$a=BC=8$、$b=CA=6$、$c=AB=4$ とおく。$\triangle ABC$ に余弦定理を用いると
$0^\circ\lt A\lt 180^\circ$ より $\sin A\gt 0$ だから
正弦定理より $\sin A:\sin B:\sin C=a:b:c=8:6:4$ が成り立つ。したがって
2辺 $b=6,\ c=4$ とその間の角の正弦 $\sin A=\dfrac{\sqrt{15}}{4}$ より
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各小問を「どういう問題か」から説明し、途中式を1行も飛ばさずに解説。
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※ 著作権に配慮し、入試問題の本文・図は掲載していません。問題の設定や問われている内容は、TMPSの言葉と自作図解で説明しています。解答欄の記号【ア】〜【ソ】および設問番号(1)〜(6)は、本番の解答用紙との対応を示すためのものです。
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時間はTMPSの目安です。各パートの目標時間と「時間を溶かさない鉄則」をセットで覚えておきましょう。
記号【ア】〜【ソ】は本番の解答用紙に対応しています。先に解いてから開いてください。
前半:三角比の値と三角形ABCの面積
後半:周上の2動点P, Qと三角形APQの面積Sの最大値
2個のさいころA, Bの目 $a, b$ と2枚の硬貨の表の枚数 $c$ の確率
3辺の長さが与えられた三角形の三角比・面積と、周上を反対向きに動く2点がつくる三角形の面積の最大値。
3辺の長さがわかっている三角形 $ABC$ の3つの内角の $\sin$ と面積を求める問題。
$a=BC=8$、$b=CA=6$、$c=AB=4$ とおく。$\triangle ABC$ に余弦定理を用いると
$0^\circ\lt A\lt 180^\circ$ より $\sin A\gt 0$ だから
正弦定理より $\sin A:\sin B:\sin C=a:b:c=8:6:4$ が成り立つ。したがって
2辺 $b=6,\ c=4$ とその間の角の正弦 $\sin A=\dfrac{\sqrt{15}}{4}$ より
三角形 $ABC$ の周上を反対向きに動く2点 $P, Q$ がつくる $\triangle APQ$ の面積を $t$ の2次関数で表し、最大値を求める問題。
$\triangle ABC$ の周の長さは $AB+BC+CA=4+8+6=18\text{ cm}$。点 $P$(毎秒 $2\text{ cm}$)と点 $Q$(毎秒 $1\text{ cm}$)は反対向きに進むため、2点の進んだ距離の和が周の長さ $18\text{ cm}$ になった瞬間に初めて一致する。
ここで、$0\lt t\lt 6$ において点 $Q$ が進んだ距離は $1\cdot t=t\text{ cm}$ であり、辺 $AC$ の長さは $6\text{ cm}$ だから、$0\lt t\lt 6$ の全区間で点 $Q$ は常に辺 $AC$ 上にあり、$AQ=t$ である。
STEP 2 $0\lt t\leqq 2$ のときの面積 $S$【カ】辺 $AB$ の長さは $4\text{ cm}$ なので、毎秒 $2\text{ cm}$ で進む点 $P$ は $0\lt t\leqq 2$ のとき辺 $AB$ 上にあり、$AP=2t$。したがって $\angle PAQ=\angle A$ より
$t=2$ で頂点 $B$ を通過した点 $P$ は、$2\lt t\lt 6$ のとき辺 $BC$(長さ $8\text{ cm}$)上にある。$A\to B\to P$ と進んだ距離が $2t\text{ cm}$ だから、頂点 $C$ までの残り距離 $CP$ は
三角形の面積比を用いると、$\triangle APC$ は $\triangle ABC$ と高さを共有し底辺比が $\dfrac{CP}{BC}$、さらに $\triangle APQ$ は $\triangle APC$ と高さを共有し底辺比が $\dfrac{AQ}{AC}$ だから
検算(接続チェック):【カ】の式に $t=2$ を代入すると $\dfrac{\sqrt{15}}{4}\cdot 4=\sqrt{15}$。【キ】の式に $t=2$ を代入しても $-\dfrac{\sqrt{15}}{8}(4-12)=\sqrt{15}$ となりピタリと一致!さらに $t=6$ で $S=0$ になることも確認できる。
STEP 4 $0\lt t\lt 6$ における最大値【ク】【ケ】2つの区間でそれぞれ最大値を調べて比較する。
・$0\lt t\leqq 2$ のとき:$S=\dfrac{\sqrt{15}}{4}t^2$ は単調増加なので、$t=2$ で最大値 $\sqrt{15}=\dfrac{8\sqrt{15}}{8}$ をとる。
・$2\lt t\lt 6$ のとき:平方完成すると
軸 $t=3$ は定義域 $2\lt t\lt 6$ の内部に入っており、$t=3$ のとき値 $\dfrac{9\sqrt{15}}{8}$ をとる。
2区間の最大候補を比較すると $\dfrac{9\sqrt{15}}{8}\gt\dfrac{8\sqrt{15}}{8}=\sqrt{15}$ だから、$0\lt t\lt 6$ 全体で $S$ は $t=3$(【ク】)のとき最大値 $\dfrac{9\sqrt{15}}{8}$(【ケ】) をとる。
2個のさいころ $A, B$ と2枚の硬貨を同時に1回投げるとき、出る目 $a, b$ と表の枚数 $c$ が等式・不等式を満たす確率を6問求める問題。
さいころ $A, B$ の目の出方は $6\times 6=36$ 通り、2枚の硬貨の裏表の出方は $2\times 2=4$ 通りで、全事象は同様に確からしい $36\times 4=144$ 通りである。
硬貨の表の枚数 $c$ が $c=0,1,2$ となる出方はそれぞれ $1$ 通り・$2$ 通り・$1$ 通り なので、各 $c$ に対して条件を満たすさいころの目の組 $(a,b)$ の個数を $N_0,\ N_1,\ N_2$ とすると、求める確率はすべて次の1本の式で計算できる。
(1) $a=b=c=1$ になる確率【コ】:
$c=1$(2通り)のとき、$(a,b)=(1,1)$ の $N_1=1$ 組のみ($N_0=N_2=0$)。よって
(2) $ab=c$ になる確率【サ】:
$a\geqq 1,\ b\geqq 1$ より $ab\geqq 1$ だから、$c=0$ のとき $ab=0$ を満たす組は $N_0=0$ 組。
・$c=1$ のとき:$ab=1\iff (a,b)=(1,1)$ の $N_1=1$ 組。
・$c=2$ のとき:$ab=2\iff (a,b)=(1,2),(2,1)$ の $N_2=2$ 組。
(3) $a=b=c$ になる確率【シ】:
$a,b\in\{1,2,3,4,5,6\}$ より $c=0$ では不成立($N_0=0$)。
・$c=1$ のとき:$(a,b)=(1,1)$ の $N_1=1$ 組。
・$c=2$ のとき:$(a,b)=(2,2)$ の $N_2=1$ 組。
(4) $a=b^{c+1}$ になる確率【ス】:
・$c=0$ のとき:$a=b^1=b$ より、$(a,b)=(1,1),(2,2),(3,3),(4,4),(5,5),(6,6)$ の $N_0=6$ 組。
・$c=1$ のとき:$a=b^2$ より、$1\leqq a\leqq 6$ を満たすのは $(a,b)=(1,1),(4,2)$ の $N_1=2$ 組。
・$c=2$ のとき:$a=b^3$ より、$1\leqq a\leqq 6$ を満たすのは $(a,b)=(1,1)$($2^3=8\gt 6$ は範囲外)の $N_2=1$ 組。
(5) $a-b=c$ になる確率【セ】:
$a=b+c$ と書き換えると、$b$ を決めるごとに $a$ が1つ決まる。
・$c=0$ のとき:$a=b$ より $b=1,\dots,6$ の $N_0=6$ 組。
・$c=1$ のとき:$a=b+1$ より $(a,b)=(2,1),(3,2),(4,3),(5,4),(6,5)$ の $N_1=5$ 組。
・$c=2$ のとき:$a=b+2$ より $(a,b)=(3,1),(4,2),(5,3),(6,4)$ の $N_2=4$ 組。
(6) $a\gt b\gt c$ になる確率【ソ】:
組合せ ${}_n\mathrm{C}_2$ を使うと書き出しゼロで一瞬!
$a\gt b\gt c$ とは、「$c+1$ 以上 $6$ 以下の $(6-c)$ 個の整数の中から、異なる2個を選ぶ(大きい方を自動的に $a$、小さい方を $b$ とする)」ことと同じである。
・$c=0$ のとき:$\{1,2,3,4,5,6\}$ の6個から2個選ぶので $N_0={}_6\mathrm{C}_2=15$ 組。
・$c=1$ のとき:$\{2,3,4,5,6\}$ の5個から2個選ぶので $N_1={}_5\mathrm{C}_2=10$ 組。
・$c=2$ のとき:$\{3,4,5,6\}$ の4個から2個選ぶので $N_2={}_4\mathrm{C}_2=6$ 組。
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分かります。著作権に配慮して問題本文・元の図は掲載していませんが、各設問の最初に「どういう問題か」として、設定・条件・何を求めるか・解答欄の記号(【ア】〜【ソ】)との対応をTMPSの言葉と自作図解で説明しています。
点Pが辺AB上にある時間帯($0\lt t\leqq 2$)と辺BC上に移る時間帯($2\lt t\lt 6$)で面積の式が切り替わる点です。特に $2\lt t\lt 6$ では、三角形ABC全体の面積に対する底辺比(面積比)を使うと一瞬で立式できます。
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