)
④ $y>x$ で下に凸の曲線(0と1以外)
⑤ $y<x$ で下に凸の曲線(0と1以外)
⑥ $y>x$ の領域から $y<x$ の領域へ移るS字形の曲線
① $1:3$ ② $1:2$ ③ $2:3$ ④ $1:1$
⑤ $3:2$ ⑥ $2:1$ ⑦ $3:1$
① $0.50$ ② $0.75$ ③ $1.00$ ④ $1.25$
⑤ $1.50$ ⑥ $1.75$ ⑦ $2.00$
① $0.50$ ② $1.00$ ③ $1.50$ ④ $2.00$
⑤ $2.50$ ⑥ $3.00$ ⑦ $3.50$
① $0.080$ ② $0.21$ ③ $0.28$
④ $0.39$ ⑤ $0.54$ ⑥ $0.71$
① $2.6$ ② $3.3$ ③ $3.9$
④ $4.6$ ⑤ $5.3$ ⑥ $6.0$
① 右上がりの直線 ② 右下がりの直線
③ 右上がりで下に凸の曲線 ④ 右下がりで下に凸の曲線
⑤ 右上がりで上に凸の曲線 ⑥ 右下がりで上に凸の曲線
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大問Ⅰ 第2問(混合溶液の蒸気圧) の答えと解説
- $P_\text{全}=x_\mathrm C P_\mathrm C+(1-x_\mathrm C)\cdot0.25P_\mathrm C=P_\mathrm C\,(0.25+0.75x_\mathrm C)$。
- $x_\mathrm C$ の一次式なので、$0.25P_\mathrm C$($x_\mathrm C=0$)から $P_\mathrm C$($x_\mathrm C=1$)へ向かう右上がりの直線。
- 蒸気中のCのモル分率は $y=\dfrac{x P_\mathrm C}{P_\text{全}}=\dfrac{x}{0.25+0.75x}$。
- 分母が1より小さいので $y>x$(0と1を除く)。$x=0$ での傾きは4、$x=1$ での傾きは $\dfrac{0.25}{1}=0.25$ と小さくなるので、上に凸の曲線。
- 60℃では $P_\mathrm C=1.00\times10^5$ Pa、$P_\mathrm D=0.25\times10^5$ Pa。$5.50\times10^4=10^5\,(0.25+0.75x)$ より $x_\mathrm C=0.40$。
- 液体のモル分率は C:D $=0.40:0.60=2:3$。
- Dの分圧は $0.60\times P_\mathrm D=0.60\times0.25\times10^5=1.5\times10^4$ Pa。
- Cの分圧は $0.40\times10^5=4.0\times10^4$ Pa。$n=\dfrac{PV}{RT}=\dfrac{4.0\times10^4\times138.2}{8.3\times10^3\times333}=2.00$ mol。
- 気体の全物質量は $n=\dfrac{1.00\times10^5\times86.65}{8.3\times10^3\times348}=3.00$ mol、液体は $7.00-3.00=4.00$ mol。
- 問3から全体のCは $2.00+4.25\times0.40=3.70$ mol(問3の液体は $7.00-2.75=4.25$ mol)。液体のCのモル分率を $x$、気体のCのモル分率を $y=\dfrac{x}{0.25+0.75x}$ とすると $4.00\,x+3.00\,y=3.70$。
- 整理すると $3x^2+1.225x-0.925=0$、正の解は $x=0.387$。最も近いのは 0.39。
- $P_\text{全}=P_\mathrm C(0.25+0.75\times0.387)=1.00\times10^5$ より $P_\mathrm C=1.85\times10^5$ Pa。
- $P_\mathrm D=0.25P_\mathrm C=4.6\times10^4$ Pa。
- 沸点は $P_\text{全}=1.00\times10^5$ となる温度。$x$ が増えると沸点は下がり(60℃へ)、右下がり。
- $P_\mathrm C(T)$ は温度とともに指数関数的に増えるので、$T$ を $x$ の関数にすると、右下がりで下に凸(中点 $x=0.5$ で約69.6℃、直線なら75℃)になる。
次の各問いに答えよ。〔解答番号 1 〜 9〕
① $\mathrm{CH}$ ② $\mathrm{CH_2}$ ③ $\mathrm{C_2H_3}$
④ $\mathrm{C_3H_5}$ ⑤ $\mathrm{C_3H_4}$ ⑥ $\mathrm{C_4H_5}$
① $\mathrm{C_3H_4}$ ② $\mathrm{C_6H_8}$ ③ $\mathrm{C_9H_{12}}$
④ $\mathrm{C_{12}H_{16}}$ ⑤ $\mathrm{C_{15}H_{20}}$ ⑥ $\mathrm{C_{18}H_{24}}$
① $4$ ② $5$ ③ $6$
④ $7$ ⑤ $8$ ⑥ $9$
① Bを加熱すると分子内で水がとれて酸無水物が生じる。
② Bを水素で還元するとアニリンが得られる。
③ Bの 1 mol に炭酸水素ナトリウム水溶液を十分に加えると、二酸化炭素が 3 mol 発生する。
④ Bはベンズアルデヒドを空気中で徐々に酸化することで得られる。
⑤ Bとエチレングリコールを縮合重合させて得られる化合物は、ペットボトルの材料に使われる。
⑥ Bは塩化鉄(Ⅲ)水溶液によって赤紫色を呈する。
① $1$ ② $2$ ③ $3$
④ $4$ ⑤ $5$ ⑥ $6$
① $4$ ② $5$ ③ $6$
④ $7$ ⑤ $8$ ⑥ $9$
① $0$ ② $1$ ③ $2$
④ $3$ ⑤ $4$ ⑥ $5$
① $10.0$ ② $20.0$ ③ $30.0$
④ $40.0$ ⑤ $50.0$ ⑥ $60.0$
① $82$ ② $122$ ③ $163$
④ $204$ ⑤ $245$ ⑥ $286$
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大問Ⅰ 第3問(有機化合物) の答えと解説
- C:$39.6\times\dfrac{12}{44}=10.8$ mg、H:$10.8\times\dfrac{2}{18}=1.2$ mg。合計 12.0 mg でAは C と H のみ。
- 物質量の比 $\mathrm C:\mathrm H=\dfrac{10.8}{12}:\dfrac{1.2}{1}=0.90:1.2=3:4$。組成式は $\mathrm{C_3H_4}$。
- $n=\dfrac{PV}{RT}=\dfrac{1.00\times10^5\times0.664}{8.3\times10^3\times400}=0.0200$ mol。モル質量は $\dfrac{2.40}{0.0200}=120$。
- $(\mathrm{C_3H_4})_n=40n=120$ より $n=3$。分子式は $\mathrm{C_9H_{12}}$。
- ベンゼン環に側鎖をつけた $\mathrm{C_9H_{12}}$:プロピルベンゼン、クメン(イソプロピルベンゼン)の2種類。
- エチルメチルベンゼン($o$-、$m$-、$p$-)の3種類。トリメチルベンゼン(1,2,3-、1,2,4-、1,3,5-)の3種類。合計 $2+3+3=8$。
- ニトロ化物が1種類になるのは、環の水素がすべて等価な $1,3,5$-トリメチルベンゼンだけ(他の異性体は2〜4種類の水素をもつ)。
- 酸化すると3つのメチル基がすべてカルボキシ基になり、Bは $1,3,5$-ベンゼントリカルボン酸(トリメシン酸)。
- ①:メタ位の配置なので分子内脱水は起こらない(誤)。②誤。③:カルボキシ基は3つ、炭酸水素ナトリウムと反応して $\mathrm{CO_2}$ が 3 mol(正)。④:ベンズアルデヒドの酸化で得られるのは安息香酸(誤)。⑤:ペットボトルの材料はテレフタル酸とエチレングリコールの重合体(誤)。⑥:フェノール類の呈色反応(誤)。
- (②〜⑥の一部は知識問題。TMPSの教材の記述に基づく。要確認)
- エステルは9種類:ギ酸ブチル($n$-、$s$-、$i$-、$t$-の4種)、酢酸プロピル($n$-、$i$-の2種)、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、イソ酪酸メチル。
- カルボン酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸の5種類。
- メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-プロパノール、2-メチル-2-プロパノールの8種類。
- $\mathrm{CH_3CH(OH)-}$ の構造をもつものが反応する。エタノール、2-プロパノール、2-ブタノールの3つ。
- 酢酸を生じるエステルの組で、酸化で得られるカルボン酸が加水分解で得るカルボン酸と同じになるのは、酢酸プロピル(酢酸+1-プロパノール → 酸化でプロピオン酸)とプロピオン酸エチル(プロピオン酸+エタノール → 酸化で酢酸)の組だけ。
- エステルは $\mathrm{C_5H_{10}O_2}=102$。全体 $408.0\div102=4.00$ mol、未反応 $1.00$ mol なので、加水分解の割合は $\dfrac{3.00}{4.00}=0.75$。
- アルコールが分子量の大きい1-プロパノール(60)の方のエステルをA、その物質量を $a$、Bを $4.00-a$、酸化の割合を $f$ とする。残ったアルコール:$0.75(1-f)\{60a+46(4-a)\}=92.88$、カルボン酸の合計:$0.75\{60a+74(4-a)\}+0.75f\{74a+60(4-a)\}=283.92$。
- これを解くと $a=1.60$、$f=0.400$。酸化された割合は 40.0%。
- (i)より $a=1.60$ mol。Aは酢酸プロピル(式量102)なので $1.60\times102=163$ g。
次の各問いの答えを解答用紙に記しなさい。
$\mathrm{NH_3+H_2O\rightleftharpoons NH_4^++OH^-}$
ある温度で、$K_\mathrm b$ はアンモニアの電離定数、$C\ (\mathrm{mol/L})$ はアンモニア水溶液の濃度、$\alpha$ は電離度とする。水の濃度は一定とみなす。次の問い(a)〜(c)に答えなさい。必要なら $K_\mathrm b=1.8\times10^{-5}\ \mathrm{mol/L}$、水のイオン積 $K_\mathrm w=1.0\times10^{-14}\ (\mathrm{mol/L})^2$ を用いなさい。
【操作1】 (イ)0.670 gのシュウ酸ナトリウム $\mathrm{Na_2C_2O_4}$(式量134)を測りとり、水に溶かして100 mLとし、シュウ酸ナトリウム水溶液を調製した。
【操作2】 (ロ)0.316 gの過マンガン酸カリウム $\mathrm{KMnO_4}$(式量158)を測りとり、水に溶かして100 mLとし、過マンガン酸カリウム水溶液を調製した。
【操作3】 【操作1】で調製した(ハ)シュウ酸ナトリウム水溶液10.0 mLを三角フラスコに測りとり、硫酸酸性にして温め、【操作2】で調製した過マンガン酸カリウム水溶液をビュレットから滴下したところ、12.5 mLで赤紫色が消えなくなった。
【操作4】 (ニ)溶液A 10.0 mLを測りとり、水で希釈して100 mLになるように調製した。この調製した過酸化水素水(ホ)10.0 mLを三角フラスコに測りとり、硫酸酸性にして【操作2】で調製した過マンガン酸カリウム水溶液で滴定したところ、14.0 mLで赤紫色が消えなくなった。
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大問Ⅱ 記述(電離平衡と酸化還元滴定) の答えと解説
- 平衡時の濃度は $[\mathrm{NH_3}]=C(1-\alpha)$、$[\mathrm{NH_4^+}]=[\mathrm{OH^-}]=C\alpha$。$K_\mathrm b=\dfrac{[\mathrm{NH_4^+}][\mathrm{OH^-}]}{[\mathrm{NH_3}]}=\dfrac{C\alpha^2}{1-\alpha}$。
- $K_\mathrm b=\dfrac{C\alpha^2}{1-\alpha}$ から $\alpha=\dfrac{-K_\mathrm b+\sqrt{K_\mathrm b^2+4K_\mathrm bC}}{2C}$。$C$ が小さいほど $\alpha$ は1に近づく。
- $C=0.010$ で 0.042、$C=0.05$ で 0.019、$C=0.10$ で 0.013。$C\to0$ で $\alpha\to1$、$C$ の増加で単調に減少する。
- $1-\alpha\fallingdotseq1$ なので $K_\mathrm b=C\alpha^2$、$[\mathrm{OH^-}]=C\alpha=\sqrt{K_\mathrm bC}=\sqrt{1.8\times10^{-6}}=1.3\times10^{-3}$ mol/L。
- $[\mathrm{H^+}]=\dfrac{1.0\times10^{-14}}{1.3\times10^{-3}}=7.5\times10^{-12}$ mol/L。$\mathrm{pH}=11.1\fallingdotseq11$(有効数字2桁)。
- 過マンガン酸カリウムは濃度が変化しやすく、【操作3】の滴定で濃度を決め直す。そのため(ロ)の質量は正確でなくてよい。
- 標準にするシュウ酸ナトリウムの質量(イ)、それを滴定に使う体積(ハ)、溶液Aを測りとる体積(ニ)、希釈後の溶液を測りとる体積(ホ)は、濃度の計算に直接入るので正確に測りとる。
- 【操作2】から求めた濃度は $\dfrac{0.316/158}{0.100}=0.0200$ mol/L。【操作3】では $\mathrm{MnO_4^-}$ と $\mathrm{C_2O_4^{2-}}$ が 2:5 で反応するので、$0.0500\times10.0\times\dfrac25\div12.5=0.0160$ mol/L。
- 理由の例:固体の過マンガン酸カリウムには二酸化マンガンなどの不純物が含まれ、水溶液中でも有機物や光で一部が還元されて分解するので、実際の濃度は質量から求めた値より低くなる。(70文字程度)
- 【操作4】の滴定で、$\mathrm{MnO_4^-}$ は $0.0160\times0.0140=2.24\times10^{-4}$ mol。$\mathrm{H_2O_2}$ は $\dfrac52$ 倍で $5.60\times10^{-4}$ mol(10.0 mL中)。
- 希釈後の濃度 $0.0560$ mol/L。溶液Aは10倍濃いので $0.560$ mol/L。1 Lあたり $0.560\times34=19.0$ g、溶液1 Lは1000 gなので 1.9%。
※ 類題は、本番の解き方の骨格は残しつつ、物質・数値・問われ方を変えて作っています(分子の組、五水和物、水のイオン積の温度変化、接触法、混合溶液C・D、$\mathrm{C_9H_{12}}$ とエステル $\mathrm{C_5H_{10}O_2}$、アンモニアの電離平衡と過マンガン酸滴定など)。グラフの図は載せていないので、曲線の形は文章から自分で描いて考えてください。計算問題はすべて再計算で確かめてあります。
30秒 得点診断
本番の過去問、またはそっくり類題セットを60分で解いた結果を選んでください。次にやるべきことを表示します。
保護者の方へ:順天堂大の化学で知っておきたい3つのこと
よくある質問
Q. 順天堂大学 医学部の化学2024年度は、どの順番で解くのがよいですか?
TMPSのおすすめは、第1問(小問5問)を15分、第2問(混合溶液の蒸気圧)を14分、第3問(有機化合物)を13分、記述(電離平衡と滴定)を14分、見直し4分です(化学だけで60分の計算。2科目120分の配分は科目ごとに調整してください)。第1問と第3問は知識と数え上げで素早く取り、第2問は「全蒸気圧の式」を最初に立てると流れに乗れます。
Q. 問題文が載っていなくても、どんな問題か分かりますか?
分かります。著作権に配慮して問題本文・図は掲載していませんが、各小問の最初に「どういう問題か」として、設定・何を求めるか・選択肢の形をTMPSの言葉で説明しています。
Q. 記述の大問(電離平衡と滴定)は、どこまで書けば点になりますか?
(a)の電離定数の式と(c)のpHは、式と途中の計算を書けば確実に取れます。(b)のグラフは、「濃度が小さいほど電離度は1に近づく」ことと、通る点を書き入れるのが中心です。理由は80字以内に収めます。
Q. そっくり類題セットとは何ですか?
2024年度と同じ構成(第1問の5問、第2問、第3問、記述)で、物質・設定・数値を変えたTMPSオリジナル問題です。本文・選択肢はすべて新しく作り、全問の答えと解説をこのページに載せ、本番形式のPDFも無料で配布しています。
Q. 解説に誤りを見つけたらどうすればいいですか?
公式LINEからお知らせください。確認のうえ修正し、更新日を記載します。
問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。
受験生・指導者の皆様からのご指摘を真摯に受け止め、最も信頼できる過去問解説・類題ライブラリーとして随時アップデートいたします。
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