① 代入する。$x=r\cos\alpha,\ y=r\sin\alpha,\ v_x=v\cos\beta,\ v_y=v\sin\beta$ を $J=m(xv_y-yv_x)$ に入れます。
📌 このページの使い方
- 過去問集をお持ちの方:本番と同じ時間で解き、答え一覧で採点してから解説へ
- お持ちでない方:各大問の「どういう問題か」を読めば、問題の中身がそのまま分かります
- 最後にそっくり類題セット(PDF版あり)を60分で解き、初見でも同じ解き方ができるか確かめる
※ 著作権に配慮し、入試問題の本文・図は掲載していません。解説内の図はTMPSが作成したものです。※ 記述問題(大問1問1・問2、大問2のI・III・IV)の公式な模範解答は公表されていないため、「答案例」はTMPSが自力で作ったものです(要確認)。
⚠️ 問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。(迅速に確認・更新いたします)
LINEで誤りを連絡3分で分かる 2024年度の慈恵医大の物理
- ✅ 全2大問。理科2科目で120分(物理は約60分の想定)。計算量は少なく、式を導く問題と、考えを筋道立てて述べる記述が中心です。問題冊子の表紙にも、記述では「内容の深さや脈絡の豊かさ」と「筋道立てて他者に伝える姿勢」を重視するという注意書きがあります。
- ✅ 大問1は角運動量と面積速度(力学から量子の入口へ)。ケプラーの第2法則を角運動量の保存として読み直し、保存の条件を運動方程式から導き、円運動の $J$ と運動エネルギーを求めたうえで、「光子を1個放出すると角運動量はどれだけ減るか」を近似で評価します。
- ✅ 大問2は電場と磁場(電磁誘導の仕組みから、電磁場中の運動、電磁気の性質まで)。I:コイルまたは磁石を動かしたときの起電力の仕組み(記述)→ II:一様な電場・磁場中の荷電粒子(サイクロイド運動)→ III:IとIIに共通する性質(記述)→ IV:電磁誘導の法則から導かれる、磁気に関する性質(記述)。
- ✅ 式で終わる問題(大問1問2〜5、大問2のII)は誘導どおりに進めば取れる。ここを速く終えて、記述に時間を残します。
- ✅ 差がつくのは記述(5〜6か所)。「何を示せば結論になるか」を、順序立てて短く書けるかが勝負です。

60分の立ち回りマップ
本番は理科2科目で120分です。ここでは物理に60分を使う想定で、大問に配分しました。
本番の答え一覧(採点用)
解説を読む前の採点用です。式・向き・大きさは、記号計算と数値シミュレーションで独立に確かめています(結果は下の注記)。記述問題は結論のみ載せ、答案例は各問の解説にあります。
大問1(角運動量と面積速度)
大問2(電場・磁場と電磁誘導)
※ 検算:大問1は、記号計算で $J=mrv\sin(\beta-\alpha)$、$\dfrac{\Delta J}{\Delta t}=xF_y-yF_x$、$J=mR^2\omega$、$K=\dfrac{J^2}{2mR^2}$ を導き、微小三角形の面積で面積速度 $\dfrac{|J|}{2m}$ を、運動方程式の数値積分で中心力のとき $J$ が一定、そうでなければ変化することを確認、問5は近似の相対誤差が $\Delta J$ に比例して縮む($\Delta J/2J$)ことを確認。大問2は、運動方程式を数値積分した結果が問4の式(速度・位置)と一致すること、$V=E/B$ で力がつり合うことを確認。記述の文章は検算できないため、式・向きの部分のみ確認しています。
採点したら → 30秒の得点診断へ大問1 角運動量と面積速度 ── ケプラーの第2法則から、光子1個の角運動量まで
$J=m(xv_y-yv_x)$ という量を主人公に、保存の条件 → 円運動 → 量子の入口、と一本道で進みます。
無重力の真空中の $xy$ 平面内で、原点Oのまわりを運動する小球Aを考える。小球は大きさの無視できる質量 $m$ の質点で、位置・速度・力をそれぞれ $\vec r=(x,y)$、$\vec v=(v_x,v_y)$、$\vec F=(F_x,F_y)$ で表す。運動は光速よりずっと遅く、問1〜4では小球は帯電していない。
- 問1:「惑星と太陽を結ぶ線分が単位時間に描く面積は一定」というケプラーの第2法則を、$J=m(xv_y-yv_x)$ の保存の主張として読み直せることを、$\vec r=(r\cos\alpha,\ r\sin\alpha)$、$\vec v=(v\cos\beta,\ v\sin\beta)$ を代入して説明する。あわせて、$J$ の正負が小球の運動について何を表すかを述べる(記述)
- 問2:力 $\vec F$ がはたらくとき、微小時間 $\Delta t$ 後の位置と速度から $\Delta J$ を作り、$\dfrac{\Delta J}{\Delta t}$ を必要な量で表す。その結果から、$J$ が保存される条件を述べる(導出と結論の記述)
- 問3:原点のまわりを、反時計回りを正とする角速度 $\omega$、半径 $R$ で円運動する小球の $J$ を $m,R,\omega$ で表す
- 問4:同じく半径 $R$ の円運動をする小球の運動エネルギーを、$J,R,m$ だけの式で表す
- 問5:ここまでの結果を使い、空欄ア〜ウを埋める。電荷をもつ小球が円運動すると、同じ角周波数の電磁波(光子)が出る。ア:光子1個が持ち去るエネルギー($\omega$ と $h$ で)、イ:$J$ が $\Delta J$ だけ減るときに失うエネルギーを「$\Delta J\times$ □」と書いたときの □、ウ:保存則から評価される、光子1個の角運動量の大きさ
問1$J$ の中身と、正負の意味(記述)
② 面積と結びつける。$\vec r$ と $\vec v$ を2辺とする平行四辺形の面積は $rv\,|\sin(\beta-\alpha)|=|J|/m$。ケプラーの第2法則(面積速度一定)は、$|J|$ が変わらないという主張になります。
③ 正負の意味。$\sin(\beta-\alpha)>0$ は、速度の向き $\beta$ が位置ベクトルの向き $\alpha$ より反時計回り側にあること。つまり $J>0$ は、小球が原点のまわりを反時計回りに回っていることを表し、$J<0$ なら時計回りです。
$\vec r=(r\cos\alpha,\,r\sin\alpha)$,$\vec v=(v\cos\beta,\,v\sin\beta)$ を $J=m(xv_y-yv_x)$ に代入すると $J=mrv\sin(\beta-\alpha)$。$\vec r,\vec v$ を2辺とする平行四辺形の面積は $rv|\sin(\beta-\alpha)|=|J|/m$ なので、面積が時間によらないこと(ケプラーの第2法則)は $|J|$ の保存を主張する。
$J>0$ は $\sin(\beta-\alpha)>0$、すなわち速度が位置ベクトルより反時計回り側を向くことなので、小球は原点のまわりを反時計回りに回っている。$J<0$ は時計回り。
問2$\Delta J/\Delta t$ と保存の条件
① $\Delta t$ 後の $J$ を作る。$\Delta t$ 後の位置は $(x+v_x\Delta t,\ y+v_y\Delta t)$、速度は $\left(v_x+\dfrac{F_x}{m}\Delta t,\ v_y+\dfrac{F_y}{m}\Delta t\right)$ です。これを $J=m(xv_y-yv_x)$ に入れます。
② 打ち消し合う項を見つける。$mv_xv_y\Delta t$ の項が2つ、符号が逆で消えます。$\Delta t^2$ 以上の項は $\Delta t\to0$ で落ちます。
③ 保存の条件。$J$ が保存されるのは $xF_y-yF_x=0$、すなわち $\dfrac{F_x}{x}=\dfrac{F_y}{y}$ のとき。これは力 $\vec F$ が位置ベクトル $\vec r$ と平行(つねに原点に向かう、または原点から遠ざかる向き)であることを意味します。$\vec F=\vec 0$ のときも成り立ちます。太陽の重力のような中心力では、角運動量が保存し、面積速度が一定になります。
微小時間 $\Delta t$ 後の $J$ は、位置と速度の変化を代入して整理すると $J+\Delta J=J+(xF_y-yF_x)\Delta t+O(\Delta t^2)$($v_xv_y$ の項は打ち消し合う)。よって $\Delta t\to0$ で $\dfrac{\Delta J}{\Delta t}=xF_y-yF_x$。
$J$ が保存されるには $xF_y-yF_x=0$、すなわち力が位置ベクトルと平行(原点に向かう向きかその逆向き)、または力が0であればよい。このとき角運動量は一定で、面積速度も一定になる。
問3円運動の角運動量
速さは $v=R\omega$。反時計回りの円運動では、速度は位置ベクトルより $90^\circ$ だけ反時計回り側を向いているので、問1の式で $\beta-\alpha=\dfrac{\pi}{2}$。
問4運動エネルギーを $J$ で書く
運動エネルギーは $K=\dfrac12mv^2=\dfrac12mR^2\omega^2$。問3より $\omega=\dfrac{J}{mR^2}$ を代入します。
問5光子1個が持ち去るエネルギーと角運動量(空欄ア〜ウ)
ア。量子論では、角周波数(角速度)$\omega$ の光子1個のエネルギーは $\hbar\omega=\dfrac{h}{2\pi}\omega$。振動数 $\nu=\dfrac{\omega}{2\pi}$ を $h\nu$ に入れた形と同じです。
イ。$J$ が $\Delta J$ だけ減ったとき、エネルギー $K=\dfrac{J^2}{2mR^2}$ の減少を、$\Delta J$ の1次までで書きます。
失うエネルギーは $\Delta J\times\omega$ で、$R$ や $m$ には関係しません(イ $=\omega$)。
ウ。光子放出の前後でエネルギーと角運動量が保存されるなら、失ったエネルギー $\omega\Delta J$ が光子のエネルギー $\dfrac{h}{2\pi}\omega$ に等しい。
光子1個が持ち去る角運動量の大きさは $\dfrac{h}{2\pi}$(ウ)。$R$ や $m$ には無関係です。

大問1:角運動量と面積速度の型
| 問 | やること | 着眼点 |
|---|---|---|
| 問1 | 代入して整理、正負の意味 | $J=mrv\sin(\beta-\alpha)$、面積との関係、$J>0$ は反時計回り |
| 問2 | $\Delta t$ 後の $J$ を作る | $v_xv_y$ が打ち消し合い、$\dfrac{\Delta J}{\Delta t}=xF_y-yF_x$。保存は $\vec F\parallel\vec r$ |
| 問3 | 円運動の $J$ | $v=R\omega$、$\beta-\alpha=\pi/2$ |
| 問4 | $K$ を $J$ で書く | $\omega=J/(mR^2)$ を代入して $\omega$ を消す |
| 問5 | 1次の近似で ΔK→ΔJ | $\Delta K\approx\omega\Delta J$、光子のエネルギーと比べて $\Delta J=h/2\pi$ |
🩺【自己診断】大問1で手が止まった人への処方箋
- 問1何を書けばよいか分からない → 「代入して $\sin(\beta-\alpha)$」→「面積との関係」→「正負の意味」の3行を順に書く
- 問2$\Delta J$ が作れない → $\Delta t$ 後の位置と速度をそのまま $J$ の式に代入し、$\Delta t^2$ 以上の項を落とす
- 問3符号が不安 → 反時計回りは速度が位置ベクトルより $+90^\circ$。問1の式に代入する
- 問4$\omega$ が残る → 問3の $J=mR^2\omega$ を $\omega=\frac{J}{mR^2}$ に直して代入する
- 問5$R$ や $m$ が消えない → $\Delta K\approx\frac{dK}{dJ}\Delta J=\frac{J}{mR^2}\Delta J$ を作り、$\omega=\frac{J}{mR^2}$ に置き換える
大問2 電場と磁場 ── 起電力の仕組みから、サイクロイド運動、そして電磁気の性質へ
I:起電力が生じる2つの仕組み(記述)→ II:電場・磁場中の荷電粒子の運動 → III・IV:IとIIから見える電場・磁場の性質(記述)、と進みます。
電場と磁場について、IからIVの設問に答える。I は永久磁石がつくる磁場の中に置いた細い導線のコイル、II は無重力の真空中の3次元直交座標系での一様な電場・磁場中の荷電粒子(光速よりずっと遅い、$q,E,B$ は正)が舞台。
- I 問1:永久磁石を動かさず、コイルを動かすと起電力が生じる。その仕組みを、ローレンツ力でどう説明できるか示し、起電力の大きさが導線の材質によらない理由を述べる(記述。コイルの電流がつくる磁場は考えない)
- I 問2:コイルを動かさず、永久磁石を動かしても起電力が生じる。導線内の電子は静止しているので、ローレンツ力では説明できない。コイル内の電子が力を受ける仕組みを、導線内の電場でどう説明できるか示し、起電力の大きさが材質によらない理由を述べる(記述)
- II 問1:電場(強さ $E$、$y$ 軸正向き)と磁場(磁束密度の大きさ $B$、$z$ 軸正向き)の中の小球A(質量 $m$、電荷 $q$)にはたらく力の成分 $F_x,F_y$ を、$v_x,v_y,q,E,B$ で表す
- II 問2:$x$ 軸正の向きに一定の速さ $V$ で動く観測者Sから見ると、小球Aは電場がゼロで $z$ 軸正向きの一様な磁場の中を半径 $R$ の円運動をしているように見えた。このときの $V$ を $E,B$ で表す
- II 問3:観測者Sから見た円運動の角速度 $\omega$ を求める($xy$ 平面を $z$ 軸の正の側から見て、反時計回りを正)
- II 問4:観測者Sではなく、図の直交座標系から見る。時刻0で $\vec r=\vec v=\vec 0$ として、時刻 $t$ の速度成分 $v_x,v_y$ と位置座標 $x,y$ を、$V,\omega,t$ の関数で表す(解答欄は $v_x=V\times[\ ]$、$v_y=-V\times[\ ]$、$x=\frac V\omega\times[\ ]$、$y=-\frac V\omega\times[\ ]$ の形)
- III:設問IとIIの内容は互いに密接に関連している。そこには電場や磁場のどのような性質が現れているか、考えるところを述べる(記述)
- IV:ファラデーの電磁誘導の法則は、コイルを縁とする曲面の形や、コイル・曲面の時間変形を限定していない。このことから、真空中に単独で置かれた物体がもつ総磁気量についてどのようなことがいえるかを述べる。ガウスの法則の電場を磁束密度に置き換えるとどうなるかを考えるとよい(記述)
I 問1コイルを動かす:ローレンツ力で説明する(記述)
① 何が動いているか。コイルを動かすと、導線中の自由電子もコイルといっしょに速度 $\vec u$ で動きます。磁場の中を速度 $\vec u$ で動く電荷 $-e$ には、ローレンツ力 $-e\,\vec u\times\vec B$ がはたらきます。
② 起電力の正体。この力が電子を導線に沿って動かす向きの成分をもてば、電子は導線に沿って運ばれます。単位電荷あたりの力を導線に沿って1周ぶん足し合わせたものが起電力です。
③ 材質によらない理由。力 $-e\,\vec u\times\vec B$ は、「電子が動く速度」と「磁場」だけで決まり、導線が何でできているかを表す量(抵抗率や電子の数など)が入っていません。単位電荷あたりの力 $\vec u\times\vec B$ から起電力が決まるので、起電力は材質に無関係です(流れる電流の大きさは抵抗で変わります)。
コイルとともに導線内の電子も速度 $\vec u$ で動くので、磁場 $\vec B$ から電荷 $-e$ にローレンツ力 $-e\,\vec u\times\vec B$ がはたらく。この力の導線方向の成分が電子を導線に沿って動かし、単位電荷あたりの力 $\vec u\times\vec B$ を導線に沿って足し合わせたものが起電力である。
$\vec u\times\vec B$ は電子の速度と磁場だけで決まり、導線の材質を表す量を含まない。したがって起電力の大きさは導線の材質によらない(材質で変わるのは、起電力で流れる電流の大きさだけである)。
I 問2磁石を動かす:電場で説明する(記述)
① ローレンツ力は使えない。コイルは動かないので電子は静止しており、ローレンツ力 $q\vec v\times\vec B$ は $\vec v=\vec0$ で0になります。問題文でも、これは前提として述べられています。
② 代わりに電場。磁石を動かすと、コイルの位置の磁場が時間変化します。時間変化する磁場は、導線のまわりに渦を巻く電場(誘導電場)をつくります。この電場が、静止している電子に力 $-e\vec E$ を及ぼします。
③ 材質によらない理由。起電力は、単位電荷あたりの力 $\vec E$ を導線に沿って足し合わせたもの $\oint\vec E\cdot d\vec l$ です。誘導電場は、磁場の時間変化だけで決まる量で、導線の材質に関係しません。したがって起電力も材質によりません。
コイルが静止しているので電子は動かず、ローレンツ力ははたらかない。かわりに、磁石が動くとコイルの位置の磁場が時間変化し、それにともなって導線に沿って渦を巻く誘導電場 $\vec E$ ができる。この電場が静止した電子に力 $-e\vec E$ を及ぼし、電子を導線に沿って動かす。
起電力は $\oint\vec E\cdot d\vec l$ で、$\vec E$ は磁場の時間変化だけで決まり、導線の材質を含まない。よって起電力の大きさは導線の材質によらない。
II 問1力の成分
① 電場による力。電場は $y$ 軸正の向きで強さ $E$ なので、力は $(0,\ qE)$。
② ローレンツ力。磁束密度は $z$ 軸正の向きで大きさ $B$、つまり $(0,0,B)$。速度 $(v_x,v_y,0)$ との外積を作ります。
これに $q$ をかけて、電場の力と足します。
II 問2電場が消えて見える観測者の速さ $V$
① 観測者Sから見る。$x$ 軸正の向きに速さ $V$ で動く観測者から見ると、粒子の速度は $(v_x-V,\ v_y)$。問1の力は、この速度で書き直せます。
② $V=E/B$ とおく。$V=\dfrac{E}{B}$ のとき $F_y=-qB(v_x-V)$ となり、Sから見た速度 $(v_x-V,\ v_y)$ の成分だけで力が書けて、電場の項が消えた「磁場だけの運動方程式」と同じ形になります。この形は、磁場中の円運動に対応します。
II 問3観測者Sから見た角速度
① 磁場中の円運動の式。Sから見た粒子は、$z$ 軸正向きの磁場の中を、速さ $u$ の等速円運動をします。向心力がローレンツ力です。
② 回る向き(符号)。$q>0$ で磁場が $+z$ 向きのとき、磁場による力は問1より $(qBv_y,\ -qBv_x)$ なので、速度が $+x$ 向きなら力は $-y$ 向き。右へ進みながら下へ曲がるので、$z$ 軸の正の側から見て時計回りです。反時計回りを正としているので、$\omega$ は負になります。
II 問4速度と位置(サイクロイド)
① Sから見た速度。時刻0で粒子は地面系で静止しているので、Sから見た速度は $(0-V,\ 0)=(-V,\ 0)$。ここから、角速度 $\omega$ の等速円運動を始めます。Sから見た速度を $(u_x,u_y)=(v_x-V,\ v_y)$ とおくと、問2の形から運動方程式は次のようになります。
初期条件 $(u_x,u_y)=(-V,0)$ を満たす解は、速度ベクトルが角度 $\omega t$ だけ回る形です。
代入して確かめます:$\dfrac{du_x}{dt}=V\omega\sin\omega t=-\omega u_y$、$\dfrac{du_y}{dt}=-V\omega\cos\omega t=\omega u_x$ で、両方の式を満たします。
② 地面系の速度。$v_x=u_x+V$ と $v_y=u_y$ に戻します。
③ 位置。$t=0$ で原点なので、時間で積分します($\omega<0$ のままで構いません)。
積分の確認:$\dfrac{d}{dt}\left[\dfrac V\omega(\omega t-\sin\omega t)\right]=V(1-\cos\omega t)$、$\dfrac{d}{dt}\left[-\dfrac V\omega(1-\cos\omega t)\right]=-V\sin\omega t$ で、速度と合っています。粒子は、全体としては $x$ 軸正の向きに進みながら円を描くサイクロイド曲線を描きます。
IIIIとIIに共通して現れる性質(記述)
考え方:Iでは、「コイルを動かす」と「磁石を動かす」で、起電力という同じ結果が出るのに、説明はローレンツ力(磁場)と誘導電場(電場)で別々でした。IIでは、観測者Sから見ると電場が消えて磁場だけになりました。どちらも、電場と磁場の区別が観測者の立場で変わるという共通点があります。
| 場面 | 見えるもの | 共通する点 |
|---|---|---|
| I 問1(コイルが動く) | 磁石に対して動く電子 → 磁場による力 | 動く立場では磁場の力として説明できる |
| I 問2(磁石が動く) | コイルに対して静止した電子 → 電場による力 | 静止した立場では電場の力として説明する |
| II | 地面系:電場も磁場もある / S系:磁場だけ | 観測者を変えると電場が消える |
IとIIはどちらも、電場と磁場が別々の独立なものではなく、観測者(座標系)の動きによって移り変わって見えることを示している。
I:コイルが動いても磁石が動いても、コイルと磁石の相対的な動きが同じなら同じ起電力が生じる。前者は磁場による力、後者は電場による力として説明されるが、観測者を変えれば一方は他方に見える。II:地面系では電場と磁場があるが、速さ $E/B$ で動く観測者には電場が消えて磁場だけが見える。
したがって電場と磁場は同じ電磁場の2つの側面であり、どちらとして見えるかは観測者によって変わる。
IV総磁気量について(記述)
考え方:ファラデーの法則は、コイルとその縁にかける曲面を自由に選んでよいと言っています。もし磁束が曲面の形によって変わるなら、同じコイルに対して起電力が2通りに決まってしまいます。つまり、同じ縁をもつどの曲面を取っても、貫く磁束は等しいことが必要です。
閉曲面に応用する。閉曲面を、縁(閉じた曲線)で2つの曲面 $S_1,S_2$ に分けます。$S_1$ と $S_2$ は同じ縁をもつので、貫く磁束は等しい(向きをそろえると)。閉曲面全体では、外向きに数えた磁束は $S_1$ の分と $S_2$ の分で打ち消し合います。
ガウスの法則との対応。電場のガウスの法則は、閉曲面を貫く電束が内部の総電気量に比例すると述べます。ここで電場を磁束密度に置き換えると、右辺は総磁気量になり、それが0であるということです。真空中に単独で置かれた物体がもつ総磁気量は0、つまりN極だけ、S極だけの物体(磁気単極子)は存在しないことになります。
ファラデーの法則はコイルを縁とする曲面の形を限定しないので、同じ縁をもつどの曲面でも貫く磁束は等しい。閉曲面を、ある閉曲線を縁とする2つの曲面に分けると、閉曲面を外向きに貫く磁束は両曲面の分が打ち消し合い、総和は0になる。
ガウスの法則で電場を磁束密度に置き換えると、閉曲面を貫く磁束の総和は内部の総磁気量に比例することになるが、この総和は0である。したがって、真空中に単独で置かれた物体がもつ総磁気量は0であり、N極だけまたはS極だけをもつ物体(磁気単極子)は存在しない。

大問2:電場と磁場の型
| 問 | やること | 着眼点 |
|---|---|---|
| I 問1 | ローレンツ力で説明 | 動く電子、単位電荷あたりの力 $\vec u\times\vec B$、材質を含まない |
| I 問2 | 誘導電場で説明 | 静止した電子、磁場の時間変化 → 渦状の電場、材質を含まない |
| II 問1 | 力の成分 | $F_x=qBv_y,\ F_y=qE-qBv_x$(外積の向きに注意) |
| II 問2 | 電場が消える観測者 | $F_y=-qB(v_x-E/B)$ から $V=E/B$ |
| II 問3 | 円運動の角速度 | $|\omega|=qB/m$、時計回りなので $\omega=-qB/m$ |
| II 問4 | 速度と位置 | S系の円運動に $V$ を足し戻し、積分してサイクロイド |
| III | IとIIの共通点 | 電場と磁場は観測者で移り変わる(具体例を2つ) |
| IV | 閉曲面と総磁気量 | 磁束の総和0 → 総磁気量0(磁気単極子なし) |
🩺【自己診断】大問2で手が止まった人への処方箋
- I 問1・2何を書くか分からない → 「誰が動いているか(動く電子/静止した電子)」「何が力を及ぼすか(磁場/電場)」「材質を含むか」の3点を書く
- II 問1力の向きが不安 → $\vec v\times\vec B$ を成分で作り、$v_x>0$ のとき力が下向きになることを確かめる
- II 問2観測者の速度が出ない → Sから見た速度 $(v_x-V,v_y)$ で $F_y$ を書き直し、電場の項が消える $V$ を探す
- II 問3符号が決まらない → 速度と力の向きを図に描き、時計回りか反時計回りかを決める
- II 問4式が出ない → Sから見た円運動 → $V$ を足す → 積分、の3段階で進める
- III何を書くか分からない → IとIIで「観測者の立場で電場と磁場の見え方が変わる」例を1つずつ書く
- IV論理がつながらない → ファラデーの法則(曲面の形によらない)→ 閉曲面 → ガウスの法則の置き換え、の順に書く
慈恵医大2024型 そっくり類題セット
(全2大問・解答解説つき)
2024年度の本番と同じ2大問・同じ小問構成で、設定と数値を変えたTMPSオリジナル問題です。角運動量と面積速度(回転の向きの定義を逆に)、電場・磁場中の荷電粒子と電磁誘導(磁場の向きを逆に)で、本番と同じ解き方の骨格を確かめられます。
印刷して本番と同じように60分で解けます。解答・解説はこのページの下に掲載しています。
※ 東京慈恵会医科大学の入試問題ではありません。本文・設問・人物・団体(架空)はすべてTMPS医学館が作成したオリジナルで、出典のある引用ではありません。
図1のように,水平でなめらかな $xy$ 平面上を,質量 $m$ の小球が運動している。原点Oから見た小球の位置を $(x,\ y)$,速度を $(v_x,\ v_y)$ とする。ある時刻に,Oから小球までの距離は $r$,位置ベクトルが $x$ 軸の正の向きとなす角(反時計回りを正)は $\alpha$,速度の大きさは $v$,速度が $x$ 軸の正の向きとなす角(反時計回りを正)は $\beta$ であった。Oのまわりの小球の角運動量 $J$ を,$J=m\left(yv_x-xv_y\right)$ で定める。
(2) 小球が微小時間 $\Delta t$ の間に動くとき,OとP(小球)を結ぶ線分が掃く面積を $\Delta S$ とする。$\dfrac{\Delta S}{\Delta t}$(面積速度)の大きさを,$J$ と $m$ を用いて表せ。
(3) $J>0$ のとき,小球はOのまわりを時計回りと反時計回りのどちらに回っているか。$\alpha,\ \beta$ の関係に触れて説明せよ。
このとき,運動エネルギーの増加量は $\Delta K=$ ア($h,\ \omega$ で表せ)となる。これが光子のエネルギー $h\nu$ に等しいとすると,光子の振動数は $\nu=$ イ($\omega$ で表せ)であり,光の角振動数 $2\pi\nu$ は ウ に等しい。空欄 ア,イ,ウ に入る式を答えよ。
▶ 第1問 の答えと解説を見る
第1問 の答えと解説
- (1) $x=r\cos\alpha,\ y=r\sin\alpha,\ v_x=v\cos\beta,\ v_y=v\sin\beta$ を代入して $J=mrv(\sin\alpha\cos\beta-\cos\alpha\sin\beta)=mrv\sin(\alpha-\beta)$。
- (2) 微小時間 $\Delta t$ の変位は $(v_x\Delta t,\ v_y\Delta t)$。OPが掃くのは,Oと位置ベクトル,変位がつくる三角形で,面積は $\Delta S=\dfrac12\left|xv_y-yv_x\right|\Delta t=\dfrac{|J|}{2m}\Delta t$。よって $\dfrac{\Delta S}{\Delta t}=\dfrac{|J|}{2m}$。
- (3) $J>0$ は $\sin(\alpha-\beta)>0$,すなわち速度の向き $\beta$ が位置ベクトルの向き $\alpha$ より時計回り側にある($0<\alpha-\beta<\pi$)ことを表す。速度が位置ベクトルに対して時計回り側に向いているので,小球はOのまわりを時計回りに回る。
- 運動方程式 $ma_x=F_x,\ ma_y=F_y$ を使う。$J=m(yv_x-xv_y)$ の変化を考えると,位置の変化は $\Delta x=v_x\Delta t,\ \Delta y=v_y\Delta t$ で,$v_xv_y$ の項は打ち消し合う。
- $\dfrac{\Delta J}{\Delta t}=m\left(v_yv_x+ya_x-v_xv_y-xa_y\right)=m\left(ya_x-xa_y\right)=yF_x-xF_y$。
- $J$ が一定なのは $yF_x-xF_y=0$ のとき。これは $\dfrac{F_x}{x}=\dfrac{F_y}{y}$,つまり力 $(F_x,F_y)$ が位置ベクトル $(x,y)$ と平行であることを意味する。力がつねにOを向く(または遠ざかる向きの)中心力,または力が0のとき,角運動量は保存し,面積速度も一定になる。
- 速さは $v=R\omega$。速度は位置ベクトルに垂直で時計回りの向きなので,問1(1)で $\alpha-\beta=\dfrac{\pi}{2}$ とおけて $J=mRv\sin\dfrac{\pi}{2}=mR\cdot R\omega=mR^2\omega$。
- $K=\dfrac12mv^2=\dfrac12mR^2\omega^2$。問3より $\omega=\dfrac{J}{mR^2}$ なので,$K=\dfrac12mR^2\cdot\dfrac{J^2}{m^2R^4}=\dfrac{J^2}{2mR^2}$。
- 問4より $\Delta K=\dfrac{\left(J+\frac{h}{2\pi}\right)^2-J^2}{2mR^2}=\dfrac{J}{mR^2}\cdot\dfrac{h}{2\pi}+\dfrac{1}{2mR^2}\left(\dfrac{h}{2\pi}\right)^2$。第2項は2乗なので無視し,$\dfrac{J}{mR^2}=\omega$ を使うと $\Delta K=\dfrac{h\omega}{2\pi}$(ア)。
- $\Delta K=h\nu$ とおくと $\nu=\dfrac{\omega}{2\pi}$(イ)。
- 角振動数は $2\pi\nu=\omega$(ウ)。光の角振動数が,円運動の角速度に等しい。
電場や磁場の見え方は,観測者の立場によって変わることがある。以下では磁束密度の大きさを $B$,電場の強さを $E$ とし,重力は無視する。
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第2問 の答えと解説
- 電子の速度 $(v,\ 0,\ 0)$,磁束密度 $(0,\ 0,\ -B)$ のとき,電荷 $-e$ が受けるローレンツ力は $-e\,\vec v\times\vec B$。$\vec v\times\vec B=(0,\ vB,\ 0)$ なので,力は $-y$ 向きで大きさ $evB$。
- 電子はこの力で棒の下端へ動き,たまる。電荷がたまって電場 $E_0$ ができ,電場による力 $eE_0$ がローレンツ力 $evB$ とつり合うと動きが止まる。このとき $E_0=vB$。両端の電位差(起電力)は $E_0l=vBl$。
- この力は,電子が棒とともに動いていることと磁場だけで決まり,棒が何でできているかには関係しない。つり合いの式にも材質を表す量が出てこないので,起電力は棒の材質によらない。
- ローレンツ力は,磁場の中を速度 $\vec v$ で動く電荷にはたらく力 $q\vec v\times\vec B$ なので,静止した電子には $\vec v=0$ より 0 になり,起電力を説明できない。
- 磁場が時間変化すると,それに伴って輪に沿って渦を巻く電場(誘導電場)が生じる。この電場が静止した電子に力 $-eE$ を及ぼし,電子を輪に沿って動かす。
- 輪を貫く磁束 $\Phi=\pi a^2B(t)$ の変化から起電力の大きさは $\left|\dfrac{\Delta\Phi}{\Delta t}\right|=\pi a^2k$。これが電場 $E$ を輪1周(長さ $2\pi a$)にわたって足し合わせたもの $2\pi a\cdot E$ に等しいので $E=\dfrac{ka}{2}$。
- 磁束密度は $(0,\ 0,\ -B)$。ローレンツ力 $q\vec v\times\vec B$ の成分は $\vec v\times\vec B=(-Bv_y,\ Bv_x,\ 0)$ より $(-qBv_y,\ qBv_x)$。
- 電場による力は $(0,\ qE)$ を加えて,$F_x=-qBv_y$,$F_y=qE+qBv_x$。
- $v_y=0$ のとき $F_x=0$ はつねに成り立つ。力がつり合うには $F_y=qE+qBv_x=0$。
- $v_x=-\dfrac{E}{B}=-V$ となる。つまり $x$ 軸の負の向きに速さ $V$ で動けば,力はつり合う。
- T系で粒子の速度は $(v_x+V,\ v_y)$。このとき問1の力は,$F_x=-qBv_y,\ F_y=qB(v_x+V)$ となり,電場の項が消えて,磁場による力だけが残る。
- 速さ $u$ の等速円運動の運動方程式は $m\dfrac{u^2}{r}=qBu$。$u=r\omega$ を使うと $\omega=\dfrac{qB}{m}$。回る向きは,速度が $+x$ 向きのとき力が $+y$ 向きなので,反時計回り。
- T系では,$t=0$ で粒子は速度 $(V,\ 0)$ をもち(地面系で静止)半径 $\dfrac{V}{\omega}$ の反時計回りの等速円運動をするので,T系の速度は $(V\cos\omega t,\ V\sin\omega t)$。
- 地面系にもどすには $x$ 方向に $-V$ を加えて,$v_x=V\cos\omega t-V=-V(1-\cos\omega t)$,$v_y=V\sin\omega t$。
- 時間で積分して,原点を出発点($x=y=0$)とすると $x=-\dfrac{V}{\omega}(\omega t-\sin\omega t)$,$y=\dfrac{V}{\omega}(1-\cos\omega t)$。粒子は $-x$ 向きに進みながら円を描くサイクロイド曲線を描く。
- 地面系では電場 $E$ と磁場 $B$ の両方が見えるのに,T系では電場が0で磁場だけが見える(問2,問3)。
- これは,電場と磁場が,それぞれ独立に決まった存在ではなく,観測者の動きによって一方が他方に移り変わって見えることを示す。
- つまり,電場と磁場は同じ「電磁場」の2つの見え方であり,どこまでが電場でどこまでが磁場かは,観測者(座標系)によって変わる。
- 磁力線は,磁石の外ではN極から出てS極に入り,磁石の内部ではS極からN極へ向かい,途切れずに閉じた曲線になる。
- 閉曲面に入ってくる磁力線は,閉じているので,必ずどこかで同じ曲面から出ていく。よって,閉曲面に入る磁束と出る磁束は等しく,貫く磁束の総和は0になる。
- もしN極だけをもつ粒子があれば,そこから磁力線が一方的に湧き出す。その粒子を囲む閉曲面では,出ていく磁束だけが残り,総和は0にならない。「総和が0」は,磁気単極子が存在しないことの表れである。
※ 類題は、本番の解き方の骨格は残しつつ、設定・向き・符号を変えて作っています(第1問は $J$ の定義を時計回りが正に、光子の放出を吸収に変え、$\nu=\omega/2\pi$ を導く形に/第2問はコイルを導体棒と円形導線の輪に、磁場の向きを逆にして、ドリフトの向きと回る向きを反転)。記述の答えは「結論」を示しており、書き方の型は本番の解説ページの答案例を参考にしてください。
30秒 得点診断
本番の過去問、またはそっくり類題セットを60分で解いた結果を選んでください。次にやるべきことを表示します。
保護者の方へ:慈恵医大の物理で知っておきたい3つのこと
よくある質問
Q. 東京慈恵会医科大学 医学部の物理2024年度は、どの順番で解くのがよいですか?
TMPSの目安は、理科2科目120分のうち物理に約60分を使い、大問1(角運動量と面積速度)25分、大問2(電場・磁場中の運動と電磁誘導)30分、見直し5分です。どちらも式の問題を先に取り切り、記述に時間を残すのがコツです。
Q. 問題文が載っていなくても、どんな問題か分かりますか?
分かります。著作権に配慮して問題本文・図は掲載していませんが、各大問の最初に「どういう問題か」として、設定・何を答えるかをTMPSの言葉で説明しています。
Q. 記述問題(大問1問1・問2、大問2のI・III・IV)はどう書けばよいですか?
2024年度の物理は、式を導く問題に加えて、考えを筋道立てて述べる記述が多く出ます。このページでは、答えだけでなく「何を言えば伝わるか」を答案例として載せています。記述の公式な模範解答は公表されていないため、答案例はTMPSが自力で作ったものです(要確認)。
Q. そっくり類題セットとは何ですか?
2024年度と同じ2大問・同じ小問構成(角運動量と面積速度/電場・磁場中の運動と電磁誘導)で、回転の向きの定義・磁場の向き・設定を変えたTMPSオリジナル問題です。全問の答え・解説をこのページに掲載し、本番形式の問題冊子PDFも無料で配布しています。
Q. 物理の答えはどのように確認していますか?
公開されている解答は参照せず、TMPSが自力で導いた答えを、記号計算と数値シミュレーション(運動方程式の数値積分など)で独立に検算しています。記述問題は検算できる部分(式・向き・大きさ)だけを確認し、文章そのものは「答案例」として載せています。
Q. 解説に誤りを見つけたらどうすればいいですか?
公式LINEからお知らせください。確認のうえ修正し、更新日を記載します。
問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。
受験生・指導者の皆様からのご指摘を真摯に受け止め、最も信頼できる過去問解説・類題ライブラリーとして随時アップデートいたします。
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