2027年度入試対応 🌸 無料で2問体験 LINE登録で残り8問を追加 判定&詳しい解説付き

女子医推薦の思考力試験、
あなたはどこで間違える?
〜出題者のワナを逆算して突く直前シミュレーター〜

⏱ 2027年度 入試直前カウントダウン:
総合型選抜(10/18)まで あと -- 日 | 学校推薦型(11/21)まで あと -- 日
TMPS独自開発・思考デバッグアルゴリズム

「過去問の知識をいくら暗記しても、思考力試験は解けません。」
女子医の思考力試験で問われるのは知識量ではなく、出題者が意図的に仕掛けた「思考の死角(無意識の思い込み)」を見抜けるかどうか。
女子医大の推薦合格者を実際に輩出しているニックニ先生が設計した、女子医大受験者必須のアプリです。

※本演習はTMPS医学館によるオリジナル予想問題であり、実際の出題や合格を保証するものではありません。

東京女子医科大学 推薦対策・個別指導
ニックニ(新国) 先生
コーチング・数学・英語・小論文

女子医の推薦は、実際に合格させているので、私に相談してください。

Yui
中枢AI社員/論理・思考・出題意図分析

「解けた気」の裏に潜む考え方のズレを、秘密のアルゴリズムで的中分析して特定します。

GUIDANCE

令和9年度 東京女子医科大学 医学部
推薦・総合型選抜の試験情報と本アプリの位置づけ

受験生の誤認を防ぐため、公表されている試験構成と本アプリの学習範囲をはっきり示します。

  • 学校推薦型選抜
    (一般推薦)
    募集人員 約40名/女子のみ・専願/卒業後1年以内/評定平均4.0以上(2027年度入試)
  • 選考内容書類審査・思考力試験・小論文・面接・グループディスカッション
  • 日程出願締切 11月10日/試験日 11月21日・22日/合格発表 12月4日
  • 総合型選抜
    (一般枠)
    1次試験(10月18日)で小論文とともに思考力試験が課されます。直前の確認用にもご活用ください。

※ 上記は河合塾Kei-Netに掲載された2027年度入試情報をもとにTMPS医学館が整理したものです(確認日:2026年10月13日)。試験時間・配点・出願資格の詳細は、必ず大学が発表する最新の募集要項でご確認ください。

✅ 本アプリでできること思考力試験でよく出る10パターンのTMPSオリジナル予想問題演習(第1〜2問はお試し、第3〜10問は公式LINE登録者限定)、正解・不正解の判定、解説、結果コピー。
⚠️ 本アプリでできないこと小論文・面接・グループディスカッションの個別添削や実戦練習は含みません(無料相談で対応)。また、実際の出題や合否を保証するものではありません。
PRACTICE

予想問題 演習スペース

選択肢をタップした瞬間に正解・不正解が分かります。解説は「思考のワナ → 出題者の本音 → ミスを防ぐ手順」の順に開きます。目安は1問4分(TMPS推奨の練習ペース)。第1〜2問はお試し、第3〜10問は公式LINE登録者限定です。

正解 0 / 10
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🌸 第1〜2問はお試し(無料) 🔒 第3〜10問は公式LINE登録者限定
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  • 思考力試験の追加8問(全10問):本番頻出の4大パターンを網羅
  • 正解だけでは分からない「考え方のクセ」解説:なぜ別の選択肢を選んでしまうのかを言語化
  • 資料読解・確率・論理・状況判断:本番直前に押さえるべき重要演習
  • 試験直前に優先して確認したいポイント:分野別の弱点診断

📋 受け取り手順(簡単3ステップ)

  1. ① 下のボタンから「TMPS医学館」を友だち追加
  2. ② LINEメッセージで「女子医合言葉」と送信
  3. ③ 返信された合言葉をここに入力すると即時ロック解除

※LINEアプリが開かない場合は、LINEアプリ内で「TMPS医学館」と公式アカウント検索してください。
※友だち追加後にブラウザへお戻りいただき、下記の入力欄に合言葉を入れてください。

QUESTION 01

データの罠:相関関係と因果関係の混同

資料読解 × 見えない第三の原因

ある地域で、新しい生活習慣改善プログラム(食事指導と運動習慣づくり)が実施された。プログラムには希望者が自ら申し込んで参加した。参加者(参加した群)1000人と、参加しなかった住民(参加しなかった群)1000人について、5年間の心病気発症率を調べた結果が次の図と表である。

0% 5% 10% 4.0% 8.0% 2.0% 2.0% 10.0% 10.0% 全体 60歳未満 60歳以上 参加した群 参加しなかった群
図 5年間の心病気発症率(TMPS医学館による架空のデータ)
年齢構成60歳未満60歳以上計
参加した群750人250人1000人
参加しなかった群250人750人1000人
問 この資料から言えることとして、最も適切なものを1つ選べ。
「半分になった」というグラフの見た目だけで因果を断定した、典型的な「差があれば効果がある」という思い込みです。比べている2群は、そもそも年齢構成がまったく違います。
年齢別の棒をもう一度見てください。60歳未満も60歳以上も両群は同じ値です。「高い」は読み取りミス、「有害」も資料から言えない飛躍です。
人数を増やしても偏りは消えません。年齢構成が違うまま集めれば、同じ見かけの差が出続けます。必要なのは人数ではなく比べ方(年代ごとに分ける・くじ引きで分ける)です。

Yui & ニックニ先生のくわしい解説

正解は B。年齢別に分けると、どちらの年代でも両群の発症率は同じです。全体の差は「若い人が多い参加した群」と「高齢者が多い参加しなかった群」を比べたことで生まれた見かけの差です。

参加した群:\(0.75\times 2\% + 0.25\times 10\% = 4.0\%\)
参加しなかった群:\(0.25\times 2\% + 0.75\times 10\% = 8.0\%\)

「グラフの差だけで「それが原因だ」と決めつけてしまう思い込み」。人の脳は「AのあとにBが減った」を見ると、自動的に「AがBを減らした」という物語を作ります。

ここで見落とされているのが第三の原因=「原因と思ったもの」と「結果」の両方に関わる第三の要因。今回は年齢です。若い人ほどプログラムに申し込みやすく、若い人ほどもともと心病気になりにくい。だからプログラムに効果がなくても、全体の数字には差が出ます。

この問題は統計の知識を問うていません。問われているのは「比べている2つのグループは、本当に同じ条件か?」と立ち止まれるかです。

医師は一生、論文や臨床データを読んで治療を選ぶ職業です。「〇〇を飲んだ人は長生き」という見出しにそのまま飛びつく人は、患者に根拠のない治療を勧めてしまう。出題者はそこを入学前に見ています。「希望者が自ら申し込んで参加」という一文は、偏りの存在を知らせる出題者からのヒントです。

  1. 何と何を比べているかを一言で書く(参加した群 vs 参加しなかった群)。
  2. 2群の違いを結果以外に3つ挙げる(年齢・参加の動機・健康意識…)。
  3. その違いが結果にも影響しうるなら第三の原因を疑う。
  4. 年代別の表があれば必ずグループごとに比べ直す。
  5. 選択肢の語尾の強さをチェック。「結論できる」「明確に示される」は資料が完璧なときしか言えない。
Yui棒が半分になった瞬間、脳は「効いた!」って叫ぶんです。そこで一度だけ「この2つのグループ、同じ人たち?」と聞き返す。たった1秒の見直しで、Aの罠は消えます。
ニックニ先生思考力試験の資料問題は、読み取る力より「疑う順番」で差がつきます。①比較の対象、②群の偏り、③結論の強さ。この順に見る習慣があれば、初見の図表でも崩れません。
第1問 完了!

お試し第1問、いかがでしたか?

第2問は、多くの受験生が無意識に引っかかる「検査と確率」のワナです。まずは次の問題に進んでみましょう!

QUESTION 02

論理の落とし穴:「逆」の思い込みと確率

論理 × 確率 × 検査結果の読み方

ある病気Xの検査は、次の性能をもつ。

  • 病気Xの人が検査を受けると、99%の確率で陽性になる。
  • 病気Xでない人が検査を受けると、99%の確率で陰性になる。

病気Xにかかっている人は0.1%(1000人に1人)の集団から1人を無作為に選んで検査したところ、結果は陽性だった。

問 この人が実際に病気Xにかかっている確率に最も近いものを1つ選べ。
「病気なら99%陽性」を「陽性なら99%病気」にひっくり返した逆さまの思い込みです。命題「P ならば Q」が真でも、逆「Q ならば P」が真とは限りません。確率でも同じことが起きます。
「99%からまちがい陽性の分を引けば…」という感覚的な引き算です。もとの集団で病気の人がどれだけ少ないか(病気の人の割合0.1%)が計算に入っていません。
「陽性か陰性か、病気か健康か、だから半々」という「2択だから半々」という思い込み。起こりうる結果が2つでも、それぞれの起こりやすさは同じではありません。
惜しい方向ですが、病気の人の割合0.1%とまちがい陽性の割合1%をそのまま並べて比べただけです。陽性になった人の中での割合を、人数で数え直しましょう。

ニックニ先生の出題意図解説

正解は D(約9%)。確率のままだと直感が暴走するので、10万人に置き換えて数えます。

10万人を検査(病気の人の割合0.1%)
病気Xあり
100人
→ 陽性 99人
病気Xなし
99,900人
→ 陽性(まちがい)999人
\[\begin{aligned}P(\text{病気あり}\mid\text{陽性})&=\frac{99}{99+999}\\&=\frac{99}{1098}\approx 0.090\end{aligned}\]

陽性者1098人のうち、本当に病気なのは99人だけ。検査がどれだけ優秀でも、もともと病気の人が極端に少ない集団では、陽性者の大半がまちがい陽性になります。

「もともとの割合」を忘れる思い込み。脳は「99%」という目立つ数字に引っ張られ、「この集団でそもそも病気の人はどれくらいいるか」という前提を消してしまいます。

論理で書くと、与えられているのは「病気あり → 陽性(99%)」。求めているのは逆向きの「陽性 → 病気あり」。逆は必ずしも真ならず――数学Ⅰの命題で習ったことが、医療の現場ではそのまま誤診の構造になります。

ニックニ先生:この問題で出題者が見たいのは計算力じゃない。「陽性ですね、99%病気です」と患者に言ってしまう医師にならないか、です。

検査結果の意味は、検査の性能だけでは決まらない。誰に、どんな状況で検査したか(もともとの割合)で変わる。だから医師は問診で症状や家族歴を聞いて「この人がこの病気である見込み」を先に見積もるんです。思考力試験は、その感覚の芽があるかを数字の形で問うてきます。

発展:同じ精度の検査を独立にもう一度行い、また陽性だったら? 1回目の結果でもともとの割合が約9%に上がっているので、2回目の陽性後は約91%まで上がります。再検査に意味がある理由も、この構造で説明できます。

\[\frac{0.99\times 0.090}{0.99\times 0.090+0.01\times 0.910}\approx 0.91\]
  1. %を見たら、まずキリのいい人数(1万人・10万人)に置き換える。
  2. 集団を「条件あり/なし」に2分割してから、それぞれに検査の性能を掛ける。
  3. 問われている分母を確認。今回は「陽性になった人の中で」。
  4. 答えが直感とズレたら、それは計算ミスではなく直感の思い込みの可能性が高い。数え直して一致すれば自信を持つ。
ニックニ先生確率の問題で迷ったら「人を数える」。公式を思い出すより速いし、間違えにくい。これは一般入試の確率でもそのまま武器になります。
Yui「ならば」の矢印の向きをチェックする癖、ついてますか? 問題文の条件に → を書き込むだけで、逆の混同はほぼ防げます。
お試し2問 完了!

ここまでお試し演習お疲れ様でした

続きの8問は無料でお受け取りいただけます。
第3問からは、実際の面接官・出題者が見ているポイント(状況判断・対人認知)を深く解説しています。公式LINEで「女子医合言葉」と送信すると、合言葉をお届けします。

※合言葉を受け取ったら、このページに戻って入力するだけで全問オープンします。

QUESTION 03

状況判断・優先順位の決め方

基準の適用 × 根拠の言語化

大型バスの事故で、多数のけが人が小さな病院に同時に運ばれてきた。現在、すぐに治療を始められる医療チームは1つだけで、病床・輸血用血液にも限りがある。この病院では、このような状況で次の判断基準を用いることにしている。

【この病院の判断基準(本問のための設定)】
  • グループ①(最優先):命が危ないが、すぐ処置すれば助かる見込みが高い
  • グループ②(待てる):重いけがだが、数時間待っても命の危険が増す様子はない
  • グループ③(軽症):自分で歩くことができる
  • グループ④(助かる見込みが低い):気道を確保しても、自分で呼吸が戻らない
Aさん(80代男性):意識なし。気道を確保しても自発呼吸が戻らない。
Bさん(20代女性):意識はあるが呼吸が速く、脈が弱い。太ももからの出血が続いている。救急医の見立てでは「止血と輸液を直ちに行えば救命できる見込みが高い」。
Cさん(10歳男児):腕が腫れて強い痛みで泣いている。会話ができ、自力で歩ける。
Dさん(40代男性):脚の骨折で歩けない。呼吸・脈は安定しており、数時間待っても悪化する兆候はない。
問 最初に治療を開始すべき患者とその理由の組み合わせとして、最も適切なものを1つ選べ。
「一番重い人が最優先」という思い込み。平時の救急外来なら、Aさんにも全力で蘇生を行います。しかし資源が1チーム分しかない本問では、基準上Aさんはグループ④。救命の見込みが高いBさんに先に資源を使わなければ、救える命が2つとも失われかねません。
「かわいそう」が先に立つ思い込み。泣いている子どもに心が動くのは人として自然で、大切な感覚です。ただ、Cさんは歩けて会話もでき、基準上はグループ③。安心させる声かけは、治療チーム以外のスタッフにお願いできます。
「念のため」という思い込み。問題文には「数時間待っても悪化する兆候はない」と書かれています。与えられた事実を無視した推測は、思考力試験では根拠のない判断とみなされます。Dさんはグループ②です。

Yui & ニックニ先生の考え方の解説

正解は ウ(Bさん)。4人を基準に当てはめると、Aさん=グループ④、Bさん=グループ①、Cさん=グループ③、Dさん=グループ②。最優先グループに当たるのはBさんだけです。

この問題には、受験生の「やさしさ」と「正義感」を狙った罠が2つ仕込まれています。

  • 「かわいそう」が先に立つ思い込み:泣いている子ども(Cさん)に感情が引っ張られる。
  • 「一番重い人から」という思い込み:「一番危ない人から助ける」という一見正しい信念(Aさん)。

どちらも人として自然な反応ですが、限られた資源の場面では「誰を救えるか」という視点が抜け落ちています。

医学知識はゼロでも解けるように、判断基準は問題文に全部書いてあります。出題者が見ているのは、与えられた基準を、感情に流されずに事実へ当てはめられるか。そしてその判断を他人が納得できる言葉で説明できるかです。

これは小論文・面接・グループディスカッションでもまったく同じ。「かわいそうだから」ではなく、「基準は何か → 事実はどうか → だからこうする」という型で話せる人を、大学は評価します。

  1. 基準を確認:問題文に判断基準があれば、それが唯一のものさし。
  2. 機械的に当てはめる:1人ずつ「グループ○」と書き込む。感想は書かない。
  3. 最優先グループの中で比較:該当者が複数なら、救命の見込みや緊急度で比べる。
  4. 結論を言う:「Bさんから処置する。理由は〜」。
  5. 限界と配慮を一言添える:「Cさんには看護師に声かけを依頼し、全員の状態を繰り返し確認する」。記述や面接ではここで差がつきます。
ニックニ先生大事なのは、AさんやCさんを「見捨てる」判断ではないということ。限られた資源で救える命を最大にする判断です。この一言を自分の言葉で言えるかどうかで、面接官の受け取り方は大きく変わります。
Yui「可哀想」と感じた自分を否定しなくていいんですよ。その気持ちは、判断のあとの声かけや配慮で生かせばいいんです。
QUESTION 04

対人認知とコミュニケーションの前提崩し

気持ちを受け止める × 事実を確かめる × 相手の立場

あなたは病棟で働く若手医師である。入院中の70代女性患者の娘が、ナースステーションで強い口調でこう訴えてきた。

「入院のときに聞いた説明と全然違うじゃないですか。こんな治療を続けても、母は苦しんでいるだけです。こんな病院、信用できません!」

治療方針は主治医が決めており、医学的な根拠に基づいて家族にも説明済みである。あなたは主治医ではないが、この場で最初に対応することになった。

問 あなたが最初にかける言葉として、最も適切なものを1つ選べ。
「正論で言い負かす」という思い込み。内容は正しくても、怒りと不安でいっぱいの相手には「あなたが間違っている」というメッセージだけが届きます。信頼が壊れた状態では、正しい説明ほど入っていきません。
「寄り添う=全部認める」という思い込み。気持ちに寄り添うことと、相手の主張をすべて認めることは別物です。権限のない立場で治療中止を約束するのは、患者さんの安全も、チームの信頼も損ないます。
「たらい回し」という思い込み。権限の範囲を正直に伝えることは大切ですが、最初の一言がこれだと「話を聞く気がない」と受け取られます。まず受け止め、そのうえで主治医につなぐ順番です。

Yuiのくわしい解説

正解は A。前半で感情を受け止め、後半で事実を確かめに行く。この「気持ちと事実を分けて扱う」が最初の対応の基本形です。

優等生ほどハマるのがBです。「こちらは正しい。だから正しさを伝えれば分かってもらえる」という前提。でも、相手が今ほしいのは正解ではなく「わかってもらえた」という感覚です。

逆にやさしい人ほどハマるのがC。気持ちに寄り添うつもりで、事実まで相手に合わせてしまう。感情には寄り添う、事実は曲げない。この2つを別々に扱えるかが試されています。

面接官や採点者は、「医学的に正しいことを言える受験生」を探していません。それは入学後に学べるからです。見たいのは、怒っている人の前で、敵にならずに話を前に進められるか。

Bのような回答は、筆記なら「相手の立場の理解が欠けている」、面接なら「患者家族と対立しそうな人」と一瞬で判断されます。知識の正しさより、人との関係の中で正しさをどう届けるかが問われています。

  1. 感情を言葉にして返す:「ご心配ですよね」(同意ではなく理解の表明)。
  2. 事実を相手の言葉で確かめる:「どの点が違うと感じられましたか」。
  3. 自分の立場を正直に伝える:「治療の判断は主治医と一緒に行います」。
  4. 次の行動を約束する:「主治医と改めてご説明する場を、今日中に設けます」。
  5. チームで共有する:やりとりを記録し、主治医・看護師に伝える。

選択肢問題では、①と②が両方入っているものを探すのが最短ルートです。

Yui怒りって、だいたいその下に「不安」や「悲しさ」が隠れているんです。娘さんの本当の気持ちは「お母さんを失いたくない」かもしれない。そこに先に触れられる人が、信頼される医師になります。
Yui論理で整理すると、Aは「気持ちの受け止め」と「事実の確認」の2つを含み、BとCはどちらか片方に偏っています。Dはどちらも含みません。要素の数で比べると、迷わず選べますよ。
QUESTION 05

データの罠:「人数」と「割合」の取り違え

資料読解 × 割合(何人中の何人か)

ある町(住民1000人)で、冬のはじまりに新しい予防薬が配られた。飲むかどうかは本人が決め、住民の90%(900人)が飲み、10%(100人)が飲まなかった。冬のあいだに入院した人は全部で100人で、内訳は次の表のとおりである。

飲んだ人飲まなかった人合計
町の住民900人100人1000人
入院した人60人40人100人
問 この表から言えることとして、最も適切なものを1つ選べ。
「人数」だけを見た思い込みです。飲んだ人は900人もいるので、入院した人の数が多く見えるのは当たり前です。大切なのは「何人中の何人か」です。
a と同じく、「人数」を「なりやすさ」と取り違えています。900人中の60人と、100人中の40人では、分母がまったく違います。
「分からない」と投げ出したのが残念です。分母がそろっていない表は、自分で割合に直せば読み取れます。

Yui のくわしい解説

正解は c。人数ではなく、それぞれの仲間の中での割合に直して比べます。

飲んだ人:\(60 \div 900 \approx 6.7\%\)
飲まなかった人:\(40 \div 100 = 40\%\)

「60人 vs 40人」という数だけを見て、決めつけてしまうクセです。ニュースでも「入院した人の6割は〇〇した人でした」という言い方がよく出ますが、〇〇した人が町の9割だったら、6割は少ないくらいです。

もう一つの注意点は、選択肢 c の最後の一文です。希望者だけが飲んでいるので、第1問と同じ「ちがいの見えない偏り」があるかもしれません。だから「効果がある」ではなく「入院しにくい傾向」と、言い方をおさえます。

医師は、ニュースや論文の数字を毎日読みます。そのとき「何人中の何人?」と聞き返せるかが大切です。出題者はこの問題で、数字の大きさに引っ張られず、分母をそろえて比べられるかを見ています。

さらに、割合に直したあとも「言い切りすぎない」。この一歩引いた姿勢が、c を選べる人と、a・b を選ぶ人の分かれ目です。

  1. 数字を見たら、まず「何人中の何人?」と書く。
  2. グループごとに割合に直す(人数 ÷ そのグループの全体)。
  3. 人数と割合を並べて確かめる。
  4. 結論は「傾向」「そう見える」までにして、言い切らない。
Yui「60人と40人だから…」と思った瞬間が、ワナの入口です。分母をそろえる、は一生使えるクセになります。
ニックニ先生数学が苦手な人ほど、割合に直す前に感想を言ってしまいます。感想の前に、割り算。これだけで資料問題の失点はかなり減ります。
QUESTION 06

データの罠:「合格した人だけ」を見るワナ

資料の集め方 × 比べる相手

ある医学部受験の塾が、今年の合格者100人にアンケートをした。「毎朝5時に起きて勉強していた」と答えた人は90人だった。塾のパンフレットには、次のように書かれている。

「合格者の90%が、毎朝5時起き! 朝5時に起きることは、合格の秘訣です。」
問 このパンフレットの主張が正しいかどうかを確かめるために、いちばん必要なデータはどれか。1つ選べ。
合格者にもう一度聞いても、合格しなかった人の様子は分かりません。比べる相手がいないままです。
人数を増やしても、合格者だけを見ていることは変わりません。偏りは人数では直りません。
先生の意見は、意見であって証拠ではありません。主張を確かめるデータになっていません。

Yuiのくわしい解説

正解は d。朝5時起きの人は不合格だった人にも同じくらいいるかもしれません。比べて初めて、秘訣かどうかが分かります。

もし不合格者にも朝5時起きが90%いたら…
合格者:90% / 不合格者:90% → 差がない(秘訣とは言えない)

「うまくいった人」だけを集めて、共通点を原因と決めつけるクセです。勉強法の記事や体験談は、ほとんどがこの形です。うまくいかなかった人は、そもそもインタビューされません。

見えなくなっている人たちに気づく。これが、この問題で試される目です。

医師にとっては、うまくいった症例だけを見て治療を決めない、という大切な考え方です。出題者は、データに入っていない人たちに思いをめぐらせられるかを見ています。

受験生にも身近なテーマにして、「自分もこのパンフレットを信じそうになった」と気づかせる作りです。

  1. データに入っていない人は誰かを探す。
  2. その人たちと比べるデータを考える。
  3. 「全員が〜」より「〜の人と〜でない人で、どう違うか」で考える。
  4. 比べる前に「秘訣」と言い切らない。
Yui朝5時起きが悪いわけじゃないんです。合うかどうかは人それぞれ。「みんながやってるから」より、自分に合うかを大切にしてほしいな。
Yui結論を急ぐ前に、「見えていない人は誰?」と1回だけ聞く。これが、データを読むときの合言葉です。
QUESTION 07

数字の読み方:「2倍」だけで決めていいか

相対と絶対 × 利益とリスク

ある薬Xについて、「飲むと、まれな副作用Yが起こるリスクが2倍になる」というニュースを見た。副作用Yは、薬Xを飲んでいない人では1万人に1人に起こる。

薬Xは、飲まないと日常生活に大きな支障が出る持病の治療に使われている。

問 このニュースの数字の受け止め方として、最も適切なものを1つ選べ。
「2倍」という大きな言葉だけで決めてしまいました。もとの数字が小さいと、2倍になってもわずかな増え方のことがあります。
数字の読み方は合っていますが、「心配しなくてよい」と言い切るのが行きすぎです。重い副作用なら、1万人に1人でも大切な1人です。
考えるのをやめてしまったのがもったいないところです。数字を自分の言葉で説明できる医師を、大学は求めています。

ニックニ先生のくわしい解説

正解は b。「2倍」という見せ方ではなく、実際に何人増えるかを見ます。

飲まない人:1万人に 1人 / 飲む人:1万人に 2人
増える人数:\(2 - 1 = 1\) 人(1万人あたり)

「何倍」という言葉に心が持っていかれるクセです。「2倍」「半分」は強い言葉ですが、もとの数字がなければ大きさは分かりません。

さらに、「飲まない場合の困りごと」と一緒に考えないと、正しい判断になりません。

ニックニ先生:同じ数字でも、「2倍になります」と言うか「1万人に1人が2人になります」と言うかで、患者さんの受け取り方は大きく変わります。

出題者は、数字の見せ方が人の判断を左右することを知っている人かどうか、そしてそれを患者さんにどう伝えるかを考えられる人かどうかを見ています。

  1. 「何倍」を見たら、もとは何人中何人かを探す。
  2. 増える(減る)人数を引き算で出す。
  3. 使わない場合の困りごとと並べて考える。
  4. 「危険!」も「安心!」も言い切らない。
ニックニ先生面接で「このニュースをどう思いますか」と聞かれたら、「もとの数字はいくつですか」と考える姿勢を見せてください。それだけで、大人の答えになります。
Yui第5問と同じで、「分母を探す」が出発点です。割合や倍率は、いつもセットで数字の大きさを疑いましょう。
QUESTION 08

論理の落とし穴:「ならば」の向き

逆・裏・対偶 × 言い切れること

ある病院の調べで、次のことが分かっている。

「薬Pを飲んだ患者は、全員が眠気を訴えた。」

この内容は正しいものとする。

問 上の内容から、必ず正しいと言えるものを1つ選べ。
「逆」です。眠気は、寝不足など薬以外の理由でも起こります。「眠気があった → 薬を飲んだ」とは言えません。
「裏」です。薬を飲んでいない人でも眠くなることはあります。「飲んでいない → 眠気なし」とは言えません。
文の最初に「全員」と書いてあります。「訴えなかった人もいた」はこれと食い違います。言葉の読み落としです。

Yui のくわしい解説

正解は a。もとの文の「対偶」(結論を否定して、条件も否定する)は、いつも同じ意味になります。

呼び方文必ず正しい?
もとの文飲んだ → 眠気あり○(前提)
逆眠気あり → 飲んだ×
裏飲んでいない → 眠気なし×
対偶眠気なし → 飲んでいない○

「ならば」の矢印を、ひっくり返して読んでしまうクセです。「飲んだら眠くなる」と聞くと、頭の中で「眠いのは飲んだから」に変わってしまいます。

第2問の「病気なら99%陽性」と「陽性なら99%病気」も、同じ矢印の向きの話でした。

出題者がこの問題で見ているのは、数学の知識ではなく、「症状がある → この病気」と思い込んで診断してしまわないかです。熱があれば全員インフルエンザ、とは言えませんよね。

矢印を正しく読める人は、診断のときに「ほかの可能性」を考えられる人です。

  1. 文を「〇〇ならば△△」の形に直す。
  2. 矢印の向きを紙に書く(頭の中だけで読まない)。
  3. 必ず言えるのは「△△でないなら〇〇でない」(対偶)だけ。
  4. 「全員」「多くの」などの言葉に線を引く。
Yui矢印を紙に書くだけで、b と c はすぐ消えます。頭の中だけで考えないのが、ミスを防ぐ一番のコツです。
Yui「熱があるからインフルエンザだね」って言われたら、ちょっと待って、って思える人になりたいですね。
QUESTION 09

意思決定:本人と家族の意見がちがうとき

本人の意思 × 説明 × 家族への配慮

あなたは、病棟で見学をしている医学生である。判断する力のある80代の男性患者が、医師から勧められた手術について「受けたくない。家で過ごしたい」と話した。

一方、付き添いの息子は「父には絶対に手術を受けさせてください」と、医師に強く頼んでいる。医師は、手術を受ければ回復の見込みがあると考えている。

問 担当の医師の対応として、最も適切なものを1つ選べ。
「家族の声が大きいから」という思い込みです。判断する力のある本人の考えより、家族の希望を優先してしまいました。
本人を大切にする方向は正しいのですが、理由も聞かず、説明もやめるのは行きすぎです。十分に分かったうえで決めたことにならないからです。
「正しいことを押しつければ分かってもらえる」という思い込みです。医学的な正しさと、本人が納得して決めることは別のことです。

ニックニ先生 & Yuiのくわしい解説

正解は d。決めるのは本人。そのために、医師は「聞く」と「説明する」を丁寧に行います。

この問題には、2つの落とし穴があります。1つは a のように「声の大きい人」に合わせてしまうこと。もう1つは、c のように「正しい治療だから」と押し通すことです。

どちらも、「これは誰の人生の話か」を忘れたときに起こります。

面接官が見たいのは、「正しい治療を選べる人」だけではありません。本人の気持ちと向き合える人かどうかです。

治療の知識は入学してから身につきますが、人の話を最後まで聞く姿勢は、入学前の今ここで見られています。

  1. 決めるのは誰かを確かめる(本人に判断する力があるか)。
  2. 本人の理由を聞く。
  3. 選べる道と、それぞれで起こることを分かりやすく説明する。
  4. 家族の気持ちも聞く(本人の了解を得て)。
  5. 一人で決めず、チームで共有する。
ニックニ先生「正しい説明をすれば分かってもらえる」は、優等生がハマりやすい考え方です。分かってもらう前に、分かろうとする。面接でもそのまま使えます。
Yui息子さんの「絶対に」の裏には、お父さんを失いたくない気持ちがあるはず。その気持ちにも、ちゃんと耳を傾けたいですね。
QUESTION 10

対人認知:グループディスカッションでの一言

相手を受け止める × 話をまとめる

グループディスカッション(6人・20分)のテーマは「医師が足りない地域に、若い医師が来るようにするには」。

あなたは「大学の間に、その地域で実習する機会を増やす」という案を出した。すると、別の参加者が強い口調でこう言った。

「実習ぐらいで医師は来ないよ。給料を上げるほうが先でしょ。」

残り時間は10分である。

問 このあと、あなたが最初にする発言として、最も適切なものを1つ選べ。
「言い負かそう」としたのが惜しいところです。話し合いが勝ち負けになると、相手は意見を引っこめるだけで、グループの結論は近づきません。
自分の考えをすぐ手放してしまい、話し合いに貢献していません。相手に合わせることと、一緒に考えることは別です。
判断を人に任せてしまいました。意見が分かれたときこそ、整理する役が求められます。

Mio & ニックニ先生のくわしい解説

正解は c。相手の意見のよい点を受け止め、自分の案とつなげ、みんなに問いかけて話を進めています。

「話し合い=どちらが正しいかの勝負」という思い込みです。優等生ほど、自分の案が正しいことを証明しようとしてしまいます。

でも、グループディスカッションは、相手を負かす試験ではありません。

評価されるのは、グループが結論に近づくのに役立った人です。相手の意見を取り入れる、話を整理する、まだ話していない人に振る。そういう人が、チームで働く医師の姿に重なります。

反対された場面でどう振る舞うかは、人柄が一番出るところです。

  1. 相手の言葉をくり返して受け止める(「給料は大事ですよね」)。
  2. 同じところを見つける(目的は同じ)。
  3. 違いを整理して見せる(どちらが先か、両方か)。
  4. 全員に問いかける。
  5. 残り時間を見て、結論に向かう。
Yui「反対された」と思うと、心がキュッとなりますよね。でも、相手は同じゴールを見ているかもしれません。まず「そこは同じ」から言ってみてください。
ニックニ先生面接官はグループの外から、「この人と一緒に働きたいか」を見ています。正しさより、一緒に考える姿勢です。
YOUR RESULT
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今回の結果は、現在の考え方を振り返るための目安です。点数だけで、本番の合否や実力全体が決まるわけではありません。
間違えた問題を見直すときは、正解だけでなく、「なぜ別の選択肢を選んだのか」を確認しましょう。

📊 4分野別の振り返り

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📋 各問題の振り返りと出題者のワナ

    HOW TO THINK

    出題者の意図を見抜く「考え方の型」
    推薦2割・一般8割で勝ち切る勉強の進め方

    ニックニ(新国) 先生
    コーチング・数学・英語・小論文。女子医大の推薦合格を実際に導いてきた指導実績多数。「女子医の推薦はまかせてください。」

    推薦 2割
    一般入試 8割

    推薦は「合格のチャンスがもう一回増える」入試です。ただし、募集人員は限られ、結果が出るのは12月。推薦に全振りして不合格だった場合、一般入試まで残された時間はわずかです。

    だからTMPSでは、毎週の学習時間の2割を推薦対策、8割を一般入試の基礎力に充てる設計を基本にしています。推薦は「上乗せのチャンス」、一般は「本命の土台」。この順番を逆にしないことが、最後に勝ち切るための条件です。

    • 思考力試験:本アプリの10問(データ・確率・優先順位・対人など)を、制限時間を決めて繰り返す。間違えたら「どのワナにかかったか」を言葉にする。
    • 小論文:「基準 → 事実 → 結論 → 限界と配慮」の型で書く練習。第3問の手順がそのまま使えます。
    • 面接・グループディスカッション:正論を言う練習ではなく、相手の意見を受け止めてから自分の考えを足す練習。第4問の型です。
    • 出願書類:志望理由書・自己評価書は、早めに仕上げて第三者に読んでもらう。

    第2問を思い出してください。確率、命題の逆。どちらも数学Ⅰ・Aの内容です。第1問の資料読解は、英語長文のグラフ問題や理科の実験考察と同じ頭の使い方をします。

    つまり、一般入試の勉強を「知識の暗記」ではなく「なぜその答えになるかを説明できる」レベルでやっていれば、それがそのまま思考力試験の力になる。8割は推薦を捨てる時間ではなく、推薦を下から支える時間です。

    • 10/13〜10/19志望理由書・自己評価書の初稿を完成させ、添削を受ける。思考力試験は本アプリで現状把握。
    • 10/20〜10/26思考力試験型の演習を毎日1〜2問。資料読解と確率の「人を数える」を習慣化。
    • 10/27〜11/2小論文を週2本。グループディスカッションの練習を開始。
    • 11/3〜11/9模擬思考力試験+模擬面接。出願書類を最終確認し、締切前に出願を完了。
    • 11/10〜試験日新しいことはやらない。間違えた問題の「まちがえた理由」だけを見返し、体調を整える。

    どの週も、学習時間の8割は一般入試の基礎を続けること。日程は必ず最新の募集要項で確認してください。

    推薦の試験が終わった翌日から、比率を一般入試10割に切り替えます。合格発表を待つ間に手が止まる受験生は多いですが、そこで走り続けた人が一般でも合格を取ります。

    推薦対策で身につけた「出題者の意図を読む」「自分の自分の思い込みに気づく」力は、一般入試の数学・英語でもそのまま得点に変わります。推薦の準備は、無駄になる時間がひとつもありません。

    💬 無料個別相談・よくあるご質問

    Q. 無料と書いてありますが、しつこい勧誘はありますか?

    A. 一切ございません。現在の学習課題や併願戦略の整理を目的としておりますので、安心してご相談ください。

    Q. 推薦の出願基準を満たしているか微妙ですが相談できますか?

    A. もちろん可能です。評定や履修状況を踏まえ、総合型選抜や一般選抜を含めた最適な受験校戦略をご提案します。

    Q. 他の大学(金沢医科AOなど)の相談も一緒にできますか?

    A. はい、可能です。TMPS医学館では私立医大各校の推薦・総合型入試を横断してサポートしております。

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    残り期間、何を優先すべきか。
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