2/11は、「定義を例に当てはめる」タイプです。本文が示すナッジの条件を先に確認し、鍵盤の階段がその条件を満たしていること(禁止していない/お金の条件を変えていない/環境の工夫で行動が変わった)を、順に言いましょう。
📌 このページの使い方
- 過去問集をお持ちの方:まず60分で自分の答案を書き、解答例と見比べてから解説へ
- お持ちでない方:「どういう問題か」を読めば、課題の中身が分かります
- 最後にそっくり類題(問題+原稿用紙PDF)を60分で書く
※ 著作権に配慮し、入試問題の本文・図は掲載していません。小論文に唯一の正解はなく、解答例はTMPSの一例です。大学の採点基準は公開されていないため、「採点の見立て」もTMPSの考えです。
⚠️ 問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。(迅速に確認・更新いたします)
LINEで誤りを連絡3分で分かる 2025年度の金沢医科大の小論文
- ✅ 2月11日分・12日分とも、同じ形式。課題文(と図)を読み、設問1:200字以内で要約、設問2:200字以内で説明。試験時間は各60分で、過去問集に解答例はありません。
- ✅ 2/11の題材はナッジ。行動経済学の知見から生まれた、選択を禁じずに行動を変える手法を紹介する文章。設問2は、地下鉄の階段を鍵盤にして階段を選ぶ人が増えた例が、なぜナッジなのかを書きます。
- ✅ 2/12の題材は医療の意思決定。パターナリズムからインフォームド・コンセントへの変化と、行動経済学が示す判断のずれを述べる文章。設問2は、2つのグラフ(成功率・副作用)を使って治療方法Aを選んでもらう工夫を書きます。
- ✅ 要約は「骨格→要点」、説明は「結論→根拠→条件」。どちらも200字なので、1文に1つの内容、全体で4〜5文が目安です。
- ✅ 差がつくのは、本文の定義・指摘を根拠にできるか。感想や一般論ではなく、本文の言葉を使って例やグラフを説明することが求められます。


60分の立ち回りマップ(1日分)
1日60分で、課題文を読み、要約と説明の2問を書きます。時間はTMPSの目安です。下書き用紙の有無など、解答用紙の形式は過去問集からは分からないため、手元の過去問や募集要項で確認してください 要確認
- 死守ライン:開始25分で、設問1の要約の下書きを終える。ここまでに終わらなければ、設問2の時間を食わないよう、要約は要点2つに絞って仕上げる。
- 損切り:うまい言い換えを探して3分以上悩まない。本文の語をそのまま使って構わない。設問2は、結論を先に書けば、あとから理由を足せる。
- 初手のトリガー:課題文を読みながら、各段落の横に「何の話か」を5字で書く。設問2は、設問文の中の「条件」(写真・グラフ・事実)に線を引く。
本番の問題 ── 2/11(ナッジ)と 2/12(意思決定とグラフの見せ方)
2/11 設問1課題文を200字以内で要約する(ナッジと行動経済学)
行動経済学とナッジを紹介する文章(長めの課題文)を、200字以内で要約する設問。
- 答えるもの:課題文の内容を、自分の意見を入れずに、200字以内にまとめる
- 条件:200字以内(60分、解答例は公開されていない)
- 材料:行動経済学は、人間が状況によって非合理的に行動し、その逸脱には傾向があることを明らかにした。条件が特定できれば、政策で行動をうまく誘導できる。この考えから生まれたナッジは、選択を禁じず、経済的なインセンティブも大きく変えずに、行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャの要素。例として、メニューの一番上に野菜中心の食事を置くと選ぶ人が増える
2/11 設問2地下鉄の「鍵盤の階段」が、なぜナッジなのかを200字以内で説明する
本文のナッジの定義(禁止しない・経済的な誘因を大きく変えない・予測可能な形で行動を変える)を、写真の例に当てはめて説明する設問。
- 答えるもの:階段をピアノの鍵盤のデザインにして音が出るようにしたところ、エスカレーターよりも階段を選ぶ人が増えた、という例が「ナッジ」である理由
- 条件:200字以内。本文の内容をふまえる
- 図:地下鉄駅の階段が鍵盤の模様になっている写真(人が階段を上り下りしている)


2/12 設問1課題文を200字以内で要約する(パターナリズムからナッジへ)
医療の意思決定の変化と、行動経済学の考え方を論じた文章(長めの課題文)を、200字以内で要約する設問。
- 答えるもの:課題文の内容を200字以内にまとめる
- 条件:200字以内(60分、解答例は公開されていない)
- 材料:かつての医療は、医師が治療法を選ぶパターナリズムだった。現在は、説明を受けて患者が同意するインフォームド・コンセントが一般的だが、確率の説明を理解して合理的に選ぶのは難しい。行動経済学では、人間の意思決定は合理性から系統的にずれ、表現の仕方で選択が変わる。本人の自由を確保しつつよい選択を促すリバタリアン・パターナリズムの代表がナッジで、企業年金の初期設定(デフォルト)の例が挙がる
2/12 設問2治療方法Aを選んでもらうための「見せ方の工夫」を200字以内で説明する
2つのグラフの縦軸の取り方の違いに気づき、見せ方の工夫(選択の環境の設計)として説明する設問。
- 答えるもの:医師が治療方法Aを勧めたいとき、2つの図を使って説明する場合に、Aを選んでもらうために施したと考えられる工夫
- 条件:200字以内。治療方法A=成功率が高く、軽微な副作用がある。治療方法B=成功率はやや低いが、副作用はほとんどない
- 図:左は成功率の棒グラフ(縦軸が50%から始まる。Aは約90%、Bは約80%)、右は副作用の棒グラフ(縦軸が0〜100%。Aはごくわずか、Bはほぼゼロ)。「副作用は軽微なもので日常生活には大きな支障をきたさないもの」という注記つき 要確認
2/12は、図を「読む」のではなく「どう作られているか」を見る設問です。左の成功率は縦軸を50%から始めて差を大きく見せ、右の副作用は0〜100%で差を小さく見せています。本文の「同じ情報でも、表現の仕方で選択が変わる」とつなげましょう。グラフの軸の読み取りは、手元の過去問で確認してください 要確認


答案の設計図 ── 要約は「骨格」、説明は「結論→根拠→条件」
200字は、書き出す前に字数を割り当てます。190字前後に収めると、数え間違いでも超えにくくなります。
設問1要約200字の部品
| 部品 | 字数の目安 | 書くこと | よくある失敗 |
|---|---|---|---|
| 主題(骨格) | 70 | 「何について、何が言いたい文章か」を1〜2文で(例:ナッジの定義) | 細かい例から書き始めて、主張が最後まで出ない |
| 要点① | 50 | 本文の主な指摘(例:非合理性に傾向がある/説明では理解が難しい) | 具体例や固有名詞まで入れて字数が足りなくなる |
| 要点② | 50 | 政策・医療への応用(例:傾向が分かれば誘導できる) | 自分の意見が混ざる |
| 結び | 30 | 代表例を1つだけ(メニューの並び/初期設定) | 例を2つ以上入れて、骨格が薄くなる |
設問2説明200字の部品
| 部品 | 字数の目安 | 書くこと | よくある失敗 |
|---|---|---|---|
| 結論(答え) | 40 | 設問の問いにそのまま答える文(「ナッジである」「〜の工夫である」) | 前置きが長く、結論が遅い |
| 理由①(本文の根拠) | 60 | 本文の定義・指摘をそのまま使う(選択を禁じない/表現で選択が変わる) | 一般論だけで、本文と関係がない |
| 理由②(設問・図の事実) | 50 | 写真の例/グラフの軸を、理由①に当てはめる | 図に触れない/数字を写すだけ |
| 条件・まとめ | 40 | 自由は残る・数値は説明する、など行き過ぎない条件 | 言い切りすぎる(必ず変わる など) |


解答例 ── 要約と、切り口の異なる説明(TMPSの一例)
解答例が公開されていないため、TMPSが作りました。模範解答ではなく一例です。要約は1本、設問2は切り口の異なる2本を並べます。どちらも「結論→根拠→条件」の骨格は同じです。 要確認
▶ 2/11 設問1(要約)の解答例
ナッジとは、セイラーらが提唱した、選択を禁じず経済的な誘因も大きく変えずに、人々の行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャの要素である。行動経済学は、人間が状況に左右されて非合理的に行動すること、その逸脱には傾向があり条件を特定できることを明らかにした。傾向が分かれば政策に応用できる。例えば、メニューの一番上に野菜中心の食事を示すと、多くの人がそれを選ぶ。
設計図の対応:主題(ナッジの定義)→要点①(非合理性には傾向があり条件を特定できる)→要点②(傾向が分かれば政策に応用できる)→結び(メニューの例)。
▶ 2/11 設問2:例A(定義の条件に当てはめる)
ナッジは、選択を禁じず、経済的な誘因も大きく変えずに、選択アーキテクチャの工夫で人の行動を予測可能な形で変えるものである。鍵盤の階段では、エスカレーターを使う自由は残り、料金や報酬の条件も変わらない。それでも、音が出る楽しさという環境の変化だけで、楽な方を選びがちな傾向をうまく使い、強制なしに階段を選ぶ人が増えた。健康的な行動へ、自然に誘導している点で、ナッジに当たる。
設計図の対応:結論(ナッジの定義)→理由①(選択の自由・経済的条件は変わらない)→理由②(環境の変化だけで行動が変わった)→まとめ(自然に誘導している)。
▶ 2/11 設問2:例B(人に共通する傾向を利用する)
人は楽な移動手段を選びがちで、これは多くの人に共通する傾向である。傾向が分かれば、設計の工夫によって、行動を無理なく促せる。鍵盤の階段は、階段の利用を義務付けたり、エスカレーターを禁じたり、金銭で誘導したりせず、選択の環境だけを変えて階段を選ぶ人を増やした。選択の自由と経済的な条件を保ったまま、健康的な行動を促し、人々の行動を変えられるので、ナッジである。
設計図の対応:結論(共通する傾向)→理由①(傾向が分かれば工夫で促せる)→理由②(義務付け・禁止・金銭を使わず、環境だけ変えた)→まとめ(自由と条件を保ったまま行動を促す)。
| 見るポイント(2/11設問2) | A | B |
|---|---|---|
| 書き出し | ナッジの定義 | 人に共通する傾向 |
| 使った本文の筋道 | 禁じない・経済的な誘因を変えない・予測可能な形 | 非合理性は共通の傾向/傾向が分かれば促せる |
| 写真の例の使い方 | 3つの条件に当てはめる | 義務・禁止・金銭を使わなかった点を対比する |
| まとめ | 自然に誘導している | 自由と条件を保ったまま促す |
▶ 2/12 設問1(要約)の解答例
医療は医師が治療法を選ぶパターナリズムから、患者に情報を提供して合意するインフォームド・コンセントへ移った。しかし確率の説明を理解して選ぶことは難しい。行動経済学は、人間の意思決定が合理性から系統的にずれ、同じ情報でも表現の仕方で選択が変わることを示す。選択の自由を保ちつつよい選択を促すのがリバタリアン・パターナリズムで、初期設定の利用などのナッジがその例である。
設計図の対応:主題(パターナリズムからインフォームド・コンセントへ)→要点①(確率の説明は理解が難しい)→要点②(意思決定は系統的にずれ、表現で選択が変わる)→結び(リバタリアン・パターナリズムとナッジ)。
▶ 2/12 設問2:例A(軸の取り方に注目する)
成功率のグラフは縦軸を50%から始めて、Aが90%、Bが80%という差を大きく見せている。一方、副作用のグラフは縦軸を0から100%までとり、Aの小さな副作用の差を目立たなくしている。同じ数値でも表し方で人の判断は変わるので、これは医師がAを選んでもらうための、見せ方の工夫である。ただし、Bを選ぶ自由を残し、数値の正確な説明も添えることが、前提になると考える。
設計図の対応:結論(縦軸の取り方)→理由①(成功率は差を大きく、副作用は小さく見せる)→理由②(同じ数値でも表し方で判断が変わる)→条件(選ぶ自由・正確な説明)。
▶ 2/12 設問2:例B(強調と注記で不安を和らげる)
成功率は縦軸の下限を50%にして、AがBよりずっと高く見えるようにし、副作用は0〜100%の軸で示してAの差を小さく見せている。さらに「軽微で日常生活に支障がない」と添えて、副作用への不安を和らげる。事実を変えずに、見せ方だけでAに目が向く選択の環境をつくる工夫である。患者の非合理な偏りを使う点が、ナッジの考え方に近い。最終的に選ぶのは患者なので、誘導が行き過ぎないよう数値も説明したい。
設計図の対応:結論(軸と注記による見せ方)→理由①(成功率の差を強調、副作用の差を小さく)→理由②(注記で不安を和らげる)→条件(誘導が行き過ぎないよう数値も説明する)。
| 見るポイント(2/12設問2) | A | B |
|---|---|---|
| 強調点 | 縦軸の取り方(成功率と副作用の対比) | 注記による不安の緩和+軸の取り方 |
| 根拠の中心 | 同じ数値でも表し方で判断が変わる | 事実を変えずに見せ方だけで目が向く |
| 条件・限界 | Bを選ぶ自由・正確な説明 | 最終決定は患者・数値の説明 |
| 共通点 | 図の作り方(軸)を根拠にし、最後に行き過ぎない条件を置く | 同左 |
この2題で使える知識の整理
200字では、知識を使うのは1つまでで十分です。用語を並べるより、問題文の事実を根拠にするほうが評価されやすいとTMPSは考えます。要確認
| 用語 | 意味 | 答案での使いどころ |
|---|---|---|
| ナッジ | 選択を禁じず、経済的なインセンティブも大きく変えずに、選択アーキテクチャの工夫で行動を予測可能な形で変える手法 | 2/11の設問2の定義 |
| 選択アーキテクチャ | 人が選ぶときの環境の設計(メニューの並び、初期設定、表示の仕方など) | 2/11・2/12で「何を変えたのか」の説明 |
| パターナリズム | 本人の利益のために、強い立場の人が本人に代わって決めること(医師が治療法を選ぶ、など) | 2/12の設問1(医療の歴史) |
| インフォームド・コンセント | 医療者が説明し、本人が理解・納得して同意すること | 2/12の設問1/確率の理解の難しさ |
| リバタリアン・パターナリズム | 本人の選択の自由を確保したうえで、よりよい選択を促す仕組みを提供する考え方 | 2/12の設問1の結び |
| フレーミング(表現の仕方) | 同じ情報でも、表し方によって判断が変わる現象 | 2/12の設問2(グラフの軸) |
制度の細かい名称や年次、数字には踏み込まず、問題文と設問文に書かれている事実を中心に使うと安全です。「フレーミング」という語は、本文の「表現の仕方次第で意思決定が違ってくる」という指摘の言い換えとして使えます。 要確認

自己診断:手が止まった人への処方箋
🩺【自己診断】小論文で手が止まった人への処方箋
- 要約が200字を超える具体例・固有名詞・数字を先に削る。骨格(図Dの主題と結び)は残し、要点を2つに絞る
- 要約に自分の意見が混ざる「〜と考える」「〜べきだ」を使わない。「〜と述べている」の型で書く
- 説明が感想で終わる「楽しい」「健康にいい」で終えず、本文の定義・指摘のどこに当てはまるかを書く
- 図を写すだけになる数字ではなく「図がどう作られているか(軸・注記)」を1文で言う
- 言い切りすぎる最後の1文に「条件」「限界」を入れる(自由は残す/数値の説明も添える など)
金沢医科大2025型 そっくり類題
(要約200字+説明200字・解答例つき)
2025年度の本番と同じ形式(課題文と図、設問1:要約200字以内、設問2:説明200字以内、60分)で、題材を変えたTMPSオリジナル問題です。要約の骨格と「定義に当てはめて説明する」型を確かめられます。入試問題ではありません。
印刷して本番と同じように60分で書けます(問題用紙と、200字の原稿用紙2枚)。解答・解説はこのページの下に掲載しています。
※ 金沢医科大学の入試問題ではありません。本文・設問・人物・団体(架空)はすべてTMPS医学館が作成したオリジナルで、出典のある引用ではありません。
(本文・調査結果は架空の内容についてのTMPSオリジナルです)
健康診断(健診)を受けない人が多いことは、病気の早期発見を遅らせる要因として知られている。受けない理由には、「忙しい」「面倒だ」「結果を知るのが怖い」といった、本人の気持ちや生活の事情が多く、病気を恐れる意識を高めるだけでは受診は増えにくい。
行動経済学では、人は「現状を変えるための手間」を実際以上に重く感じ、あらかじめ決められた選択(初期設定、デフォルト)に従いやすいと考えられている。そこで、受診するかどうかを本人に決めさせるのではなく、受診の日時をあらかじめ決めて知らせ、都合が悪ければ連絡して変更や辞退ができるようにする方法が考えられる。この方法でも、受けるか受けないかは本人が自由に決められる。
図は、架空のA市で、健診の案内の方法を3通りに分けて、1年後の受診率を比べた結果である。
設問1 問題文を200字以内で要約しなさい。
設問2 図の「受診の日時を決めて通知」する方法が、健康政策における「ナッジ」であるといえる理由を、問題文の内容をふまえて200字以内で説明しなさい。
※ 解答は各200字以内(句読点・かっこも1字、段落の最初は1マスあける)。60分で書いてから、下の解答例を見てください。
▶ 類題の解答例と解説を見る
類題の解答例と解説
健診を受けない人が多いと、病気の早期発見が遅れる。理由には「忙しい」「面倒」「結果が怖い」といった本人の気持ちや事情が多く、危機意識を高めるだけでは受診は増えにくい。行動経済学では、人は現状を変える手間を重く感じ、初期設定に従いやすいとされる。そこで受診の日時をあらかじめ決めて通知し、変更や辞退は自由にする方法が考えられる。この方法でも、受けるかどうかは本人が自由に決められる。
TMPSの一例です(模範解答ではありません)。
この方法は、受診するかどうかを本人が自由に決められるので、選択を禁じていない。また、割引のような金銭的な誘因も変えていない。それでも、現状を変える手間を重く感じて初期設定に従いやすい人の傾向を使い、日時を決めておくだけで、図のように案内状のみより受診率が上がっている。選択の自由を残したまま、人々の行動を予測可能な形で変えているので、この方法はナッジである。
TMPSの一例です(模範解答ではありません)。
| 設計図の部品 | この解答例では |
|---|---|
| 要約:主題 | 健診を受けない人が多く、早期発見が遅れる |
| 要約:要点① | 理由は本人の気持ちや事情で、危機意識を高めるだけでは増えにくい |
| 要約:要点② | 人は現状を変える手間を重く感じ、初期設定に従いやすい |
| 要約:結び | 日時を決めて通知し、変更・辞退は自由。受けるかは本人が決める |
| 説明:結論 | この方法は、選択の自由を残したまま行動を変えるのでナッジ |
| 説明:理由①(本文) | 選択を禁じず、割引のような金銭的な誘因も変えていない |
| 説明:理由②(図・設問) | 初期設定に従いやすい傾向を使い、案内状のみより受診率が上がった |
| 説明:まとめ | 選択の自由を残して予測可能な形で行動を変える |
題材は変わっても、「要約は骨格→要点、説明は定義→当てはめ→まとめ」の型は本番と同じです。「禁止も報酬もなく、環境の設計で行動が変わる」という軸も、2/11と共通しています。
※ 類題は、本番の形式は残しつつ、題材(健診)・設定・数値をすべて変えています。解答例は字数をスクリプトで数え、200字以内(段落頭の空きを含めて)であることを確認しています。
30秒 得点診断
本番の過去問、またはそっくり類題を60分で書いた結果を選んでください。次にやるべきことを表示します。
保護者の方へ:金沢医科大の小論文で知っておきたい3つのこと
よくある質問
Q. 金沢医科大学 医学部の小論文2025年度は、何をどのくらい書きますか?
2025年度前期は、2月11日分と2月12日分のどちらも、課題文(と図)を読んで、設問1「200字以内で要約」、設問2「200字以内で説明する」の2問構成でした。試験時間はどちらも60分です。2/11はナッジ(鍵盤の階段の写真つき)、2/12はインフォームド・コンセントと行動経済学(2つのグラフつき)が題材でした。
Q. 問題文が載っていなくても、どんな問題か分かりますか?
分かります。著作権に配慮して問題本文・図は掲載していませんが、「どういう問題か」で、設問・条件(字数・時間)・材料の論点をTMPSの言葉で説明しています。
Q. 解答例は模範解答ですか?
いいえ。過去問集に解答例が載っていないため、TMPSが作った「一例」です。小論文に唯一の正解はなく、設問2は切り口の異なる2本を並べて、どちらも成り立つことを示しています。大学の採点基準は公開されていないため、ページ内の「採点の見立て」もTMPSの考えです。
Q. そっくり類題セットとは何ですか?
2025年度と同じ形式(課題文と図、設問1:要約200字以内、設問2:説明200字以内、60分)で、題材を変えたTMPSオリジナルの問題です。問題と原稿用紙のPDF(2ページ)を無料で配布し、解答例と解説はこのページに載せています。
Q. 解説に誤りを見つけたらどうすればいいですか?
公式LINEからお知らせください。確認のうえ修正し、更新日を記載します。
問題等で誤りを発見された場合、修正しますので、TMPS医学館までLINEを下さい。
受験生・指導者の皆様からのご指摘を真摯に受け止め、最も信頼できる過去問解説・類題ライブラリーとして随時アップデートいたします。
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